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回す、押す、感じる。Switch 2時代の操作は“手仕事”になる :  Joy-Con 2で釣りゲームがリアルに?

回す、押す、感じる。Switch 2時代の操作は“手仕事”になる : Joy-Con 2で釣りゲームがリアルに?

2025年08月10日 11:39
photo:nintendo


2025年8月7日に公開された新しい任天堂の特許資料が、Switch 2世代のJoy-Con(以下「Joy-Con 2」)向けに“クランク”や“クリック可能なホイール”といったアタッチメントの存在を示し、ゲームファンの想像力を一気にかき立てています。報道各社はこの特許を「釣り用リールのようだ」と伝え、Joy-Con 2の新機能と組み合わせた新たな入力体験に注目が集まっています。 Nintendo EverythingGamesRadar+

何がわかったのか:図面が示す“回す”インターフェース

特許図面では、Joy-Con 2の側面に“回転ディスク”を近接させて回転量を検出する仕組みが描かれています。これはJoy-Con 2に追加された「光学マウスセンサー(底面のマウス的なトラッキング)」を活用し、ディスクやホイールの動きを読み取るもの。出願自体は2024年2月で、書類が公開されたのが2025年8月7日という時系列です。 Notebookcheck


さらに、ホイールを「クリック」できる機構を備える別案も示されており、回転+クリックという2軸の操作が視野に入ります。いずれもJoy-Con 2のセンサーを活かした“付け替え式アクセサリー”として機能する設計で、ゲーム側がこれを標準ボタンやスクロール、巻き取り動作として解釈できる余地があります。 Nintendo EverythingTheGamer


Joy-Con 2の“土台”にあるもの:磁力着脱とマウス操作

Joy-Con 2はSwitch 2の発売前後から、磁力での着脱や“マウスのように机上で滑らせる”操作に対応することが関連特許で示唆・報道されてきました。マグネット式のドック/ストラップや、片方を立て持ちもう片方を“マウス”にする使い方など、従来とは異なる入出力の幅が設計段階から想定されています。今回のクランク/ホイールは、そうした基盤のうえに成立する“追加ギア”と言えます。 The Verge


なおSwitch 2本体は2025年6月5日に発売済みで、任天堂は公式にJoy-Con 2の磁力着脱とマウス的操作をアピールしています。特許と実機仕様の地続き感が、今回の“回す”アクセサリーの現実味を押し上げています。 任天堂


SNSの反応:Playdate連想、釣り民の歓喜、そして懐疑

公開直後、SNSでは次のような反応が目立ちました。

 


  • X(旧Twitter)では、ゲーム系アカウントが「Joy-Con 2向けのクランク&クリックホイール特許」を紹介し数千の表示を獲得。シンプルな反応ながら、“Playdateみたいだ”という連想がスレッド上で広がりました。 X (formerly Twitter)

  • Redditでは「Playdateを訴えるのでは?」という皮肉めいたコメントや、「任天堂の弁護士は暇になると困るしね」といったおどけた声が上位に。いずれも“回す”インターフェース=Playdate的という文脈で盛り上がっています。
     「I was thinking they'd now try to sue Playdate instead.」
     「Their lawyers probably get bored if not actively drafting legal papers.」 Reddit

  • 海外メディアの見出しも“釣り好きに朗報”“リールのようだ”とテンション高め。釣りゲーム文化の根強い日本では特に相性が良いという指摘も。 GamesRadar+

総じて、期待(釣り・スクロール・手応えの拡張)、懐疑(特許=製品ではない)、**連想(Playdate/Wii時代の体感路線)**が混じった“お祭り前夜”の空気です。


どんな遊びが生まれるのか:釣りだけじゃない“回転×クリック”

釣りはもちろん鉄板。ラインテンションをクランクの回転速度・連続回転時間・逆回転判定などで表現すれば、手応えが直感的に伝わります。クリックは“巻き取りの節目”や“クラッチ”として機能し、旧来の「連打」よりも分かりやすい合図になりえるでしょう。

釣り以外にも、例えば——

  • ハッキング/金庫解錠:ダイヤルを回し、手応え(バイブ+クリック)で“ピン”を合わせる。

  • クラフト/工作:糸車・砥石・手回し発電など、“回すと進む”行程に没入感を。

  • 音楽・DJ:スクラッチやリール風フェード。クリックは拍の確定・キューポイントに。

  • パズル:時間を“巻き戻す”ギミックを回転量で正確にコントロール。

Joy-Con 2の光学マウスセンサーが高分解能で回転変化を拾えるなら、**“回す=アナログ、押す=デジタル”**という役割分担が洗練されます。 Notebookcheck


ハード設計の視点:マグネット、耐久性、アクセサリー経済圏

磁力着脱は交換アクセサリーとの相性が良く、「必要なときにパチッと付ける」体験を後押しします。一方で可動部の追加は耐久・コストの課題を伴います。任天堂はWii時代から“体感専用ギア”を数多く世に出してきましたが、Joy-Con 2の路線は**“専用ギアを最小の機構で+ソフト側で拡張”**という適正バランスを狙っているように見えます。 


また、こうした小型ギアは同梱版・限定色・ゲーム連動などの施策と相性が良く、ソフトウェアの世界観を物理的に“握らせる”効果があります。Switch 2本体がローンチ以降、安定的に市場流通している現在、周辺機器の差異化は年末商戦での武器になりえます。 Tom's Guide


「特許=発売決定」ではない——それでも期待したい理由

任天堂関連の特許は“構想止まり”に終わることも少なくありません。今回も確約ではない点は押さえておきたいところです。とはいえ、Joy-Con 2のセンサー拡張(マウス化)という“土台”と、磁力着脱という“インターフェースの汎用化”がすでに実機側で進んでいる事実を踏まえると、“回すギア”の実装ハードルは決して高くありません。 Nintendo LifeThe Verge


今後のチェックポイント

  1. 任天堂の公式広報・ダイレクトで“回す”操作例が提示されるか。

  2. 釣りを主役にした一線級タイトルの発表(あるいは大型アップデート)。

  3. サードパーティが回転入力APIをどう活用するか。

  4. eスポーツ・配信文脈で“回す”見せ場が生まれるか。

Switch 2時代のJoy-Conは、触感をともなう“動きの語彙”を増やす方向へ確実に歩を進めています。今回の特許は、その先に見える“次の入力体験”の輪郭を、うっすらと照らしてくれました。 任天堂


参考記事

公開された任天堂の特許により、Joy-Con 2が釣り用コントローラーとして使用されることが明らかに
出典: https://www.polygon.com/nintendo-switch-2-joy-con-fishing-crank-wheel-patent/

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