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世界で広がる“グループラン”──日本でも花開くランニングクルー文化のいま

世界で広がる“グループラン”──日本でも花開くランニングクルー文化のいま

2025年08月12日 23:01

1. はじめに――なぜ今“グループラン”が世界的に伸びているのか

コロナ禍を経て「人と走る楽しさ」を再発見する流れが加速しました。日本でもランニング人口は増勢で、クルー型のグループランが台頭。東京の080TOKYOは毎週のオープンランで100人前後が集まる回もあり、「走る=記録」だけでなく“つながる・遊ぶ・街を知る”という価値が共感を広げています。ファッションやショップ、グローバルブランドの動きも後押しし、ランニングはカルチャーとして拡張中です。 FASHIONSNAP [ファッションスナップ]



2. 世界のランニングクルー・コミュニティの系譜

  • Run Dem Crew(London, 2007–)
    伝説的クルー。アスリート登録の“クラブ”ではなくコミュニティを掲げ、若者支援やメンタリングにも注力してきました。 ウィキペディア

  • November Project(Global)
    2011年にボストン発祥。無料・早朝・屋外のグループワークアウトで、現在は世界50都市超へ拡大。ランと自重トレをミックスし、強い一体感で冬も継続できる設計が特徴。 AP Newsnovember-project.com+1

  • Midnight Runners(Global, Tokyoにも章)
    “走るパーティ”のような高揚感で都心を駆ける、スピーカー持参の夜ランが名物。18都市以上に広がるボランティア主導コミュニティ。 midnightrunners.comFacebookInstagramBoston Run and Outdoor Expo

  • Harlem Run(NYC)
    インクルーシブな受け入れでNYCを代表するクルーへ。多様な背景のランナーが「居場所」を感じられる運営が評価されています。 nyrr.orgRIDCstance.com

  • Black Girls RUN!(USA)
    健康格差の是正を掲げる全国組織。全米でコミュニティを拡大し続け、2025年も新拠点を開設。 columbussports.orgBlack Girls Run+1

  • GoodGym(UK)
    「走って善いことを」— ランで施設を手伝う等の“アクティブ・ボランティア”を仕組み化した先駆例。 goodgym.org+1nesta

  • parkrun(Global)
    毎週土曜朝に無料5kmを各地で開催する世界的コミュニティ。日本でも2019年に上陸。 parkrun.com



3. 日本の“ランニングクルー”最前線

3-1. 代表例(Mini Directory)

  • 080TOKYO(Shibuya / Yoyogi):誰でも飛び込み参加できるオープンラン。コロナ禍以降は回によって100人規模。英語話者の参加も多く、国際色豊か。 FASHIONSNAP [ファッションスナップ]080tokyo.com

  • AFE TOKYO(Athletics Far East):日本を代表するクルーの一つ。海外クルーとの交流も活発で、カルチャー発信力が高い。 Runners Pulserunningcrews.com

  • Namban Rengo(代々木・織田フィールド中心):在留外国人と日本人が混在する国際派。水曜夜のインターバルは60–80人が集まることも。英語情報も充実。 Namban Rengo+1

  • SOGO Run Club(Harajuku / city runs):ランとゲーム/HIITを組み合わせた“運動×社交”設計。初参加のハードルが低い。 sogofitness.orgThe Japan Times

  • Midnight Runners Tokyo:世界共通の体験設計(夜ラン×音楽)。旅行者でも参加しやすい。 midnightrunners.com

  • parkrun Japan(各地):二子玉川などで毎週無料5km。ウォークもOKで家族連れにも人気。 parkrun.jp



3-2. ブランド・イベントが後押し

アディダスは明治神宮外苑を舞台にADIDAS TOKYO CITY RUN 2025を開催(リレーやミニ駅伝も実施)。ショップや旗艦店をハブに、週次のグループランを打ち出すブランドも増えています。 プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMESe-moshicom



4. “一人より続く”は本当か?――研究が示すグループ運動の効用

  • 継続(Adherence):グループ型の運動プログラムは、個人型より継続率が高い傾向。初心者ほど効果が大きいという知見も。 PMCTaylor & Francis Online

  • 社会的報酬・サポート:仲間からの承認や一体感が運動体験を好転させ、パフォーマンスや満足度を高める可能性。 PMC

  • 目的の共有:チャリティや地域貢献と結びつけると、参加動機が強まり、幸福感も増す—英国のFood Bank RunやGoodGymはその好例。 The Guardiangoodgym.org



5. まずはここから:クルーの探し方 & 参加までの流れ

探し方(Find a Crew)

  • InstagramやXで #ランニングクルー / #groupRun / Midnight Runners Tokyo / parkrun Japan を検索。

  • ディレクトリ型サイトも活用(Tokyo Run Clubs)。英語圏向けまとめも参考に。 tokyorunclubs.comSmiles Mobile Remittance

