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ラパ・ヌイ(イースター島)の巨大石像モアイがどのように運ばれたのか――長年の謎に対し、ビンガムトン大学などの研究チームが「直立させたまま“歩かせた”」という仮説を3Dモデリングと野外実験で裏づけた。モアイには前傾姿勢やD字型の広い底面といった“歩行”に適した形状があり、両脇と後方に張ったロープ...

ハンガリーのエトヴェシュ・ロラーンド大学(ELTE)による総説が、「犬は人間のように話せるのか」を最新知見で検証した。結論は慎重で、犬は人間指向の社会性やコミュニケーション能力を獲得しているが、解剖学(発声器官・声道制御)と認知(音声模倣・語の構成)に根本的な壁があり、人間と同等の音声言語は現...

2025年10月8日(日本時間)、ノーベル化学賞が京都大学の北川進、メルボルン大学のリチャード・ロブソン、UCバークレーのオマー・ヤギーに授与された。受賞理由は、金属イオンと有機分子を“骨組み”のように組み上げ、内部に広大な空間(空洞)を持つ結晶「メタル有機構造体(MOF)」の創出と発展。これ...

子どものかんしゃくは未熟な自己調整の現れで、理屈は届きにくい。HELLO!記事の要点は、年齢に応じて「安全・平静・受容」を軸に、落ち着いた後にスキルを教えること、罰は推奨されないという姿勢だ。NHSやAAPも、短い言葉で安全を確保し、選択肢や深呼吸などのコーピングを支援、要求への安易な譲歩やス...

ニューヨーク市は2025年10月8日、メタ、アルファベット、スナップ、ByteDanceを相手取り、ソーシャルメディアが子どもを「中毒化」し若年層のメンタルヘルス危機を悪化させたとして、連邦地裁に327ページの訴状を提出した。訴因は重大な過失と公共妨害で、市の教育・医療に生じた費用の賠償を求め...

フランスの健康メディアPasseportSantéが紹介した記事は、脳内のアミロイド斑を“消し”、マウスの記憶を回復させたという新しいナノ治療の成果を報じたものだ。ただし対象は動物実験で、人への有効性は未確立である。一方ヒトでは、アミロイド標的の抗体薬が欧米や日本などで承認・導入が進み、Leq...

竹を原料とした新しいバイオプラスチックが、持続可能な素材として注目を集めています。『Nature...

MetaはFacebookの動画体験を再定義し、TikTok型の発見性をさらに強化した。推奨エンジンを刷新し、当日公開のリール露出を50%増やすほか、リール左下に友人が「いいね」したことを示す“Friend...

米インディペンデント紙は、米国の小学生が推奨睡眠時間を満たしていない実態を報じた。ブラウン大学の新研究(Frontiers in Pediatrics,...

アルゼンチン政府はペソ防衛のため連日のドル売りを実施し、財務省の即応外貨は約7億ドルとトレーダーが推計。中央銀行にも外貨はあるがIMFの為替バンド縛りで使いにくく、並行レートは1ドル=1500ペソ超、先物は12カ月で最大60%の減価を示唆する。10月26日の中間選挙と11月の5億ドル償還を前に...

SNSでは、被害当事者の怒りや悲しみが、他者の投稿にトレースされて“自分ごと”として拡散される。これは、①デジタル空間が怒り表明のコストと報酬構造を変えたこと(Crockett)、②道徳‐感情語が拡散を加速する道徳的感染(Bradyら)、③似た者同士の集合が過激化するグループ極性化(Sunst...

マイクロソフトは自然電力と、国内4つの太陽光発電所から合計100MWを20年間調達するPPAを締結。うち1カ所は稼働中、3カ所は建設中で、立地は九州・中国地方。同社のAI・クラウド需要増に対応する電源確保の一環で、2025年100%再エネ、2030年カーボンネガティブ/24/7CFEの目標に合...

総務省の家計調査(2人以上世帯、実質)によると、2025年8月の消費支出は前年同月比+2.3%と4カ月連続の増加。市場予想(+1.2%)を上回り、季節調整済み前月比でも+0.6%と持ち直しが続く。旅行・交通関連の伸びが目立ち、昨年同月からの反動需要も一因とされる。消費の底堅さは日銀の追加利上げ...

2025年のノーベル生理学・医学賞は、米国のメアリー・E・ブランコウ、フレッド・ラムズデル、日本の坂口志文の3氏に授与された。授賞理由は、免疫が自分自身を誤って攻撃しないように働く「周辺免疫寛容」の仕組みを解明し、その中核となる“制御性T細胞(Treg)”を同定・理解したこと。ブランコウとラム...

カップルが最も争うのは意外にも“内容”ではなく“トーン(言い方)”だ、という視点が注目されている。心理学者マーク・トラヴァースは、議題そのもの(お金・家事・将来)以上に、声の強さや皮肉、ため息といった準言語シグナルが相手の安全感を壊し、対立を長引かせると指摘。研究領域では、攻撃的に始まる“ハー...

AIブームの資金流入は、半導体・データセンター・電力まで巻き込む産業級の大投資へ発展した。シティは2029年までの2.8兆ドル投資を見込む一方、電力・部材の供給制約と収益化の遅れがバブル懸念を強める。DeepSeek騒動時の急落は相場の脆さを示し、低コスト競合や規制、借入依存の増加も不安材料だ...

ブラジル・サンパウロ州は、2025年10月6日(月)に州ほぼ全域で火災危険度が最上位の「緊急(紫)」に達した。乾燥と猛暑が重なり、相対湿度は30%未満の見込み。州防災当局は7日(火)以降は北部を中心に緊急が続き、週末まで高リスクが継続するとみる。注意すべきは、今年の累計火点は前年同期比で約75...

中国がゲルマニウム(Ge)輸出を許可制・禁輸で厳格化し、迂回取り締まりも強めた結果、世界供給が急速にタイト化。2025年7月時点で中国のGe輸出は年初比95%減との報道、価格は2025年9月に1kg=約5,000ドルへ高騰した。ドイツは光学・防衛・光通信の集積地で、Geと前駆体GeCl₄の確保...

女性のソロ旅行が勢いを増している。英旅行会社ジュールズ・ヴェルヌでは来年出発の予約のうち46%がソロ参加で、その69%が女性。エクスプロア・ワールドワイドでも今年出発分のソロ予約が前年比22%増と伸長し、出発は料金が落ち着く9〜10月が人気という。バーへッド・トラベルはリバークルーズと周遊・ア...