メインコンテンツにスキップ
ukiyo journal - 日本と世界をつなぐ新しいニュースメディア ロゴ
  • 記事一覧
  • 🗒️ 新規登録
  • 🔑 ログイン
    • English
    • 中文
    • Español
    • Français
    • 한국어
    • Deutsch
    • ภาษาไทย
    • हिंदी
クッキーの使用について

当サイトでは、サービスの向上とユーザー体験の最適化のためにクッキーを使用しています。 プライバシーポリシー および クッキーポリシー をご確認ください。

クッキー設定

クッキーの使用について詳細な設定を行うことができます。

必須クッキー

サイトの基本機能に必要なクッキーです。これらは無効にできません。

分析クッキー

サイトの使用状況を分析し、サービス向上に役立てるためのクッキーです。

マーケティングクッキー

パーソナライズされた広告を表示するためのクッキーです。

機能クッキー

ユーザー設定や言語選択などの機能を提供するクッキーです。

TikTokガイドライン改定2025:LIVE・AI・検索“微修正”の本当のインパクト - AIは“誤解させたらアウト”

TikTokガイドライン改定2025:LIVE・AI・検索“微修正”の本当のインパクト - AIは“誤解させたらアウト”

2025年08月17日 01:03

はじめに

米国時間8月15日、TechCrunchはTikTokがコミュニティガイドラインを“読みやすさ重視”で書き換えつつ、いくつかの重要な変更を加えたと報じた。とくにLIVE配信、商業コンテンツ、検索・コメントのパーソナライズ、そしてAIコンテンツに関する記述が更新されている。発効日は2025年9月13日だ。TechCrunchNewsroom | TikTok


何が変わったのか(要点)

  • LIVE配信の責任範囲が拡大
    クリエイターは配信中に起きるすべてに責任を負う。外部の字幕/音声読み上げ/自動翻訳等のツールが不適切な発言を読み上げた場合でも、配信者が責任と明記。違反が続けば機能制限や停止の対象になる。TikTok

  • 商業コンテンツの開示と“外部送客”の扱い
    LIVEを含む商業コンテンツは開示が必須。さらにTikTok Shopのある市場では、外部サイトでの購入を促すコンテンツの可視性を下げると明記された。TikTok

  • 検索とコメントの“あなた専用化”が明文化
    検索結果・おすすめ、コメント表示は閲覧履歴や過去の反応を踏まえて人によって異なる。いわば検索面でもFYF(For You)型の個別最適化が進む。TikTok

  • AIコンテンツの表現が整理
    生成AI/大幅編集メディアに対しラベリング義務を再確認しつつ、禁則は「公共の重要事項について誤解を招く、または個人に害を及ぼす」コンテンツ、と簡潔化。公人の偽の支持表明などの例示が整理された。TikTok

  • FYF基準の再配置
    FYF(おすすめ)不適格の詳細リストを1か所に並べるのではなく、各セクションへ分散。可読性は上がるが、横断的に参照しづらくなったという指摘も。TechCrunchTikTok

  • “安全・信頼・活気”→“安全・楽しい・創造的”へ
    モデレーションの目的表現から「trustworthy(信頼できる)」が消えたのは象徴的。ポジショニングの微妙なシフトを感じさせる。TechCrunch

  • 発効日と周辺文脈
    改定は9月13日に施行。背景には英国Online Safety Act、EU DSA、米国の未成年保護法制など各地域規制への適合がある。Newsroom | TikTokTechCrunch


クリエイター/ブランドへの実務的インパクト

1) LIVE配信

  • 外部ツールの“監督義務”:音声読み上げや翻訳のフィルタ設定、NGワード辞書の見直しは必須。違反が続けばLIVE機能の制限もあり得る。TikTok

  • 年齢要件・ギフティング:LIVE配信とギフティングは18歳以上。未成年運用のリスクは増す。TikTok Support

  • オフプラ送客の可視性低下:自社ECへの直リンク誘導だけに頼ると視聴面で不利。Shopを併用しつつ、プロファイル導線やメール獲得など多層導線に分散を。TikTok


