メインコンテンツにスキップ
ukiyo journal - 日本と世界をつなぐ新しいニュースメディア ロゴ
  • 記事一覧
  • 🗒️ 新規登録
  • 🔑 ログイン
    • English
    • 中文
    • Español
    • Français
    • 한국어
    • Deutsch
    • ภาษาไทย
    • हिंदी
クッキーの使用について

当サイトでは、サービスの向上とユーザー体験の最適化のためにクッキーを使用しています。 プライバシーポリシー および クッキーポリシー をご確認ください。

クッキー設定

クッキーの使用について詳細な設定を行うことができます。

必須クッキー

サイトの基本機能に必要なクッキーです。これらは無効にできません。

分析クッキー

サイトの使用状況を分析し、サービス向上に役立てるためのクッキーです。

マーケティングクッキー

パーソナライズされた広告を表示するためのクッキーです。

機能クッキー

ユーザー設定や言語選択などの機能を提供するクッキーです。

2025年の急落後、OPEC+が選んだのは安定:ベネズエラ情勢が火種に

2025年の急落後、OPEC+が選んだのは安定:ベネズエラ情勢が火種に

2026年01月06日 00:13

1) 何が起きた?—「Q1は増やさない」を再確認

OPEC+は1月4日、主要8カ国(サウジアラビア、ロシア、UAE、イラク、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーン)による協議で、2026年1〜3月の増産を見送り、現行方針を維持することを確認した。政治面では加盟国をめぐる不安材料が噴き出していたが、会合は短時間で終わり、まずは“市場の安定”を優先する姿勢が鮮明になった。 Reuters


この判断は、派手さはない。だが、いまの原油市場では“派手さがないこと”自体が強いメッセージになる。理由は単純で、**相場が求めているのは「追加の供給」ではなく「不確実性の上積みを止めること」**だからだ。


2) 背景は「2025年の急落」と「2026年の余りそう感」

2025年の原油は大きく値を崩し、年間下落率は2020年以来の大きさになったと報じられている。需給面では、OPEC+の増産や非OPECの供給、そして需要の伸び悩みが重なり、「在庫が積み上がりやすい」空気が強まった。 Reuters


この局面で増産を再開すると、心理的には「やっぱり余る」という連想が先に立つ。すると先物は売られやすくなり、実需より先に“期待”が相場を押し下げる。OPEC+がQ1を据え置いたのは、余剰懸念が支配する市場で、わざわざ弱気材料を足さないという判断とも言える。


3) それでも「世界的摩擦」が焦点になるワケ—ベネズエラと中東

今回のニュースがややこしいのは、需給だけで説明し切れない「政治の変数」が同時に増えている点だ。


ベネズエラ:短期は“止まる”リスク、長期は“増える”リスク

米国によるベネズエラの政変をめぐる報道を受け、ベネズエラ産原油のフロー(輸出)が不安定になる可能性が意識された。実際、輸出が止まり、生産を落とさざるを得ない動きが報じられている。 Reuters


一方で、仮に政治移行と投資環境の改善が進めば、数年スパンでは生産回復が「世界の供給増」に繋がり、価格の上値を抑える要因にもなり得る—という見立ても出ている。 Reuters


つまりベネズエラは、短期は上方向のスパイク要因(供給途絶)、長期は**下方向の重し(供給回復)**という、真逆の力を同時に持つ。


中東:対立があっても“石油政策は別腹”が通るか

もう一つが中東の政治的緊張だ。サウジとUAEの間の軋轢が取り沙汰される中でも、OPEC+内部では「政治問題を会合に持ち込まず、原油政策は切り分ける」伝統的な運用が働いたとされる。 Reuters


ただし切り分けが続く保証はない。対立が深まれば、次の増産・減産局面で合意形成が難しくなるリスクは残る。


4) 市場の見方:短期は“材料過多”、中期は“在庫と需要”

報道では、2026年の初値近辺でブレントやWTIが小幅な値動きにとどまったことも伝えられた。 ザ・ナショナルニュース
ここに象徴されるのは、「据え置き=買い」だけで単純に動かない今の市場心理だ。

  • 短期:ベネズエラ、ロシア制裁、地域紛争など“供給途絶シナリオ”で急騰しやすい

  • 中期:需要が鈍ければ在庫が積み上がり、戻り売りになりやすい(供給余剰の物語が勝つ) Reuters


相場は、上にも下にも走れる材料を抱えている。だからこそ、OPEC+の“据え置き”は方向性というより、振れ幅(ボラティリティ)を抑えたい意思表示として効いてくる。


5) SNSの反応:ざっくり3派に割れた

SNS(特にX)では、反応は大きく次の3タイプに分かれた。


A)「底は守れる?」—据え置きを“下支え”と見る派

「Q1は凍結(freeze)」という言葉で据え置きを捉え、**“原油のフロア(底値)は保てるのか”**に関心が集まった。たとえば、OPEC+がQ1の据え置きを維持する見通しに触れつつ「需要が落ちたら床は割れる?」と投げかける投稿が見られる。 X (formerly Twitter)

 



B)「地政学は一時、結局は余剰」—需給を最重視する派

一方で、「政治は荒れても、結局は供給余剰の方が効く」という冷静な見方も多い。これはReutersが示す「政治が相場に影響し得るが、余剰懸念も強い」という構図とも重なる。 Reuters


C)「OPEC+の内部事情が一番怖い」—合意の持続性を疑う派

サウジとUAEの緊張などを背景に、「今回は据え置けても、次は割れるのでは?」と見る声もある。会合が短時間で終わったこと自体を「問題を先送りしただけ」と読む向きもあった。 Reuters


※SNS反応は、上記のような投稿・論調の“傾向”として整理しています(個別投稿の拡散数や代表性は時点で変動します)。


6) 次の焦点:2月1日、そして「ベネズエラの実務」

今後のチェックポイントは2つに絞られる。

  1. 次回会合(2月1日)で、Q2以降の方向感が出るか Reuters

  2. ベネズエラの輸出・生産が“現場レベル”でどう詰まるか/戻るか(制裁、保険、決済、希釈剤、タンカー手配など) Reuters


結局、2026年の原油相場は「余剰が天井を押さえる力」と「地政学が短期スパイクを生む力」の同時進行になりやすい。OPEC+の据え置きは、その綱引きを“いったん静かにする”効果はあるが、勝敗を決めるカードではない。相場の次の一手を決めるのは、会合の声明以上に、在庫とタンカーの動きかもしれない。



参考記事

OPEC+、世界的な摩擦の中で原油生産を安定的に維持する計画を継続
出典: https://seekingalpha.com/news/4536486-opec-maintains-plan-for-steady-crude-output-amid-global-friction?utm_source=feed_news_all&utm_medium=referral&feed_item_type=news

← 記事一覧に戻る

お問い合わせ |  利用規約 |  プライバシーポリシー |  クッキーポリシー |  クッキー設定

© Copyright ukiyo journal - 日本と世界をつなぐ新しいニュースメディア All rights reserved.