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日曜日の皆既月食:世界の約85%が観測可能。日本は9月8日(月)未明に「赤い満月」

日曜日の皆既月食:世界の約85%が観測可能。日本は9月8日(月)未明に「赤い満月」

2025年09月04日 15:12

目次

  1. 今回のハイライトと全体像

  2. いつ・どこで見える?(世界と日本)

  3. 日本(JST)の時刻と観測のコツ

  4. なぜ赤く見えるのか(科学解説)

  5. 観測チェックリスト(天気・方角・安全)

  6. スマホ&カメラ撮影ガイド

  7. 地域別の注意点(世界の見え方の違い)

  8. よくある質問(FAQ)

  9. 次に見られる皆既月食の予定

  10. 参考記事一覧(クリックで外部ページへ)



1. 今回のハイライトと全体像

  • 観測可能人口が非常に多い:世界人口の約85%が、少なくとも皆既段階の一部を目にできる見込み。天候さえ良ければ、地球規模の“同時体験”が起こります。 タイムアンドデート

  • 日本は好条件:夜半過ぎから明け方前にかけて各段階が進行。皆既は約82分続き、赤銅色の月をじっくり堪能できます。 タイムアンドデート

  • 北米の大半は対象外:アメリカ・カナダ本土では今回ほぼ見られません(例外的にアラスカやハワイなどで一部段階)。カナダは“原則見えない”という報道も。 SpaceThe Weather Network

  • やや大きめの満月:月が近地点に比較的近いタイミングで起こるため、体感的に“少し大きい赤い満月”。 WIRED



2. いつ・どこで見える?(世界と日本)

世界の見え方(要点)

  • 皆既(全過程)を見やすい地域:東アフリカ〜中東〜中央・東アジア〜西オーストラリア。

  • 一部だけ見える地域:ヨーロッパの西端や東オーストラリア、ニュージーランド、西アジアの一部などは月の出入りと重なり段階の一部のみ。

  • 見えない/ほぼ見えない:北米の大半、南米西部など。 タイムアンドデートSpace



日本全域での基本方針

  • 日本は全国的に観測可。特に本州〜北海道は皆既中の月高度もほどよく、都市部でも空が開けた場所なら十分観測できます。 タイムアンドデート



3. 日本(JST)の時刻と観測のコツ

以下は東京を基準にした目安(JST)。全国で大きな差はありませんが、経度・緯度によって数分前後の違いが出ます。


段階時刻(東京)高度の目安メモ
半影食開始0:28約45°肉眼では変化がわずか。写真では濃淡が写りやすい。
部分食開始1:27約40°月の左下側(方位SW付近)から欠け始める体感。
皆既開始2:30約31°暗く赤い月へ。星が増えて見え始める。
食の最大3:11約24°もっとも赤く暗い瞬間。背景星も狙い目。
皆既終了3:52約17°再び明るさが戻りはじめる。
部分食終了4:56約5°低空で建物や地形に注意。
月没5:270°西の空へ沈む。

(出典:timeanddate「東京の皆既月食」詳細ページ) タイムアンドデート


札幌・大阪・福岡でも進行はほぼ同じ。正確な都市別時刻は timeanddate の各都市ページで確認できます(例:札幌/大阪/福岡の月食ページ)。 タイムアンドデート+2タイムアンドデート+2



観測のコツ

  • 視界が開けた西〜南西方向を確保。皆既終盤〜部分食終了は低空になるため、ビル影・樹木・山の稜線に注意。 タイムアンドデート

  • 双眼鏡があると、赤銅色のグラデーションや月縁の凹凸がよく分かります。

  • 皆既は暗くなるため、星空との同時観賞がおすすめ。街明かりを避けるとコントラストが向上。



4. なぜ月は赤く見える?(科学解説)

皆既月食では、地球が太陽光を遮り、本影の中に月が入ります。完全に暗闇になるはず…ですが、地球の大気がフィルターの役割を果たし、青い光(短波長)は散乱され、赤い光(長波長)が回り込むため、月面は赤銅色に照らされます(レイリー散乱)。火山噴煙や黄砂などエアロゾルが多いと、より濃い赤に。 WIRED



5. 観測チェックリスト(天気・方角・安全)

  • 装備:肉眼でOK。双眼鏡や小型望遠鏡があると楽しさ倍増。椅子・防寒具・虫よけも。

  • 天候:局地的な雲でも低空が晴れればチャンスあり。広い空が見える場所へ。

  • 安全:日食と違い、保護フィルター不要。月食は安全に直視できます。

  • 時間管理:皆既の約82分は、色の変化や星の出現を段階的に追える“長編ドラマ”。撮影組は余裕を持った到着を。 タイムアンドデート



6. スマホ&カメラ撮影ガイド

スマホ

  • **望遠カメラ(2〜5倍)**でフレーミング。三脚+セルフタイマーでブレ軽減。

  • 露出はマイナス側へ(皆既は暗い)。連写→ベストショット選別が吉。

  • 夜景モードを試し、月の質感が飛びすぎたら露出固定。



一眼/ミラーレス

  • 望遠域(200〜600mm相当)。三脚+レリーズ必須。

  • 皆既中:ISO 800〜1600/F4〜F6.3/シャッター1/2〜1秒あたりからテスト。赤みと星のバランスを見て微調整。

  • 部分食:明るいのでISO 100〜400/1/125〜1/500秒目安。

  • 組写真(連続合成)を狙うなら、固定構図で等間隔に撮影し、後処理で整列。

  • 低空の月と地上景観を合わせる広角の情景撮影も映える。皆既中は暗いので、地上側は短時間露光の複数枚を重ねる手法が有効。



7. 地域別の注意点(世界の見え方の違い)

  • オセアニア(豪州・NZ):皆既中の月高度が比較的高く、じっくり楽しめます。都市光害の少ない場所がおすすめ。 MétéoMédia

  • 欧州:西欧では月の出と重なり一部段階のみ。高台や地平線が開けた場所で。 タイムアンドデート

  • アフリカ〜西アジア〜東アジア:全過程を見やすい好条件。 タイムアンドデート

  • 北米:原則として観測不可(アラスカ・ハワイなどごく一部で段階限定)。北米向けの次の皆既月食は2026年3月。 SpaceNASA Science



8. よくある質問(FAQ)

Q. どのくらい赤くなる?
A. 大気の状態次第。黄砂・火山性エアロゾルが多いと濃い赤に、乾いた透明度の高い空ではやや明るめの赤に。 WIRED


Q. 子どもと一緒に見ても安全?
A. 安全です。日食と異なり、特別なフィルターは不要。転倒防止のため足元ライトは赤色モードが便利。


Q. 何時から見れば良い?
A. 皆既だけ狙うなら2:30〜3:52(JST)がクライマックス。欠け始めから追うなら1:27前には場所取りを。 タイムアンドデート


Q. ライブ配信はある?
A. timeanddate などがライブ配信を予定。外出できない場合の代替に。 タイムアンドデート



9. 次に見られる皆既月食の予定

  • 2026年3月2〜3日(UTC):北米を含む広範囲で観測可能。今回見られない地域の“お待ちかね”。 NASA Science



参考記事

日曜日の皆既月食:ほぼ全世界で観測可能、ただし… - Météオメディア
出典: https://www.meteomedia.com/fr/nouvelles/science/phenomenes-naturels/85-de-la-planete-va-voir-une-eclipse-lunaire-totale-dimanche

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