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「あと1本だけ」が脳を壊す? ショート動画中毒が奪う集中力と眠り - “秒で快感”に慣れた脳の行き着く先

「あと1本だけ」が脳を壊す? ショート動画中毒が奪う集中力と眠り - “秒で快感”に慣れた脳の行き着く先

2025年11月26日 10:41

「気づいたら1時間、Reelsを見ていた」「布団に入ってからTikTokを開くと、いつも午前2時」──。
ショート動画プラットフォームが広がった今、世界中でそんな“あるある”が日常になりつつあります。


アルメニアのメディア専門家サムヴェル・マルティロシアン氏は、Facebookで「ショート動画の見過ぎは脳とメンタルに深刻なダメージを与える」と警鐘を鳴らしました。彼が紹介した国際的な研究によれば、Instagramのリール、TikTok、YouTubeショートなどの“短くて刺激の強い動画”にハマり続けると、私たちの注意力や感情のコントロールが大きく損なわれる可能性があるといいます。panarmenian.net


「最初の犠牲者」は“注意力”

研究が示したポイントの一つは、「最初に傷つくのは注意力」だということです。panarmenian.net


ショート動画は、数秒から数十秒の短い時間で、強い笑い・驚き・共感といった感情を連続的に刺激します。視線を止めた瞬間に次の動画が自動再生され、脳は「すぐに報酬が得られる状態」に慣れていきます。


その結果、

  • じっくり読まなければならない文章を前にすると、数行で飽きてしまう

  • 映画や長編ドラマを見ていても、途中でスマホをいじりたくなる

  • 勉強や仕事など、成果が出るまで時間のかかるタスクに集中しづらくなる

といった変化が起きやすくなると、マルティロシアン氏は指摘します。panarmenian.net


脳科学の観点で見ると、これは「即時報酬」に適応してしまった状態です。短時間で快感が得られる体験を繰り返すと、前頭葉が担う“我慢して長期的な目標に取り組む力”よりも、「今ここで気持ちよくなる選択」を優先しやすくなります。


ストレス・不安・孤独感の増大

ショート動画は一見、「現実逃避」「息抜き」に見えます。しかし研究が示すのは、ヘビーユーザーほどストレスや不安、孤独感が強い傾向があるという事実です。panarmenian.net


原因として考えられるのは、次のようなメカニズムです。

  • 他人の「キラキラした瞬間」だけを切り取った動画を見続けることで、
    「自分だけが退屈で冴えない生活をしている」という劣等感が強まる

  • 暴力的・刺激的なコンテンツに頻繁に触れることで、無意識の不安が蓄積する

  • 寝る直前までスマホを見ていることで、睡眠の質が低下し、翌日のメンタルが不安定になる


実際、マルティロシアン氏が紹介した調査でも、「短い動画を頻繁に視聴する人ほど睡眠の質が悪くなる」という結果が報告されています。panarmenian.net


依存の対象は「10代だけ」ではない

ショート動画=若者文化、というイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、研究では「依存傾向は若者だけでなく、上の世代にも見られる」と示されています。panarmenian.net


通勤電車で動画をスクロールし続けるビジネスパーソン、寝る前に“おすすめ動画”を追いかける主婦層──。
年代に関係なく、誰もがアルゴリズムに捕まる可能性があるのです。


「若い頃は本を読むのが好きだったのに、最近は3ページも読めない」「会議中もついSNSを開きたくなる」という声は、日本でも決して珍しくありません。年齢を重ねるほど生活は忙しくなり、「短時間で気分転換したい」というニーズはむしろ強くなります。そのニーズにぴったり合うのがショート動画である以上、中高年が依存予備軍になっても不思議ではありません。


問題は“時間”より“コントロール”

マルティロシアン氏が特に強調したのは、「問題なのは視聴時間そのものではなく、コントロールを失うことだ」という点です。panarmenian.net


たとえば1日に30分だけ、時間を決めてショート動画を楽しむのと、5分だけのつもりが気づけば1時間、2時間と流し見してしまうのとでは、脳への影響がまったく違います。


