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給料を無駄にしないために:注意すべき7つのお金のミス

給料を無駄にしないために:注意すべき7つのお金のミス

2025年07月31日 17:55

はじめに:なぜ「給料が残らない」のか

給料日通知を見ると気持ちが緩み、週末の外食やセールで出費が先行しがちです。NDTV Profitの記事は、高収入でも7つの落とし穴にハマると貯まらないと指摘します(掲載:2025年7月31日)。発信元はインドですが、提示された原則は日本の家計にもそのまま当てはまります。


たとえば記事中の例「月収₹1 lakh(10万ルピー)でも破綻する」は、日本円でおよそ17万円の感覚に近く(為替は時点により変動)、収入水準に関わらず「仕組み化」しなければお金は残らないという教訓を示します。 NDTV ProfitWise


以降では、NDTVが整理した7つのミスを日本向けに読み替え、具体的な行動手順とツール例を添えて解説します。




ミス① 予算前に使ってしまう(Paydayショッピング)

症状:給料日直後に外食・アパレル・セールで先に支出し、月半ばで残高が細る。


なぜNG?:「予算→支出」の順を崩すと、固定費や将来のための貯蓄・投資が後回しになり、毎月のキャッシュフローが不安定に。


解決策:NDTVは50-30-20ルールを推奨。必需50%(家賃・光熱・通信など)、欲求30%(外食・ショッピング)、貯蓄・投資20%を給与受取日に自動振替しましょう。給与日=仕組みを動かす「トリガー」にします。 NDTV Profit


日本での実践手順(給料日が毎月25日の例)

  1. 25日:銀行Aに振込 → 同日中に

    • 証券口座へ「つみたて」自動入金(20%)

    • 生活口座へ(50%)

    • 欲求用サブ口座・プリペイドへ(30%)

  2. クレカ引落しは生活口座に集約(引落日直前に不足しないよう、生活口座からしか払えない設計に)。

  3. 欲求口座は残高が予算。残高0なら今月は終了。


チェックリスト

  •  自動振替の時間指定(当日扱い)を設定した

  •  欲求口座をプリペイド/デビット化(使い過ぎ防止)

  • サブスクは欲求枠にカウント



ミス② 緊急資金がない(Unexpected Bill Panic)

症状:病気・失業・家電故障など突発費にカード頼み、翌月以降の家計が崩れる。
NDTVの目安:まずは**₹75,000〜₹100,000**(日本円目安:約13万〜17万円)の緊急資金作りを推奨。毎月**₹2,000〜₹3,000**からでも積み上げる、とされています。 NDTV ProfitWise


日本での置き換え

  • 第一目標:最低限の「1か月の家賃+医療自己負担の上限想定+生活費の一部」。

  • 最終目標:各家庭の固定費水準に応じた2〜3か月分(自営・フリーランスは手厚め)。

  • 置き場所は普通預金/貯蓄用サブ口座や流動性の高い商品。投資とは分け、使う順番は「緊急資金→保険→投資」。


1万円スタート設計

  • 毎月10,000円を給料日に自動で「緊急資金口座」へ。

  • 目標15万円なら15か月で到達。ボーナス時は+3万円で短縮。



ミス③ 「貯めるだけ」で投資しない

症状:貯金口座に置いたままインフレと機会損失で資産が目減り。
NDTVのポイント:SIP(積立投資)で“少額から継続”。貯金と投資の役割を分け、時間を味方にする発想が重要です。 NDTV Profit


日本の実践

  • つみたて型の投資信託を、給料日に自動積立。

  • 目標とリスク許容度に応じ、生活防衛資金の確保→長期積立の順で。

  • 「欲求30%」の一部を**“将来の欲求”**(旅行・教育)として特定の積立枠に回すと、モチベ維持に効きます。


避けたいNG

  • ボーナス一括で投資を始め、翌月から止める(習慣化できない)

  • 値上がり時だけ買う・値下がりで中止する(ドルコストの効果が薄れる)




ミス④ ライフスタイル・インフレ(昇給=固定費増)

症状:昇給や転職で収入が上がるたびに、家賃・車・スマホ・外食の水準も底上げ。
NDTVの提案:昇給後1年は生活水準を据え置く。増えた手取りはそのまま投資へ回し、複利を働かせる。 NDTV Profit


日本の落とし穴

  • スマホ端末の高額分割、サブスクの積み増し、家賃のグレードアップ。

  • 「固定費は下げにくい」ため、増やす前に3回深呼吸。一時的欲求は変動費で吸収。


据え置きフォーマット

  • 昇給分の70〜100%を自動積立に上乗せ

  • 欲求枠は据え置き、満足度の低いサブスクから解約



ミス⑤ 衝動買い(カゴINの魔力)

症状:ECの“ついで買い”で、月合計5,000円前後が消える。
NDTVの対策:「24時間ルール」——カゴに入れて24時間待ち、なお必要なら購入。 NDTV Profit



日本での習慣化

  • 通知OFF・アプリのウィジェット削除

  • 生活消耗品は定期便の上限を月1回に固定

  • 欲しい物は**“来月の自分にメール”**(翌月の欲求予算で再評価)


判断リスト(YESが2つ以上で購入)

