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“汗无法蒸发的炎热”——湿球温度所揭示的极限

“汗无法蒸发的炎热”——湿球温度所揭示的极限

2026年01月10日 00:36

「今年も暑いね」で会話が終わってしまう夏が続く。でも体が本当に悲鳴を上げるのは、“気温そのもの”というより湿度とセットになった暑さ——いわゆる「蒸し暑さ」だ。汗が蒸発しにくくなると、体は熱を逃がせない。エアコンが効いた室内に逃げ込める人もいれば、屋外労働や移動、停電などで逃げ場を失う人もいる。つまり蒸し暑さは、健康だけでなく経済・インフラ・格差まで巻き込むリスクになっている。


この「蒸し暑さ」を科学的に扱う代表的な指標が**湿球温度(Wet-bulb temperature)**だ。乾いた温度計(乾球)と違い、湿球温度は空気の温度と水蒸気量の両方を反映する。人間の生理学の文脈では、湿球温度が高いほど汗の蒸発冷却が効きにくい。古典的な議論として、**湿球温度35℃が人間の上限(理想条件ですら長時間耐えられない目安)**だとされ、近年の研究は極端現象の増加や、再解析データが局所的な極端を過小評価し得る点も指摘してきた。



「湿度の記録」は、どこで、どれくらい起きているのか

ところがここで一つ問題がある。気温の極端現象(熱波)は世界中で研究が進んでいる一方、“記録破りの湿った暑さ”が地球規模でどれほど起きているのかは、意外なほど網羅的に整理されてこなかったという。


このギャップを埋めようとしたのが、Colin Raymondらによる研究だ。彼らは再解析データ(特にERA5)などを“観測に近いカタログ”として使い、さらに複数の気候モデル大規模アンサンブル(同じ外部条件でも初期値を変えて多数回シミュレーションする手法)を組み合わせて、**世界216地域の「記録級の湿球温度」**を評価した。


記事(Eos掲載内容をPhys.orgが再掲)によれば、地域の気候平均との差で見たとき、湿った暑さの極端は中東・北アフリカで特に大きく、熱帯がそれに続く。これらの地域では、湿球温度が「その地域の暖候期平均」から4〜5標準偏差も上振れすることがあるという。


さらに中東・北アフリカは、極端な湿った暑さが20日以上続くような“長丁場”にもなり得るとされる。


ここで重要なのは、「暑い地域=危険」だけでは終わらない点だ。論文の要旨では、米国東部は“現在の記録が控えめ”なのに、モデル上はそれを大きく超える日が出やすく、記録更新に脆弱だと示唆される。またオーストラリアや中国東部も、アンサンブルの4割超がERA5ベースの上限を超える事例を出すなど、地域ごとの“意外な弱点”が浮かび上がる。



たった1日の“外れ値”で、未来予測が5分の1にもなる

蒸し暑さの研究で厄介なのは、極端現象が少数の“異常日”に支配されることだ。再掲記事は「多くの場所で、単一の外れ値(極端に暑く湿った日)を除くと、統計モデルが将来の“暑く湿った日”を5分の1に見積もるケースがある」と述べている。


つまり、記録的な数日をどう観測し、どう統計に入れるかで、リスク評価が劇的に変わる。


論文側も同趣旨で、記録日が再現期間(どれくらい稀かの推定)を2.5倍以上動かす地域が半数に上る、と強調している。
この話が示すのは、「モデルが当たる/外れる」という単純な勝負ではない。むしろ**“極端を取り逃がさない観測”と“極端も出せるモデル群”をセットで使う**ことが、現実的な危機管理に近い。



なぜ熱帯は「固まって」蒸し暑くなるのか:エルニーニョの影

もう一つ、蒸し暑さの厄介さは「連続性」だ。再掲記事では、熱帯では湿球温度が上位5%に入る日の4分の3が、解析期間の4分の1の年に集中していたと説明する。背景要因として、エルニーニョが大気の温度と水蒸気量を同時に押し上げ、記録級の日が“エルニーニョ年に固まる”可能性が示されている。


