メインコンテンツにスキップ
ukiyo journal - 日本と世界をつなぐ新しいニュースメディア ロゴ
  • 記事一覧
  • 🗒️ 新規登録
  • 🔑 ログイン
    • English
    • 中文
    • Español
    • Français
    • 한국어
    • Deutsch
    • ภาษาไทย
    • हिंदी
クッキーの使用について

当サイトでは、サービスの向上とユーザー体験の最適化のためにクッキーを使用しています。 プライバシーポリシー および クッキーポリシー をご確認ください。

クッキー設定

クッキーの使用について詳細な設定を行うことができます。

必須クッキー

サイトの基本機能に必要なクッキーです。これらは無効にできません。

分析クッキー

サイトの使用状況を分析し、サービス向上に役立てるためのクッキーです。

マーケティングクッキー

パーソナライズされた広告を表示するためのクッキーです。

機能クッキー

ユーザー設定や言語選択などの機能を提供するクッキーです。

Disney+が“縦スクロール”化へ──ショート動画導入でストリーミングはSNSの時間を奪えるか

Disney+が“縦スクロール”化へ──ショート動画導入でストリーミングはSNSの時間を奪えるか

2026年01月10日 00:03

Disney+が“ショート動画”を始める理由は、作品の強さではなく「習慣」の強さだった

2026年1月8日(米国時間)、DisneyはDisney+に短尺の縦型動画(いわゆる“縦スクロール”フィード)を導入すると発表した。舞台はCES 2026のTech + Data Showcase。狙いはシンプルで、**「毎日アプリを開く理由」**をDisney+に作ることだ。


近年、ユーザーの可処分時間の争奪戦は、映画やドラマの“視聴時間”だけでなく、TikTok/Reels/Shortsの“スキマ時間”にも広がった。Disney+はこれまで「見たい作品があるときに開く」典型的なSVOD(定額動画)だったが、今回の発表は、その性格を**“日課アプリ”**へと寄せる宣言でもある。Disney側も、体験はニュースやエンタメへ広がり、よりパーソナライズされた「毎日訪れる目的地」を目指すと明言している。



どんな短尺動画が来る?——「予告編」だけではない、混ざり合う“素材”

現時点でDisneyが示しているのは、縦型動画の中身が単一ではないという点だ。

  • オリジナルの短尺コンテンツ

  • SNS向けに作られたクリップの再活用

  • 映画・ドラマの一場面を“短尺向け”に再編集したもの

  • それらの組み合わせ


さらに、The Vergeが紹介したErin Teague氏の発言では、「短尺のDisneyコンテンツを一つのアプリにまとめる」だけでなく、スポーツ・ニュース・エンタメといったカテゴリを横断し、前回の利用状況に応じてリアルタイムに近い形で更新される“動くフィード”を目指すニュアンスが強い。


重要なのは、これが単なる「作品の宣伝導線」ではなく、短尺そのものを消費体験として成立させる方向に見えることだ。広告向けショーケースで語られた点も含め、縦型動画は“視聴時間の延長”以上に、滞在頻度・接触回数の最適化と相性がいい。



既に“予行演習”は終わっている:ESPNの「Verts」が示したもの

Disneyにとって縦型動画は初挑戦ではない。既にESPNアプリで「Verts」と呼ばれる縦型フィードを導入しており、今回のDisney+導入はその延長線上にある。


ESPN側では、縦型の短いスポーツ動画を“専用タブ”やホームのカルーセルで見せ、さらに個別最適化された「SC For You」なども用意している(AI音声などの要素はさておき)。つまりDisneyは、短尺=若年層向けのおまけではなく、モバイルでの回遊設計として既に学習済み、ということになる。



Netflixも同じ道を歩く:「ストリーミングのSNS化」はトレンドなのか

この流れはDisneyだけではない。Netflixも2025年に、モバイルで縦型クリップをスクロールするフィードをテストし、気に入れば作品をそのまま再生したり、保存・共有したりできる導線を用意した。


