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年末年始は「投稿前に一呼吸」——“タピオカの写真”から場所特定も?SNSで写ってはいけないもの完全ガイド

年末年始は「投稿前に一呼吸」——“タピオカの写真”から場所特定も?SNSで写ってはいけないもの完全ガイド

2025年12月28日 15:26

1. なぜ年末年始に「SNS投稿リスク」が跳ね上がるのか

年末年始は、日常と違う行動が増えます。帰省・旅行・初詣・忘年会や新年会、買い物、イベント参加。写真も動画も「特別感」があるほど投稿したくなる一方で、投稿は“あなたの行動ログ”になりやすい時期でもあります。


特に危険なのは次の2つです。

  • リアルタイム投稿で「今ここにいる」「家にいない」が分かる

  • 写真の情報量が増え、場所推測の材料が揃いやすい


実際、SNS上の情報から住所・氏名・勤務先などを割り出して報酬を得る「特定屋」を名乗るアカウントが多数確認された、という報道もあります。発信する側は「知られたくない情報が、写真1枚から組み上がる」前提で考える必要があります。 TBS NEWS DIG+1



2. “タピオカの写真”で場所特定?「反射」は最重要リスク

「タピオカ(バブルティー)の写真」やカフェのドリンク写真は、いかにも無害に見えます。ところが、プロの分析では反射が手がかりになることがあります。


反射が危ない理由

  • カップのフタやストロー、スマホ画面、窓ガラス、鏡面の壁、テーブルの光沢などに、周囲の景色・照明・構造物が写る

  • 高層ビルの形、駅前の高架、商業施設の内装など、特徴的な要素が揃うと「候補地」が絞られる

テレビ報道や特集でも、瞳(目)やタピオカの反射から撮影場所が推測され得ることが紹介されています。 関西テレビ放送 カンテレ+1



3. 写ってはいけないもの(写真編)—“特定の材料”チェックリスト

ここからは、年末年始にありがちな写真を想定して「危ない写り込み」を具体化します。投稿前にこのリストを上から確認してください。


A. 場所を直接バラすもの

  • 住所が映る:表札、郵便物、宅配ラベル、診察券、会員証、学校のプリント

  • 駅名・路線名:駅のホーム標識、路線図、改札の案内板、バス停

  • 地名の看板:観光地の案内板、工事看板、駐車場の看板

  • 車のナンバー/自転車の防犯登録

  • マンホール、消火栓、電柱番号(地域特有の記号で絞り込みに使われる場合) 関西テレビ放送 カンテレ


B. “行動範囲”が分かるもの

  • いつも行くコンビニ、ジム、散歩道、近所の公園が分かる背景

  • 自宅周辺で撮った写真(外壁、門、玄関前の特徴、近所の交差点)

  • ジョギングや犬の散歩の投稿(定期的な時間帯・ルートが推測されやすい) TBS NEWS DIG


C. 反射・写り込み(見落としがち)

  • 窓/鏡/スマホ画面/メガネ/時計の風防の反射

  • 瞳の反射(顔のアップ、セルフィー)

  • 飲み物のフタや光沢面(タピオカ、コーヒー、カクテルなど) 関西テレビ放送 カンテレ+1


D. 部屋バレにつながるもの(自宅・ホテル)

  • 窓の外の景色(隣の建物、看板、特徴的なビル)

  • 間取りが分かるアングル(梁、エアコン位置、窓の配置)

  • カーテン、床材、ベランダ柵など“物件特定”の手がかり
    ※特集では、物件情報サイト等と照合され得る点が語られています。 関西テレビ放送 カンテレ


E. 個人情報・金銭情報

  • レシート(店舗名・住所・日時・購入物)

  • 乗車券・航空券・ホテル予約の画面

  • クレカの下4桁、ポイントカード、領収書

  • 名札、社員証、学校名入りの制服や体操服



4. 写ってはいけないもの(投稿行動編)—写真以外も「特定の材料」

写真そのものが無害でも、投稿の仕方で危険度が上がります。

  • リアルタイム投稿:「今ここ」「今から帰省」「◯日まで家を空ける」
    →空き巣や待ち伏せの材料になり得るため、“時間を空けて投稿”が推奨されています。 セコム

  • 位置情報タグ(ジオタグ)を付ける
    →行動範囲・生活サイクルが推測されやすい。 セコム

  • 公開範囲が“全体公開”のまま
    →「友達向けのつもり」でも拡散・転載・保存は起こり得ます。IPAも、公開範囲に関わらず“インターネットに公開することと同じ”という認識が必要だと注意喚起しています。 INTERNET Watch



5. メタデータ(Exif)問題:SNSが消してくれるから大丈夫?