自分で「ここでやめる」と決めて実行できるうちは、まだ“ツールとして使っている側”。
しかし、やめたいのにやめられない状態が続くと、主導権はアプリ側に移り、「自分がスクロールしている」というより「指が勝手に動いている」感覚になっていきます。


マルティロシアン氏も最後に、「集中できなくなっていると感じたら、自分を立て直さなければならない」と呼びかけています。panarmenian.net



SNSにはどんな“反応”が生まれそうか(架空の投稿イメージ)

※ここからは、実際の投稿を引用したものではなく、この記事のテーマから想定される“典型的なSNSの声”を再構成したものです。


共感・危機感タイプの声

  • 「ショート動画にドハマりしてから、本当に本が読めなくなった。この記事、めちゃ刺さる」

  • 「子どもより先に親の自分がTikTok中毒かもしれない。スマホ置く練習しないと」

  • 「集中力が落ちてるのを“年のせい”にしてたけど、原因はショート動画かも…」

自分の生活に心当たりがある人ほど、「図星すぎて耳が痛い」といった反応をしそうです。


擁護・現実派の声

一方で、ショート動画を前向きにとらえる人たちは、こんなふうに反論するかもしれません。

  • 「悪いのはコンテンツじゃなくて、使い方。学び系ショート動画も山ほどある」

  • 「テレビをダラダラ見るより、短時間で情報取れるからむしろ効率的」

  • 「注意力が下がるって言うけど、長い動画の作りが退屈なだけでは?」

プラットフォームそのものを悪者にする議論への違和感も、確実に存在します。


自虐ネタ・ミーム化

そしてネットならではの“ネタ化”も起こりがちです。

  • 「論文1ページ読むのに30分、TikTok30本見るのに5分」

  • 「集中力:0 スクロール力:999」

  • 「“あと1本だけ”っていうセリフ、もはやホラー映画の導入」

深刻な問題であっても、ユーザーはジョークで共有し、ミーム化していく。
そのプロセス自体が、ショート動画文化の特徴とも言えます。



私たちはどう距離を取るべきか

ショート動画は、完全に「悪」だと言い切れる存在ではありません。
クリエイターの創造性を引き出し、教育コンテンツや社会問題の啓発に使われている面も多くあります。


重要なのは、以下のような“使い方のルール”を自分なりに設計することです。

  1. 時間ではなく「場面」で線を引く

    • 「ベッドに入ったらショート動画アプリは開かない」

    • 「仕事・勉強の合間の5分だけに限定する」

  2. 通知を切る・ホーム画面から遠ざける
    アプリを開くまでにワンクッション置くだけで、「なんとなく開く」回数はかなり減ります。

  3. ロングフォームのコンテンツを“筋トレ”感覚で取り入れる
    本や長編記事、ドキュメンタリーなどを、あえて意識的に楽しむ習慣をつくることで、失われつつある集中力を取り戻すことができます。

  4. 家族や友人と“依存度チェック”をし合う
    「今週は何時間くらいショート動画見た?」など、ゆるい会話を通じて自分の状態を可視化するのも有効です。



終わりに──「スクロールしているのは誰か?」

ショート動画は、私たちの生活を彩る新しい表現手段であると同時に、注意力やメンタルヘルスを静かに蝕む“甘い罠”でもあります。panarmenian.net


本来、スクロールしているのは私たち自身のはずです。しかし気づけば、アルゴリズムに指先も時間も思考も預けてしまってはいないでしょうか。


ふとした瞬間に、「自分でやめ時を決められているか?」と問い直すこと。
それが、ショート動画時代をしなやかに生き抜くための、最初の一歩になりそうです。



参考記事

短い動画への依存が注意力を損なうと研究で判明
出典: http://www.panarmenian.net/eng/news/328396/

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