両社に共通するのは、短尺を“別アプリ”ではなく、本体のストリーミングアプリ内に入れ込む点だ。

  • 短尺で「発見」を作る(見たい作品に出会わせる)

  • そのまま長尺へ送客する(視聴開始の摩擦を減らす)

  • さらに広告・測定とつなげる(接触機会を増やす)

Disneyの発表が広告ショーケースの文脈で語られたのも、偶然ではない。



“便利”と“雑味”は紙一重:導入で起きそうな3つの変化

1)ホーム画面の主導権が変わる
短尺フィードがアプリのどこに置かれるかで、Disney+の体験は大きく変わる。専用タブで隔離されるのか、ホーム上で強く押し出されるのか。後者なら、映画やドラマを探す人が「まず短尺に吸い込まれる」設計になり得る。


2)“縦に切る”編集思想が、コンテンツの見え方を変える
短尺向けにシーンを切り抜くと、作品の魅力を凝縮できる一方、文脈を失う危険もある。特にファンが敏感なのは「世界観が広告・回遊設計に寄っていく」瞬間だ。


3)広告と測定が、短尺で加速する
Disneyはショーケースで広告測定やクリエイティブ生成なども同時に語っており、短尺フィードは“広告の置き場”としても極めて相性がいい。接触頻度が上がれば、測定も最適化も回しやすい。



SNSの反応(Reddit / LinkedIn中心:賛否が綺麗に割れる)

発表直後の反応は、「便利そう」よりも「勘弁してくれ」が目立つ一方、一定の合理性も認められている。


否定寄り:「Disney+までSNS化しないで」「作品が“雑に消費”される」

RedditのDisneyPlusコミュニティでは、

  • 「クラシックやMarvel/Star Warsを見たいだけなのに、余計なものを増やすな」

  • 「これで解約を考えるかも」
    といった、**“アプリの純度”**への不満が出ている。


また、縦動画に伴う編集・トリミングへの反発も強い。スポーツならまだしも、ドラマや映画で「画面の大部分が切られる」ことへの拒否感は根深い。


LinkedInでも、投稿へのコメントで「Boooo」「エンゲージメント稼ぎだ」といった“釘刺し”が見られ、広告・指標最適化への警戒感がにじむ。


肯定/条件付き肯定:「スポーツのハイライトは相性いい」「発見導線としてはアリ」

一方でRedditには、ESPNのVertsを例に「スポーツハイライトならうまく機能する」という声もある。
要するに、**“何を縦にするか”**で評価が変わる。ニュース・スポーツ・舞台裏の短尺は歓迎されやすいが、映画本編の切り抜きが前面に出ると反発が強まりそうだ。


メディア側のツッコミ:「“スナックable”という言葉がすべてを物語る」

A.V. Clubは、短尺を“日課”“スナック”として語るビジネス側の言葉遣い自体に皮肉を込めている。熱量のあるファンほど、この種の言語に敏感だ。



ここから先の注目点:成功するかどうかは「置き方」と「作り方」で決まる

Disney+の縦型短尺が“便利な追加機能”で終わるのか、“体験の主役”になるのかは、次の3点に集約される。

  1. 短尺タブの強さ(隔離か、ホーム支配か)

  2. 短尺コンテンツの供給モデル(オリジナル/切り抜き/SNS再利用の比率)

  3. 広告の出し方(短尺が広告最適化の装置に見えた瞬間、反発が加速する)


Disneyは「体験は進化する」と繰り返している。つまり最初の形がどうであれ、ユーザー行動と広告要請で“育てる”つもりだ。だからこそ、ローンチ直後に起きる賛否は一過性ではなく、Disney+のアプリ思想そのものへの評価として残り続ける。 


参考記事

Disney+は今年、短編動画を配信開始します。
出典: https://techcrunch.com/2026/01/08/disney-is-launching-short-form-videos-this-year/

← 記事一覧に戻る

お問い合わせ |  利用規約 |  プライバシーポリシー |  クッキーポリシー |  クッキー設定

© Copyright ukiyo journal - 日本と世界をつなぐ新しいニュースメディア All rights reserved.