メインコンテンツにスキップ
ukiyo journal - 日本と世界をつなぐ新しいニュースメディア ロゴ
  • 記事一覧
  • 🗒️ 新規登録
  • 🔑 ログイン
    • English
    • 中文
    • Español
    • Français
    • 한국어
    • Deutsch
    • ภาษาไทย
    • हिंदी
クッキーの使用について

当サイトでは、サービスの向上とユーザー体験の最適化のためにクッキーを使用しています。 プライバシーポリシー および クッキーポリシー をご確認ください。

クッキー設定

クッキーの使用について詳細な設定を行うことができます。

必須クッキー

サイトの基本機能に必要なクッキーです。これらは無効にできません。

分析クッキー

サイトの使用状況を分析し、サービス向上に役立てるためのクッキーです。

マーケティングクッキー

パーソナライズされた広告を表示するためのクッキーです。

機能クッキー

ユーザー設定や言語選択などの機能を提供するクッキーです。

大人になるほど時間が加速する? 子どもの1年が長いワケ、社会人の1週間が消えるワケ

大人になるほど時間が加速する? 子どもの1年が長いワケ、社会人の1週間が消えるワケ

2026年01月10日 00:07

「もう正月?」と感じたあなたへ——時間が早いのは“気のせい”ではない

カレンダーをめくる手が追いつかない。年末年始、そんな感覚に襲われた人は多いはずだ。


Phys.orgが2026年1月に掲載したQ&A記事は、この「時間が年々早くなる問題」を、忙しさや根性論ではなく**“脳の働き”**として説明する。結論から言えば、時間の体感は時計のように一定ではない。私たちが「速い」と感じるとき、脳の中では“ある変化”が起きている。



子どもの一年が長い理由:世界が毎日アップデートされていた

記事で紹介されるUniversity of Virginia(UVA)の研究者ジェイミー・ジルート(Jamie Jirout)氏は、子ども時代の一年が長く感じる背景として、**「新しい出来事が多く、処理に頭を使う」**点を挙げる。


幼いころは世界のルールが未整備で、何もかもが初見だ。次に何が起こるか予測できないから、脳は必死に周囲の情報を拾う。さらに子どもは注意のコントロールが未成熟で、良くも悪くも“全部に気づいてしまう”。この結果、経験の細部がより多く記憶に刻まれ、あとから振り返ったとき「すごく色々あった=長かった」と感じやすい。



大人の時間が加速する理由:生活が“オートパイロット化”する

一方で大人になると、世界はだいぶ予測可能になる。通勤、仕事、家事、連絡、睡眠……。手順は最適化され、ミスも減る。
しかし、この**効率化こそが“時間の加速装置”**になる、と記事は言う。ルーティンは脳の処理コストを下げる代わりに、出来事を“記憶に残りにくい形”にしてしまう。結果、あとで一年を振り返ったときの「思い出の目印」が少なくなり、「あれ、今年なにしてたっけ?」→「だから短い」となる。


ここで大事なのは、体感時間には2種類あるという視点だ。


別のPhys.org記事(The Conversation由来)では、いま感じている時間(プロスペクティブ)と、あとで振り返る時間(レトロスペクティブ)を分けて説明している。退屈で時計ばかり気にすると“いま”は遅く感じるのに、単調な一年は“あとで”短く感じる——このねじれが「日々は長いのに、年は短い」を生む。



じゃあ、どうすれば“時間を遅く”できるのか

ジルート氏の提案は、意外とシンプルだ。ポイントは2つ。


1)注意を戻す:マインドフルネスは「瞑想」だけじゃない

記事が勧めるのは、いわゆる修行っぽい瞑想よりも、もっと小さな「気づき」だ。
たとえば、歩きながら木の上や空を見上げる。いつもなら目的地へ最短で向かうだけの道で、周囲のディテールにわざと気づく。そうするとオートパイロットが切れ、経験の情報量が増える。脳に残る“記憶の粒”が増えれば、時間は相対的にゆっくり感じられる。


