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YouTubeが“コラボ革命”を仕掛ける ― “タグる”時代の次へ : Instagram風コラボ機能でクリエイターの可能性が拡大

YouTubeが“コラボ革命”を仕掛ける ― “タグる”時代の次へ : Instagram風コラボ機能でクリエイターの可能性が拡大

2025年08月04日 00:56

1. イントロダクション――「コラボ機能」はなぜ今YouTubeに必要か

2025年8月2日、テック系メディアEngadgetは「YouTubeがInstagram風のコラボ機能をテスト中」と報じた。これまでYouTubeは“Go Live Together”などライブ配信に限定した共同出演ツールを提供してきたが、録画動画の共同投稿は実現していなかった。TikTokの「デュエット」、Instagramの「Collabs」など、競合が“複数クリエイター同一コンテンツ”の導線を磨く中、YouTubeが長編動画とショートを横断して機能を整備するのは必然の流れだ。WebteknoGoogle ヘルプ


2. 新機能「Collab」のしくみ

  • 対象:現時点では招待制の小規模ベータ。チャンネル登録者数やジャンルを問わず数百名規模とみられる。

  • 手順:①アップロード画面で「Add Collaborator」をタップ→②チャンネル名を検索・招待→③相手がYouTube Studioから承認。

  • 表示:PCでは動画タイトル下に2名のチャンネル名が横並び、3名以上の場合は「他○名」で折りたたみ。モバイルではタップで展開し、それぞれにサブスクライブボタンが付く。

  • アルゴリズムへの影響:動画は両チャンネルのメインフィードと登録者の「ホーム」に表示。再生数は動画IDが共有されるため合算カウントされ、アナリティクスも双方に基本指標が開示されるが、CPMやRPMなど詳細収益は現段階で片方(アップローダー)のみ表示。WebProNews


3. ソーシャルメディアの初期反応

 


反応投稿概要引用元
ポジティブ「中堅以下でも“相乗効果”が狙える。コラボ動画の編集地獄から解放されそう」—YouTubeコンサルのVale氏X (formerly Twitter)
ハイプ「Sneaky update来た!TikTokから奪還チャンス」—Instagramリールで解説したrico.incarnati氏インスタグラム
懸念「広告収益どう分ける?YouTubeの本気度はそこに現れる」—マーケ担当者のポストWebProNews


加えて、MrBeastがXで「8/1に史上最大のクリエイターコラボをやる」と宣言したタイミングと重なり、機能の正式ローンチを期待する声も高まった。India Today


4. 競合機能との比較

プラットフォーム機能名最大共同人数収益システム主な用途
YouTubeCollab(β)4人*¹β段階で未公開長尺/Short混在
InstagramCollabs2人収益分配なし写真・Reels
TikTokデュエット/ステッチ1人(片面)クリエイタープログラム連動短尺リアクション

*¹ YouTube側は「今後拡大の可能性あり」と説明。


YouTubeが他社より優位に立つのは“長尺+広告マネタイズ”が両立する点だ。一方、承認フローが煩雑になれば参加率が下がるリスクもある。


5. クリエイター経済へのインパクト

  1. 中小チャンネルの発見性向上

    • チャンネル登録数10万人未満のクリエイターが、大手と共演することで“逆流入”が生まれる可能性。

  2. ブランド案件の効率化

    • 広告主が一つの動画で複数インフルエンサーとタイアップしやすくなる。今後BrandConnectや提携広告との連動が鍵。

  3. 収益分配モデルの転換点

    • 現行の「アップローダーに全収益→後で手動分配」から、プラットフォーム側で自動按分する機能を実装できるかが試金石。


6. 日本市場視点:VTuberと音楽シーン

日本ではホロライブやにじさんじなど“箱”を持つVTuber事務所が多人数コラボを常態化させている。Collabが正式導入されれば、同一グループ内での合同企画や楽曲リリース告知がワンタップで拡散可能になる。また音楽プロダクションでは、メインMVに参加したゲストボーカル全員をタグ付けし、楽曲毎の登録者増を狙う動きが加速しそうだ。


7. 課題と展望

  • プライバシー/権利処理:出演者全員の承認が必須とはいえ、未成年クリエイターや事務所所属タレントの権利処理が複雑化する。

  • アルゴリズム偏重の危惧:複数チャンネルの視聴時間を取り込むことで“バズ枠”が大型コラボに席巻され、小規模ソロが埋もれるリスク。

  • 正式リリース時期:YouTube関係者は「ベータの手応え次第で2026年前半にもグローバル展開」と示唆。WebProNews


8. まとめ

YouTubeが提示した新機能「Collab」は、単なる“便利ツール”ではなく、クリエイター経済のハブとしてのポジションを守る布石だ。広告主・視聴者・プラットフォームの三方よしを実現できるか—鍵を握るのは収益分配設計と、クリエイターが感じる“公平感”である。今後のフィードバックとアップデートに注目したい。


参考記事

YouTubeがInstagram風のコラボ機能をテスト中
出典: https://www.engadget.com/entertainment/youtube/youtube-is-testing-instagram-style-collabs-153046187.html?src=rss

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