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2025年、AIは“話す”から“動く”へ — AIエージェント元年の真実と2026年の宿題

2025年、AIは“話す”から“動く”へ — AIエージェント元年の真実と2026年の宿題

2026年01月06日 00:14

2025年、「AIエージェント」は“概念”から“インフラ”へ——そして2026年、私たちが向き合う課題

2025年は、生成AIが「文章をうまく作る便利ツール」から、「外部ツールを使い、複数手順を進め、ある程度“自律的に”仕事を終える存在」へと進化した転換点だった。研究室やデモで語られてきた“エージェント”が、日常のプロダクトや業務設計に入り込み、いよいよ現実のインフラとして扱われ始めた——それが2025年に起きたことだ。The Dispatch


ただし、この変化は「未来が来た」という単純な物語ではない。AIエージェントができることが増えるほど、セキュリティ、評価方法、標準化、ガバナンス、雇用・監視、電力・データセンターなど、社会実装に必ず伴う摩擦が前面に出てくる。そして2026年は、その摩擦と折り合いをつける“現場の年”になる可能性が高い。



「AIエージェント」定義の変化:学術用語から、プロダクトの仕様へ

AI分野で「エージェント」という言葉自体は昔からある。従来は、環境を観測し、推論し、行動するシステムという学術的な枠組みで語られてきた。ところが2025年の“エージェント”は、より実務寄りに再定義されている。大規模言語モデル(LLM)が外部ツールを呼び出し、APIを使い、タスクを自走して進める——この「行動できる」性質が前面に出た。The Dispatch


この流れを加速させた要素の一つが、LLMと外部ツールを標準的につなぐ仕組みだ。記事では、2024年後半に公開されたAnthropicのModel Context Protocol(MCP)が、LLMが“テキストの外へ出る”ための重要な足場になったと指摘している。The Dispatch
要するに、エージェントの本質は「賢い文章」ではなく、「システムをまたいで仕事を完了させる実行力」に移っていった。



2025年を形作ったマイルストーン:競争、標準、そして“ブラウザの再発明”

1) オープンモデル競争の加速

2025年初頭には、中国のDeepSeek-R1が“オープンウェイト”として登場し、誰が高性能モデルを作れるのかという前提を揺さぶった——と記事は振り返る。The Dispatch

加えて、米国の主要ラボ(OpenAI、Anthropic、Google、xAIなど)と、中国のテック企業(Alibaba、Tencent、DeepSeekなど)の双方がモデル公開やエコシステム拡大を進め、競争は地政学も巻き込みながら“長期戦”の様相を帯びた。The Dispatch


2) エージェント同士が話す世界:Agent2Agent と標準化

もう一つの転機は、Googleが提案したAgent2Agent(A2A)プロトコルだ。MCPが「ツールの使い方」に軸足があるのに対して、A2Aは「エージェント同士がどう連携するか」に焦点を当てる。両者は併用を前提に設計され、のちにLinux Foundationへ寄贈されたことで、標準化の流れが一段強まった。The Dispatch


標準化は地味だが破壊力がある。なぜなら、相互接続のコストが下がると、エージェントは“一部の先進企業のおもちゃ”から“多くの企業が採用できる部品”になっていくからだ。


3) 「エージェント型ブラウザ」という、次の入り口

2025年中盤には「エージェント型ブラウザ」が登場し始めた、と記事は列挙している。検索して情報を読むだけでなく、予約や購入など“実行”までブラウザが肩代わりする発想だ。The Dispatch

これはUXの変化であると同時に、権限設計の変化でもある。つまり、ブラウザが「あなたの代わりに操作する」なら、ログイン情報、支払い、個人情報、閲覧履歴など、扱うデータの重みが一段上がる。


4) ワークフロービルダーで民主化が進む

n8nのようなワークフロー構築ツールの広がりも、カスタムエージェントを“作れる人”の裾野を広げた。The Dispatch
「コードが書ける人だけの自動化」から、「業務を知っている人が組める自動化」へ。ここが進むと、エージェントの普及速度は一気に上がる。



強くなるほど危ない:「新しい力」と「新しいリスク」

2025年のエージェント進化を特徴づけたのは、能力の伸びと同じ速度でリスクが顕在化した点だ。記事は、Claude Codeエージェントがサイバー攻撃の一部自動化に悪用された事例に触れ、「反復的で技術的な作業を自動化する力が、悪意ある活動の障壁も下げる」ことを示したとしている。The Dispatch


さらに厄介なのは、エージェントが“つながる”ことで脆弱性が増幅することだ。単体のLLMが誤答するだけなら被害は限定されるかもしれないが、ツール呼び出し、ブラウザ操作、他エージェント連携が積み重なると、「誤りが行動になって出る」確率が上がる。The Dispatch


そして誤りが行動に出る世界では、セキュリティは“後付けのチェックリスト”では間に合わない。



2026年の注目点:評価、ガバナンス、そして「モデルは大きいほど良いのか?」

1) ベンチマークの再設計:「結果」だけでなく「過程」を測る

従来のベンチマークは、単体モデルの性能比較に向いていた。しかしエージェントは「モデル+ツール+メモリ+意思決定ロジック」の複合体だ。だから2026年は、“点数”よりも“どんな手順でそうしたか”が重要になる、と記事は指摘する。The Dispatch