蒸し暑さは「たまに来る猛暑日」より、「逃げ場のない期間」が人を壊す。夜が涼しくならない、汗が乾かない、睡眠が崩れる——そうした“じわじわ削る日々”が続いた末に、救急搬送や過労、停電時の致命傷につながる。



2023年は「湿った暑さ」の当たり年だった

研究者たちは、2023年が湿った暑さの“バナーイヤー(特筆すべき年)”で、23の地域が記録更新したと述べる。そして「気候変動がなければ記録更新は起きなかったはずだ」という示唆まで踏み込んでいる。 


ここは誤解されやすいので言い換えると、「毎年どこかで記録が更新されるのは自然」と片付けがちな現象に対し、
“湿度込みの記録更新”は統計的に見て気候変動の影響が濃い
、という見立てだ。



SNSの反応:共有されるのは「温度」より「体感」と「怖さ」

このテーマはSNSでも、数字というより体験として語られやすい。


1) LinkedIn:インフラ・経済・健康へ直結する話として拡散

LinkedInでは、記事の冒頭要旨(高湿度が電力網・経済・健康を圧迫し得る一方で、記録的湿度イベントの全球的実態は十分研究されてこなかった)をそのまま引用して共有する投稿が見られる。

“気候の話”を“事業継続や労働安全の話”へ翻訳して流す動きで、企業・行政寄りのタイムラインでは刺さりやすい。


2) Reddit:まずは「湿度って何?」の素朴な疑問が伸びる

一方、掲示板型SNSでは「相対湿度と絶対湿度」の説明が定番ネタとして強い。たとえば「天気予報の湿度は相対湿度で、温度が下がると“空気が抱えられる上限”が減るので相対湿度が上がる」という解説は、まさに多くの人がつまずくポイントを突いている。

この記事が扱う湿球温度も、結局は「温度×水蒸気」の話なので、こうした基礎理解が広がるほど議論は深くなる。


3) Reddit:体感の言語化——「暑いときだけじゃない」

別スレッドでは「湿度は熱の移動や体感に影響する。暑いと汗が乾きにくいだけでなく、寒いときは湿り気が熱を奪ってより寒く感じることもある」といった説明も支持されている。

“湿度=夏だけの話”ではない、という感覚は、熱中症だけでなく住宅の断熱・換気、カビ、冬の低体温などにも連なる。



じゃあ私たちは何を見ればいい?「気温」から「湿球温度」へ

ここまでの話を、生活者の目線に落とすなら論点は3つ。

  1. “何度か”だけで判断しない
    同じ気温でも湿度で危険度は変わる。熱指数(Heat Index)やWBGT、そして研究文脈では湿球温度が、その差を数値化する。

  2. “何日続くか”を見る
    1日のピークより、睡眠や回復が阻害される連続性が効いてくる。中東・北アフリカで20日以上続く可能性が語られるのは、この観点で重い。

  3. 観測と予測の“弱点”を意識する
    たった1日の外れ値で将来推定が大きく変わるなら、観測網の穴や、都市・沿岸の局所性をどう扱うかが勝負になる。



おわりに:次の猛暑は「湿度の記録」と一緒に来る

気候変動の話は、ともすれば「平均気温が何度上がるか」の抽象論になりがちだ。でも現実に社会を揺らすのは、平均ではなく極端で、しかもそれが湿度と組んだときに被害が跳ね上がる。


2023年に23地域が“湿った暑さ”の記録を更新したという指摘は、次の問いを突きつける。
あなたの住む地域は、暑さの“経験値”だけで本当に耐えられるのか?


そして、たった数日の異常が未来予測を塗り替えるほど重要なら、その数日を取り逃がさない観測と備えこそが、これからの「暑さ対策」の核心になっていく。



参考記事

気温は上昇しているが、湿度はどうだろうか?
出典: https://eos.org/research-spotlights/temperatures-are-rising-but-what-about-humidity

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