メインコンテンツにスキップ
ukiyo journal - 日本と世界をつなぐ新しいニュースメディア ロゴ
  • 記事一覧
  • 🗒️ 新規登録
  • 🔑 ログイン
    • English
    • 中文
    • Español
    • Français
    • 한국어
    • Deutsch
    • ภาษาไทย
    • हिंदी
クッキーの使用について

当サイトでは、サービスの向上とユーザー体験の最適化のためにクッキーを使用しています。 プライバシーポリシー および クッキーポリシー をご確認ください。

クッキー設定

クッキーの使用について詳細な設定を行うことができます。

必須クッキー

サイトの基本機能に必要なクッキーです。これらは無効にできません。

分析クッキー

サイトの使用状況を分析し、サービス向上に役立てるためのクッキーです。

マーケティングクッキー

パーソナライズされた広告を表示するためのクッキーです。

機能クッキー

ユーザー設定や言語選択などの機能を提供するクッキーです。

今すぐ観たい!2025年6月13日版・最新ストリーミング作品5選

今すぐ観たい!2025年6月13日版・最新ストリーミング作品5選

2025年06月14日 11:20

はじめに

配信プラットフォームが飽和状態にある現代では、作品選びが“第0話”とも揶揄されるほど難しい。Boston.com の週刊ストリーミングガイドは、その膨大なカタログから注目作をピックアップしてくれる貴重な羅針盤だ。2025年6月13日版では、ジャンルも年代もサービスも異なる5本が選出された。


日本に住む私たちにとっては配信権や字幕対応が気になるところだが、本稿では各作品の鑑賞ポイントだけでなく、日本からの視聴方法まで丁寧にフォローしていく。boston.com




『28日後…』(2002)

2002年公開の『28日後…』は、現代ゾンビ映画のフォーマットを決定づけた金字塔だ。病院で目覚めた主人公ジムが、無人のロンドンをさまよう冒頭10分間――その静寂と荒廃の対比は、二十年以上経った今も恐ろしく生々しい。物語は“感染”という概念を借りつつ、極限状況でむき出しになる人間性を描く社会派ドラマとしても機能する。シリーズ最新作『28 Years Later』が6月20日に劇場公開を控える今、復習には絶好のタイミングだ。


米国では無料広告付きの Pluto TV で配信中。日本からは VPN を経由しなくてもブラウザ視聴が可能だが、広告が頻繁に入る点には留意したい。boston.compluto.tv


カメラマンのアンソニー・ドッド・マントルが初期デジタルビデオで切り取った手持ちショットは、パンデミック以降の世界を予見したかのように粗く、そして切実だ。二十一世紀初頭の社会不安を封じ込めた映像は、2025年の視点で見直すと「感染」と「分断」のメタファーがより鋭く突き刺さる。英国政府が開示した当時の撮影許可資料によれば、開封直前の金融街や国会議事堂前を封鎖するために、日の出前のわずか1時間でゲリラ撮影が行われたという逸話もファンにはおなじみだ。




『Emma.』(2020)

ジェーン・オースティンの小説『エマ』は、気品と毒気をあわせ持つヒロイン像が時代を超えて愛され続けてきた。本作『Emma.』は『マリッジ・ストーリー』の製作会社 Working Title が手がけ、アニャ・テイラー=ジョイが主演。原作が持つ階級批評のニュアンスを損なうことなく、淡いパステルカラーの美術とハープシコードのBGMで“絵画のような英国”を作り出した。監督オータム・デワイルは、もともと写真家としてキャリアを築いた人物で、シンメトリー構図を多用する視覚的快感が特徴的だ。


ロマンスの定番“勘違い”と“すれ違い”が重なる後半の舞踏会シークエンスでは、移動式カメラが人物の絡み合う感情を360度で捉え、視聴者を優雅な社交界に引きずり込む。2025年現在、米 Peacock で無料配信(要アカウント登録)され、日本語字幕も自動的に選択可能だ。夜更けに英国紅茶を片手に味わうと、作中の社交界に招かれたような気分になるだろう。boston.compeacocktv.com



『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)

カナダ産コミックを実写化した本作は、漫画の擬音をそのまま映像化した演出が高く評価され、今もカルト的人気を保つ。エドガー・ライト監督は『ベイビー・ドライバー』に先立って、本作でテンポ重視の“音楽×映像シンクロ”手法を確立した。マイケル・セラ演じるバンド青年スコットが、恋人ラモーナの“元カレ軍団”と対決するたびに、画面はゲーム風スコア表示とアーケード効果音で彩られる。


作品のキモは、青春のきらめきと痛みを“ボスバトル”として可視化したことだ。思春期特有の自己肯定感の揺らぎが、ドラムロールやエフェクトで文字どおり爆発する瞬間は、2010年代ポップカルチャーの縮図と言っていい。現在は米 Max(旧HBO Max)で配信中。日本の Max サービスでは権利の都合で未配信だが、Apple TV を経由したデジタルレンタルで視聴できる。4Kアップスケール版は、ライト監督自ら監修したHDRグレーディングにより、ネオンカラーが一層鮮烈だ。boston.comhbomax.com