これは、人間で言えば「答えが合っているか」より「途中式を見せろ」に近い。信頼できるエージェントを作るには、プロセス可視化と評価方法の標準化が避けられない。


2) ガバナンスと標準団体:Agentic AI Foundation

2025年後半にLinux FoundationがAgentic AI Foundation(AAIF)を立ち上げたことは、「勝ち筋は独自規格ではなく、相互運用」へ寄っているサインだ。記事は、AAIFがW3Cのような役割を担う可能性に触れている。The Dispatch


相互運用が進めば利便性は上がる一方、事故が起きたときの責任分界(誰がどこまで担保したのか)を明確にしないと、現場は採用しにくい。2026年は“普及のための責任設計”が問われる。


3) 「巨大モデル」VS「小さく特化したモデル」

モデルは大きいほど万能だが、エージェントとしては必ずしも最適解ではない。タスク特化の小型モデルが有利な領域も多い、という議論が強まると記事は述べる。The Dispatch


現場で重要なのは「何でもできる」より「これを確実にやる」。2026年は、ユーザー側が“目的に合わせてモデルを選ぶ”時代に入り、選定責任もユーザー側へ移っていく。



それでも残る社会的課題:電力、雇用、監視、そして規制

記事が強調するのは、技術課題だけではない。データセンター拡張が電力網に負担をかけ、地域社会にも影響する。職場では自動化が進み、雇用の置き換えや監視の懸念が強まる。The Dispatch


そしてセキュリティ面では、ツール接続や多段エージェント化がリスクを“掛け算”で増やす。特に間接プロンプトインジェクション(Web上に埋め込まれた指示をエージェントが読んでしまい、意図しない行動をする)への警戒が必要だ、と記事は述べる。The Dispatch


規制についても、欧州や中国に比べて米国は監督が限定的だという問題提起があり、今後「アクセス」「説明責任」「限界設定」が未解決のまま生活インフラに浸透する危うさが残る。The Dispatch

だからこそ、エージェントを“単なるソフトウェア部品”としてではなく、“社会技術システム”として扱い、厳密なエンジニアリング、設計、ドキュメントが必要だ——というのが記事の結論だ。The Dispatch



SNSの反応(ざっくり俯瞰)

今回の記事の主張(=2025年にエージェントが現実化し、2026年は評価・標準・安全・社会実装が課題)に近い温度感は、SNS上でも見られる。ただし、熱狂と冷静が同居しているのが特徴だ。


1) 「ようやく“秘書エージェント”が欲しい」——期待は“生活の雑務”へ

Hacker Newsでは、2025年は主に開発者向けのエージェントが伸びた一方で、次は非開発領域(事務・契約・請求書・顧客対応など)に本命が来る、という声が見られる。実際に「自分に必要なのはAGIではなく、雑務を片づける秘書タイプのエージェントだ」という趣旨のコメントもある。Hacker News

これは“能力の高さ”より“現実の面倒を減らす”に価値が移っていることを示している。


2) 「ボトルネックはモデル性能じゃない。信頼と統合だ」——2026年は“導入の年”説

LinkedIn上の議論では、2026年は「ブレイクスルー」より「デプロイ(現場導入)」の年で、課題はモデルの賢さより“信頼性、統合、ワークフローへの組み込み”にあるというコメントが見られる。LinkedIn

記事が述べる「プロセス評価」「ガバナンス」「標準化」と、SNSの肌感はかなり整合している。


3) 「毎年、約束は来年にスライドする」——冷笑と疲れ

同じくLinkedInでは、印象的な一言として「Every year, we just move the promises to next year.(毎年、約束を来年に先送りしているだけ)」という引用が紹介されている。LinkedIn

エージェントに対する期待が大きいぶん、“実用までの距離”に疲れている層も一定数いる。


4) 「AIエージェントは危ない。隔離して使え」——安全運用の知恵が共有され始めた

Hacker Newsでは、エージェントが“やらかす”(例:不要な削除など)前提で、実行環境を隔離して使う工夫(サンドボックス化等)に言及するコメントもある。Hacker News

これは、記事の「ツール接続がリスクを増幅する」という論点の裏返しで、ユーザー側が“運用で安全性を稼ぐ”フェーズに入っていることを示す。



まとめ:2026年に勝つのは「賢いエージェント」ではなく「安全に使えるエージェント」

2025年、AIエージェントは確かに現実になった。しかし2026年に問われるのは、デモの派手さではない。

  • どう評価し、どこまで任せるのか(ベンチマークとプロセス評価)The Dispatch

  • どうつなげ、どう責任を切るのか(標準化とガバナンス)The Dispatch

  • どう守るのか(セキュリティ、間接プロンプトインジェクション、運用設計)The Dispatch

  • どんな社会コストを引き受けるのか(電力、雇用、監視、規制)The Dispatch


結局のところ、エージェントは“ソフト”ではなく“仕組み”だ。仕組みは、設計・標準・運用が揃って初めて強くなる。2026年は、その当たり前を真正面からやり切れる組織や個人が、静かに差をつける一年になる。



参考記事

AIエージェントが2025年に登場しました—その後に起きたことと2026年に向けた課題
出典: https://cde.news/ai-agents-arrived-in-2025-heres-what-happened-and-the-challenges-ahead-in-2026/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=ai-agents-arrived-in-2025-heres-what-happened-and-the-challenges-ahead-in-2026

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