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金価格:重要な抵抗線への挑戦――「3,377/3,438ドル」の二段の壁を突破できるか

金価格:重要な抵抗線への挑戦――「3,377/3,438ドル」の二段の壁を突破できるか

2025年08月06日 23:20

1. いま何が起きているのか(8月6日時点の概況)

8月6日、スポット金は3,370ドル台で小幅安。背景には米ドルの反発と米金利の小戻し、そして米政権の通商スタンスやFRB人事を巡る思惑があり、短期的な上値を抑えました。それでも年初来の上昇基調は維持され、投資家は3,400ドル台再トライのタイミングを窺っています。Reuters+1



2. テクニカルの核心:3,377ドルと「中央バリア」3,438ドル

BNPパリバは、7月23日に3,438ドルで跳ね返された後の反落から、3,254ドル付近のサポートで切り返したと分析。現在は3,377ドル(直近の戻り高値・トレンドライン復帰の確認点)と、3,438ドル(「中央バリア」)の二段抵抗が最大の焦点です。3,438ドル突破で史上最高値3,499ドルと3,545ドルの目標帯が見えてくる一方、下値は3,334→3,306→3,254ドルが順に防波堤となります。aktiencheck.de



3. 過去最高値と現在地:価格は「3,000ドル台定着」フェーズ

2025年は貿易摩擦や景気減速懸念、政策不確実性の高まりを背景に、金は年内に複数回の最高値更新を経験。3,000ドル台定着がコンセンサスとなりつつあります。直近の市場予想でも、2025年平均は3,200ドル超、2026年は3,400ドル近辺という見方が広がっています。Reuters+1



4. ファンダメンタルズ:何が金の背中を押し、何が重石になるのか

  • 米金利・ドル:9月利下げ観測は金の追い風ですが、短期的なドル反発や金利の小幅上昇は上値を抑制。イベント前のポジション調整が値動きを荒くします。Reuters

  • 政策・地政学:通商政策や政局のヘッドラインは安全資産需要を刺激。相場の“ニュース感応度”は高止まりです。Reuters

  • 需給(中央銀行・ETF):2025年Q2は中央銀行の買い越しが続き、ゴールドETFにも流入。金の“底堅さ”を作る基盤になっています。World Gold Council+1

  • 予想レンジの上方シフト:大手の短期見通しは3,300~3,600ドルへ切り上がり。モメンタムが生きているうちは“押し目は浅い”局面が増えます。Investing.com



5. シナリオ・トラッカー(価格帯ごとの行動基準)

A. 強気シナリオ(ブレイク継続)

  • 3,377ドルを「終値ベース」で上抜き→3,400ドル台の定着を確認

  • 次いで3,438ドルを明確突破→ターゲットは3,499→3,545ドルへ段階的に引き上げ

  • 失速時の“押し目候補”は3,334→3,306→3,254ドル
    (上記レベルはBNPパリバのdailyEDELに基づく)aktiencheck.de


B. もみ合いシナリオ(レンジ内回帰)

  • 3,377ドルに上値を抑えられ、3,334~3,377ドルのレンジ形成

  • 米金利・ドルが一段と反発する局面ではレンジ下限を試す公算が高い。Reuters


C. 調整シナリオ(サポ割れの連鎖)

  • 3,306→3,254ドル割れで“高値圏の持ち合い”から“調整トレンド”へ移行

  • マクロファクター(インフレの再燃・ドル高急伸)次第で下押しが加速。aktiencheck.de



6. イベント・カレンダーの使い方

  • 米雇用統計・CPI・PCE:利下げ確度とタイミングを織り込むキーデータ。結果が事前予想から乖離するほど金は大きく振れます。Reuters

  • FRB人事・要人発言:政策スタンスのシグナルとして短期トレンドを左右。人事観測ヘッドラインにも注意。Reuters

  • 通商・関税ヘッドライン:関税示唆や対立の再燃は安全資産需要を後押し。Reuters



7. 日本の個人投資家向け実務ガイド

  1. 手段の選択:国内ETF、投資信託、地金現物、積立、先物/CFDなど、目的(長期保有か短期トレードか)で使い分け。

  2. 資金配分:金は“保険”としての役割が大きい資産。コア(現物・ETF)+サテライト(先物・オプション)の二層構造にすると、ボラに耐えやすい。

  3. エントリー設計:

    • ブレイク追随:3,377ドルの上抜け・定着、次いで3,438ドル超の拡張に合わせて分割。

    • 押し目拾い:3,334→3,306→3,254ドルの順に逆指値・指値をレイヤー。aktiencheck.de

  4. 損切り・ヘッジ:イベント前にポジション縮小、またはオプションで下押しリスクをヘッジ。

  5. 通貨リスク:円建てゴールドはドル/円の影響を強く受ける。ドル高・円安ならドル建て下落でも円建ては耐えるケースあり。

  6. 情報ソース:価格ヘッドライン(速報)、需給(WGC)、テクニカル(アナリストレポート)を“縦に”読み合わせる。World Gold Council



8. 需給から読む「底堅さ」

世界の中央銀行はQ2もネット買いを継続。直近の中央銀行サーベイでも「今後1年で金準備を増やす意向」が強いままです。ETFの資金流入と合わせ、押し目形成の基礎体力は例年より高いと評価できます。World Gold Council+1



9. 予想レンジとコンセンサス

市況の不確実性を織り込み、3,300~3,600ドルのレンジが当面のコンセンサスに。短期の上方リスクとしては、利下げ前倒し/通商摩擦の激化/地政学的ショック。下方リスクは、ドルの自律反発継続と名目・実質金利の想定外上振れです。Investing.com



10. まとめ:チェックリスト

  • まず3,377ドルの“終値上抜け”を確認

  • 次いで3,438ドルの中央バリア突破が“本番”

  • その先は3,499→3,545ドルの順でターゲット

  • 押し目は3,334→3,306→3,254ドルが目安

  • 指標・政策・ヘッドラインの「カレンダー管理」で過度な逆風を避ける
    (水準はBNPパリバ分析に基づく)aktiencheck.de

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