『Stick』(2025)

『テッド・ラッソ』でスポーツドラマの可能性を切り開いた Apple TV+ が放つ最新作。オーウェン・ウィルソン演じるプリス・ケイヒルは、メジャー大会での大炎上後にどん底へ落ちた元天才ゴルファー。職を失い、家庭も崩壊寸前という状況から、無名の若手選手サンティを見いだし、彼をツアーへ導く姿を通じて“自分自身のセカンドチャンス”を掴もうとする。


本作の面白さは、ウィルソンの飄々としたユーモアと、ゴルフという静かな競技の緊張感を同居させた脚本にある。ショットの度に聞こえる虫の羽音や風のざわめきが、一打一打の結果を左右するゴルフの残酷さを際立たせる。


第3話のパー5ホールでは、8分間無音のロングテイクが挿入され、スポーツと心理劇の境界が溶け合う。その静けさは、むしろ観る者の鼓動を速める仕掛けだ。日本の Apple TV+ でも同時配信(7日間無料トライアルあり)。Dolby Atmos 対応なので、ヘッドホン視聴を推奨したい。boston.comtv.apple.com




『Underdogs』(2025)

ナショナルジオグラフィック製作の本シリーズは、ライアン・レイノルズがナレーションを務める異色の動物ドキュメンタリー。テーマは「負け犬こそヒーロー」。洞窟に棲む“発光グラブ”や、我が子に糞を与えて免疫を付けるコアラなど、従来の“かわいい”や“強い”だけでは形容できない生き物たちにスポットを当てる。レイノルズ特有の皮肉混じりの語り口が、シュールな生態をコメディへ昇華し、教育番組とスタンダップコメディの中間のような味わいを生み出す。


製作は、『プラネット・アース』シリーズで知られる Wildstar Films。映像は8K撮影で、毛並み一本一本や夜行性動物の瞳孔の開閉まで克明に捉える。父の日直前の日曜(6月15日)にディズニー+と Hulu で配信開始。家族で楽しめるが、虫の超接写シーンも多いので苦手な人は注意。


日本語吹替版では人気声優の津田健次郎がレイノルズの軽妙さを翻訳しており、原語派も一度は試す価値がある。parents.comboston.comdisneyplus.com




ストリーミングを120%楽しむTIPS

ストリーミングは作品選びだけでなく、視聴環境の最適化も重要だ。無料広告付きサービス(Pluto TV や Tubi)は、作品の権利が重複しない限り VPN なしで視聴できるが、広告挿入点が唐突な場合が多い。視聴前に“あとどのくらい広告が入るか”をチェックできるブラウザ拡張機能を入れておくと、集中力を途切れさせずに済む。



字幕か吹替かは好みの問題だが、語学学習を兼ねるなら Netflix の「英語字幕+日本語字幕」同時表示アドオンが便利。データ通信量を抑えたい場合は、モバイル視聴時に480p設定、Wi-Fi 接続時は自動で4Kに切り替える“アダプティブストリーミング”を利用するといい。Apple TV アプリをハブにすれば、複数サービスを横断的にウォッチリスト管理できるため、「どのアプリで観られるか」に頭を悩ませる必要もなくなる。




おわりに

5本それぞれが異なるジャンルと魅力を備え、梅雨の室内時間を鮮やかに彩ってくれるはずだ。ストリーミングは“見放題”である一方、時間は有限。


だからこそ、本稿で得た知識を下敷きに、今日はホラーで肝試し、明日はロマコメで心を潤し、次の休日にはスポーツドラマで自分を奮い立たせる――そんなメリハリの効いた視聴計画を立ててみてほしい。迷いなく再生ボタンを押すことで、あなたの週末はより豊かで記憶に残るものとなるだろう。




参考記事・公式ページ

  • Boston.com「5 must-watch movies & TV shows streaming right now」(2025-06-13)boston.com

  • Pluto TV『28日後…』作品ページ(US)pluto.tv

  • Peacock『Emma.』作品ページpeacocktv.com

  • Max『Scott Pilgrim vs. the World』作品リストhbomax.com

  • Apple TV+『Stick』公式tv.apple.com

  • National Geographic『Underdogs』プレスリリース & Disney+ 作品ページparents.comdisneyplus.com


今すぐ配信中の必見映画&テレビ番組5選
出典: https://www.boston.com/culture/streaming/2025/06/13/5-must-watch-movies-tv-shows-streaming-right-now-june-13-2025/

← 記事一覧に戻る

お問い合わせ |  利用規約 |  プライバシーポリシー |  クッキーポリシー |  クッキー設定

© Copyright ukiyo journal - 日本と世界をつなぐ新しいニュースメディア All rights reserved.