2)新規性を混ぜる:大イベントより“可変性”が効く

「新しいことをしよう」というと、海外旅行や転職のような大イベントを想像しがちだが、ジルート氏はもっと現実的だ。
ボードゲームのように、毎回状況が変わり頭を使う活動は、経験を“区別できる記憶”として残しやすい。さらに忙しい人向けには、新しいレシピ/通勤ルートを変える/新しいスポーツやゲームなどの“小さな新規性”でも十分だとする。要は「日々をコピペしない」こと。



“時間を遅くする”は副作用つき:学びと脳の健康にも効く

新しい活動のメリットは、時間感覚だけにとどまらない。記事では、新規性が学習・動機づけ・認知的な健康にも関わる可能性に触れている。慣れないことをすると注意や記憶のシステムを使うため、結果的に脳の柔軟性を保ちやすい。加齢にともなう認知機能の健康を支える「認知的予備力(cognitive reserve)」という考え方ともつながる、という。



SNSではどう受け止められた?(“この記事のテーマ”に対する反応の型)

※ここでいう「SNSの反応」は、同テーマ(時間が速い/遅くする方法)についてSNS上で繰り返し見られる代表的な反応パターンを整理したもの。近い内容の投稿例として、Facebook上の共有投稿やRedditの議論が参考になる。


反応①「わかる…効率化すると一日が消える」

  • 「タスクをこなしてるだけで月が終わる」

  • 「ルーティン化=人生の早送り」
    記事の“効率化ほど記憶が薄くなる”という話に、仕事・家事勢が強く共感しがちだ。


反応②「子育てしてると本当に早い(でも出来事は濃い)」

  • 「子どもの成長で季節が飛ぶ」

  • 「写真見返すと濃いのに、体感は瞬間」
    “いま”は忙しくて早いが、“あとで”は記憶が多くて長く感じる、という二重構造が話題になりやすい。


反応③「結局、スマホのせいでは?」論争

  • 「刺激が多いのに記憶が残らない」

  • 「スクロールは同じ景色の繰り返し」
    この記事自体はスマホ断罪ではないが、「新規性」より「注意の向け方」が重要だと読む人は多い。


反応④「“新しいこと”って、そんな余裕ない」

  • 「新規性を入れろと言われても疲れてる」
    ここに対して記事が現実的なのは、「大きく変えなくていい。小さな変化でいい」と明言している点だ。ルートを変える、レシピを変える——これならコストが低い。


反応⑤「ジャネーの法則っぽいね」への補足

日本語圏では「年を取ると時間が速い」を“ジャネーの法則”として語ることが多い。ただ、今回の記事の軸は比率の計算式というより、注意・新規性・記憶の濃度で説明するタイプだと整理すると誤解が減る。



今日から試せる「体感時間を伸ばす」7つの小ワザ

記事内容を、実行しやすい形に落とすとこうなる。

  1. 通勤・散歩で“上を見る”(空、木、建物の細部)

  2. いつもの道を1本だけ変える(帰りだけでもOK)

  3. 週1で“初めての味”を入れる(新レシピ/未開拓の店)

  4. 可変性のある遊びをする(ボードゲーム、パズル、対戦系)

  5. 5分だけ“いまの感覚”に戻る(音、匂い、触感に注意)

  6. 月末に3行で振り返る(思い出の“目印”を残す)※近い考え方として「記憶を反芻する」提案がある

  7. 人に会う/新しい人間関係に触れる(刺激+意味づけで記憶が濃くなる)



まとめ:時間を増やすのは「予定」ではなく「記憶の解像度」

時間が早いのは、あなたの感覚が壊れたからでも、努力が足りないからでもない。脳が効率化し、注意を絞り、出来事を“まとめて処理”するようになった結果だ。


ならば対策も脳に合わせればいい。オートパイロットを切り、注意を戻し、日々に小さな新規性を入れる。すると一年は、同じ365日でも“長く、濃く”感じられるようになる。 



参考記事

Q&A: なぜ時間はこんなに早く過ぎるのか、そしてどうすればそれを遅くできるのか?
出典: https://phys.org/news/2026-01-qa-fast.html

← 記事一覧に戻る

お問い合わせ |  利用規約 |  プライバシーポリシー |  クッキーポリシー |  クッキー設定

© Copyright ukiyo journal - 日本と世界をつなぐ新しいニュースメディア All rights reserved.