  •  今すぐ使う具体的な場面が3つ言える

  •  所有コスト(置き場所/電気/メンテ)が低い

  •  今ある物で代替できない

  • 1年後も満足しているイメージが湧く



ミス⑥ 返済比率が大きすぎる(EMI/分割/リボの罠)

症状:月々の分割・ローン返済・リボ手数料が雪だるま化して貯蓄余力が消える。
NDTVの目安:返済(EMI)の合計は手取りの15%以内。購入前に「失職しても払えるか?」と自問する。 NDTV Profit


日本での運用

  • クレカは分割・リボを原則使わない(一括/デビット中心)。

  • 教育・自動車などの分割は**“返済比率15%の中”**で調整。

  • 住宅ローンは別枠管理とし、固定費全体の見直しで吸収。

  • リボ残高がある場合は、臨時入金→元本圧縮を最優先。


購入前の3チェック

  1. 初期費用×維持費の合計で考える

  2. 売却価値(リセール)を事前に確認

  3. 「なくても生活は回る」なら見送る



ミス⑦ 支出を記録しない(“どこへ消えた?”問題)

症状:月末の残高だけでは、どこにいくら使ったか分からず対策が立てにくい。
NDTVの提案:30日間だけでも1円単位で記録。アプリでもGoogleスプレッドシートでもよい。 NDTV Profit


30日トラッキング設計

  • 1週目:現状把握

  • 2週目:高額3項目を特定し、代替策を1つ試す

  • 3週目:サブスク棚卸し(来月で解約する候補に★)

  • 4週目:翌月の予算更新(金額・自動振替の見直し)




ケーススタディ

ケースA:ひとり暮らし(手取り27万円)

  • 50%必需:家賃90,000/光熱6,000/通信4,000/食材20,000/交通6,000=126,000円

  • 30%欲求:外食15,000/服10,000/レジャー6,000/カフェ3,000=34,000円

  • 20%貯蓄・投資:緊急資金10,000/長期積立30,000/短期(旅行)4,000=44,000円

  • 残り:66,000円(変動費のバッファ+翌月繰り越し)

  • 注意:もし分割返済が月30,000円を超えるなら**“15%ルール”**に抵触。欲求枠を縮めて繰上げ返済へ。



ケースB:共働き(世帯手取り45万円、子なし)

  • 家計の“必需”は共通口座で50%、欲求は各自口座で30%、貯蓄・投資は共通+各自で20%。

  • 昇給分は1年間据え置き→共通の長期積立へ全額。

  • サブスクの重複解消(音楽/動画/クラウドは統合)。



ケースC:個人事業主(手取り変動)

  • 生活防衛資金は厚め(最低3か月分)。

  • 毎月の積立は**“売上に連動”で%設定。売上が薄い月でも緊急資金→保険→税金資金→投資**の順を厳守。



今日から始める「7日間アクション」

  • Day1:給与受取日の自動振替を設定(50-30-20)

  • Day2:緊急資金用サブ口座を作り、1万円の定期入金を登録

  • Day3:証券口座で毎月の自動積立を設定(小さく始める)

  • Day4:サブスク棚卸し→来月解約に★をつける

  • Day5:24時間ルールをタスク管理アプリに登録

  • Day6:返済一覧を作り、手取りの15%以内に収まる計画へ修正

  • Day7:30日トラッキングのシートを作って入力開始



よくある質問(Q&A)

Q1. 50-30-20は厳密に守るべき?
A. 目安です。家賃比率が高い都市部では、45-25-30(必需45・欲求25・貯蓄投資30)などへカスタマイズしてOK。重要なのは**“貯蓄投資を先に確保”**する順序。


Q2. 緊急資金と投資のどちらを先に?
A. 緊急資金が先。想定外の出費をカードや解約で賄うと資産形成が後退します。NDTVもまずは現金クッションの構築を推しています。 NDTV Profit


Q3. リボ払いはダメ?
A. 家計健全化の障害になりやすいので非推奨。どうしても使ってしまった場合は、繰上げ返済で手数料を最短で削る計画に切り替えを。


Q4. 昇給で生活を良くしたい…
A. 1年据え置きが基本方針。どうしても上げたい支出があるなら、固定費ではなく変動費(旅行など“一度きりの体験”)で満足を得るのが安全。




まとめ

収入が増えても仕組みがなければお金は残りません。NDTVが示した「予算前支出・緊急資金ゼロ・貯金のみ・生活水準の即引き上げ・衝動買い・返済過多・記録不足」の7ミスは、日本の家計でもそのまま当てはまるチェックリストです。今日この瞬間に、**自動化(給料日振替)・見える化(30日記録)・固定費抑制(15%ルール)**の3点を実装すれば、来月の残高は確実に変わります。 NDTV Profit




参考記事・出典

  • NDTV Profit「Don’t Let Your Salary Slip Away: 7 Money Mistakes To Watch Out For」(2025年7月31日)

  • NDTV Profit「5 Money Mistakes That Could Ruin Your Finances — And How To Avoid Them」 NDTV Profit

  • Business Today「Feeling broke despite earning well? CA lists 7 money mistakes most Indians make」(2025年7月28日) Business Today

  • The Economic Times「Rs 1 lakh salary, still broke? CA points out 7 financial blunders you might be making」(2025年7月28日)The Economic Times

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  • 給料を無駄にしないために:注意すべき7つのお金のミス

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