2) AIコンテンツ

  • ラベル運用の徹底:現実らしく見えるAIGC/大幅編集は明確なラベル付け。公共の重要事項(選挙・災害・公衆衛生など)に絡む演出はFYF不適格や削除の対象になりやすい。TikTok

  • 自動ラベルの流れ:TikTokは外部生成物の自動識別・表示も推進しており、“黙って紛れ込ませる”戦術は通用しづらい。AP Newsフィナンシャル・タイムズ


3) 検索/コメントのパーソナライズ

  • “検索SEO”は人ごとに違う:過去の視聴・検索が強く反映。用語の統一・動画内テロップ・字幕を整え、再現性の高いクリックサインを積み上げる運用へ。TikTok


4) コマース(TikTok Shop)

  • Shop依存の可視性は競争激化と広告偏重が進むとの分析もあり、広告×自然流入のポートフォリオ設計が鍵。Business InsiderThe Times


SNSの反応(抜粋)

  • 「全部読んでない人は見落とす」動画が拡散:施行日9/13を周知するクリエイター動画がTikTok上で話題化。TikTok

  • 「警告→ストライク→即BAN警告→BAN」に厳格化したのではという投稿がRedditで伸びる。異議申立てが通ってもストライクが90日残るという不満も。Reddit

  • 長期停止やアカウント復帰ノウハウの共有:6月の長期BANや解除までの“裏ワザ”共有スレが定期的に立つ状況。運用の硬直化を感じる声。Reddit

  • Shop事業者の苛立ちと諦観:理由不明の停止、利益留保、サポート不信の声。競争激化の中で「単独依存は危険」という現実路線が広がる。Reddit

  • メディアの整理報道:今回の改定を、AIラベル厳格化・LIVE規約・誤情報対策の“微修正”として伝える記事も。WebProNews


なぜ“微調整”が重いのか

今回の改定は「大転換」ではない。しかしLIVEの外部ツール責任と外部送客の冷遇は、短期でのリーチ/収益に直撃する。さらに検索・コメントの個別最適化は、「ハッシュタグや説明文を揃えれば誰にでも同じ結果」という古い常識を崩す。運用の粒度(語彙統一・視聴導線・コミュニティ管理)を一段引き上げる必要がある。TikTok


クリエイター/ブランドのチェックリスト(実装向け)

  1. LIVE前点検:NGワード辞書/読み上げ・翻訳設定/ゲスト制御(即時切断の運用ルール)。TikTok

  2. 商業コンテンツ:開示トグルの徹底。Shop市場では**外部決済の直接誘導を“薄める”**構成へ(プロフィールやメール収集に分散)。TikTok

  3. AI/編集表記:AIGCラベル、動画内の明示。公的事項に関わる演出はFYF不適格/削除リスクを前提に。TikTok

  4. 検索×コメント最適化:キーワードの標準化、字幕・テロップの整備、コメント誘導テンプレを用意。TikTok

  5. 収益ポートフォリオ:Shop×広告×自社EC×メールを並列化。Shopのトラフィック変動や手数料構造の変化に備える。Business Insider

  6. 年齢/機能ポリシー遵守:LIVE/ギフティングの年齢条件、バーチャルアイテム規約の施行日も確認。TikTok SupportTikTok


まとめ

“読みやすさ重視”の改定だが、責任の所在(LIVE)とプラットフォーム内経済の優先(Shop)、**情報空間の信頼担保(AI/検索)**が、短尺経済の次のルールであることが明確になった。9月13日に向けて、運用の手触りを一段上げることが、FYFと収益を守る最短ルートだ。TechCrunchNewsroom | TikTok


参考記事

TikTokの新しいガイドラインが、ライブ配信クリエイターやAIコンテンツなどに微妙な変更を追加
出典: https://techcrunch.com/2025/08/15/tiktoks-new-guidelines-add-subtle-changes-for-live-creators-ai-content-and-more/

Powered by Froala Editor

← 記事一覧に戻る

お問い合わせ |  利用規約 |  プライバシーポリシー |  クッキーポリシー |  クッキー設定

© Copyright ukiyo journal - 日本と世界をつなぐ新しいニュースメディア All rights reserved.