参加の前に(Before You Go)

  • 開催日・集合場所・ペース(pace)・距離(distance)・荷物(有料ロッカーやランステ)を確認。

  • 初参加の挨拶は簡単でOK(“First time here!” “今日は初めてです”)。英語話者が多い場も安心です。

持ち物(Checklist)

  • ランニングシューズ、吸汗速乾ウェア、補給(小分け水やジェル)、小銭/交通IC、必要に応じてキャップ・サングラス・薄手のレイン。

  • 夜は反射材/ライトを。都・警察も目立つ色やリフレクター携行を推奨しています。 警視庁+1



6. 都市で走る基本マナー(Etiquette)—歩行者優先・一列走行・逆走禁止

  • 歩道は歩行者優先。混雑区間は横広がり禁止、基本は一列で徐行。 CROSS×

  • 皇居周回は反時計回りがローカルルール。団体でのマラソン通過は許可が必要な区域もあるので、自治体案内を確認。 千代田区公式サイト環境省

  • 夜間の可視性:明るい色+反射材・ライトで“見える化”。ヘッドホンは音量控えめ。 警視庁

  • (教訓)通行妨害や過度な撮影は批判の対象に。海外でもマナー問題は話題になるため、クルー側の誘導と参加者の配慮が必須です。 매일경제



7. 東京のおすすめ“グループラン”コース & ハブ

  • 皇居5kmループ:信号なし・景観豊か・ランステ多数。カウンタークロックワイズ&左側走行が定着。 JapanTravelMATCHA

  • 代々木公園〜神宮外苑:クルーの集合地として定番。アディダスや各ブランドのイベントとも相性良し。 e-moshicom

  • 隅田川テラス/豊洲/目黒川:フラットで景色が変わり、初参加者や観光ランにも人気。ルート作成は各クルーのSNSや東京の英語ガイド記事が参考になります。 Tokyo Weekender



8. “クルー名鑑”詳報(国内外ピックアップ)

  • 080TOKYO:毎週月曜20:00、代々木公園周辺。登録不要のオープンラン。After Photo文化で一体感を醸成。 FASHIONSNAP [ファッションスナップ]

  • AFE TOKYO:スタイル発信力に定評。国内外のランカルチャーを横断。 Runners Pulse

  • Namban Rengo:水曜夜のインターバル、月末は5,000mTT。織田フィールド集合。外国人・日本人ミックスで英語対応が手厚い。 Namban Rengo

  • SOGO Run Club:ラン+ゲーム+音楽で“運動は楽しい”を体現。初参加ウェルカム。 sogofitness.org

  • Midnight Runners(Tokyo/Global):都市を“ランブル”するエンタメ型ラン。出張や旅行でも参加しやすい設計。 midnightrunners.com

  • parkrun Japan:毎週土曜朝の無料5km。ウォーク参加も可。ファミリー・シニア・ビギナー歓迎。 parkrun.jp



9. 参加メリットを“実感”に変える小さな工夫

  • ゆるジョグで会話できるペース(conversational pace)を選ぶ。

  • 自己紹介をひと言:“I’m new here. Nice to meet you!”(今日は初めてです、よろしくお願いします)。

  • 小目標を置く:3週間連続参加、5km完走、写真1枚。

  • 社会的目的を絡める:クリーンアップランやフードバンク寄付ランに参加すると満足度が高まりやすい。 The Guardian



10. よくある質問(FAQ)

Q1:英語が苦手でも参加できる?
A:多くのクルーは身振り・合図で進行でき、必要な英語は最小限です。Namban RengoやMidnight Runnersは英語ベースでも雰囲気は温かく、困ればすぐ助けてもらえます。 Namban Rengomidnightrunners.com


Q2:初心者でも大丈夫?
A:大歓迎。グループ運動は継続率を高め、心理面のハードルを下げる傾向が示されています。ウォーク参加可のparkrunも入口に最適。 PMCparkrun.jp


Q3:安全面の注意は?
A:夜は反射材・ライト必携。歩行者優先・一列走行・皇居は反時計回りを守る。写真撮影で通路を塞がない。 警視庁千代田区公式サイト


Q4:観光で来たけど当日参加できる?
A:できるケースが多いです。Midnight Runnersやparkrun、080TOKYOのオープンランは旅行者参加も一般的です。開催情報は公式SNS/サイトで確認を。 midnightrunners.comparkrun.jpFASHIONSNAP [ファッションスナップ]




11. まとめ――走る×つながる×街が好きになる

“グループラン”は、仲間と笑って走り、街を楽しみ、時に社会に善いこともする、21世紀的な運動様式です。日本でもクルー文化が根づきはじめ、ビギナーからシリアスまで幅広い層の「続けられる理由」になっています。最初の一歩は、今いる街のオープンランに顔を出すだけ。合言葉は**“See you next run!”**。


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