デジタル写真には、撮影日時、機種、設定、そして場合によっては**GPS(位置情報)**などが含まれることがあります(Exif)。IPAは、GPSが付いたまま投稿すると自宅住所や学校などが推測される可能性があると警告しています。 INTERNET Watch


一方で、SNS/サービスによってはアップロード時に埋め込みメタデータを削除する場合もあり、米国議会図書館のブログでも「多くのサービスがアップロード時にメタデータを取り除く」点が紹介されています(ただし“消える=安全”とは限りません)。 The Library of Congress+1



結論:SNS任せにしない。

  • 投稿先が変わる(X / Instagram / TikTok / メッセージアプリ等)

  • スクショ再投稿、別アプリ経由、クラウド共有などで挙動が変わる

  • そもそも“画像の中身”から推測される(反射・看板・内装など)

だからこそ「自分で位置情報を外す」「写り込みを消す」が重要です。



6. 今すぐできる対策(スマホだけでOK)

6-1. iPhone:位置情報メタデータを外す

Appleの案内では、写真・動画に埋め込まれる位置情報(メタデータ)を確認・削除でき、共有時に位置情報を送らない設定も可能です。 Appleサポート


やること(重要な順)

  1. 写真アプリで位置情報を削除(特定の写真だけ) Appleサポート

  2. **共有時オプションで「位置情報オフ」**にして送る Appleサポート

  3. そもそもカメラの位置情報を使わない(必要な時だけON) Appleサポート


6-2. “時間差投稿”をルール化する

防犯の観点でも、「今いる場所」を言わない・時間を空けることが推奨されています。

  • 旅行中:帰宅後にまとめて投稿

  • どうしても当日投稿したい:店名や場所の手がかりを消し、位置情報タグは外す

  • ストーリー系も同様(リアルタイム性が高いほど危険) セコム+1


6-3. “写り込み”は加工してから出す

IPAは「公開する必要のない写り込みは特定できないよう加工」を推奨しています。 INTERNET Watch
具体的には、モザイク・塗りつぶし・スタンプ・トリミング。
※“ぼかし”は後で復元される可能性があると言われるケースもあるので、しっかり潰すのが無難です(塗りつぶしやモザイク)。 The Verge


6-4. 公開範囲と「フォロワーの質」を見直す

  • 全体公開 → せめてフォロワー限定へ

  • 友達申請・フォロリクの承認を慎重に(「知らないけど同じ界隈だから」は危険) セコム+1



7. さらに怖い話:ピースサインの指紋流出

「Vサイン(ピース)」は日本の写真文化として定番ですが、高画質化で指紋が読み取られ得るという話題は以前からあります。自治体の啓発資料でも、ピースサインで指紋が分かる可能性、瞳の反射や看板の文字が読める可能性などがまとめて注意喚起されています。 福井県公式サイト+1


現実的な対策はシンプルです。

  • 指先がはっきり写る距離・光・ピントを避ける

  • 指先が写っている写真はトリミングまたはモザイク

  • そもそも“指先が画面に入らないポーズ”に変える



8. 投稿前30秒チェック(これだけは守る)

年末年始、投稿前にこの順番で見直すと事故が減ります。

  1. いま投稿していい?(リアルタイムなら一度止まる) セコム

  2. 位置情報タグが付いてない?(地名・店名・地図リンク) セコム

  3. 写真の四隅を拡大(看板、電柱番号、レシート、窓の外)

  4. 反射を探す(窓、瞳、スマホ、飲み物のフタ、メガネ) 関西テレビ放送 カンテレ+1

  5. メタデータ(位置情報)を外す(少なくとも自宅・職場・子ども関連は徹底) Appleサポート+1

  6. 公開範囲(“全体公開”である必然性はある?) INTERNET Watch



9. もし「特定されたかも」と思ったら

  • 該当投稿を非公開・削除(ただし保存・転載されている可能性はゼロではない)

  • アカウントの公開範囲を絞る/過去投稿も棚卸し

  • 怖いDMや脅し、待ち伏せの気配がある場合は**記録(スクショ)**し、相談窓口や警察へ
    報道でも、特定情報がストーカーや脅迫に使われうる点が指摘されています。無理に一人で抱えないのが大事です。 TBS NEWS DIG



10. まとめ:楽しく発信するための“安全設計”

SNSは、年末年始の思い出を世界と共有できる素敵な場所です。だからこそ、発信の前に「自分を守る手順」を持っておくと安心です。


  • 時間差投稿で「今ここ」「留守」を隠す セコム

  • 位置情報・Exifは自分で外す(特に家・職場・子ども) Appleサポート+1

  • 反射・写り込みを徹底チェック(タピオカ、瞳、窓、スマホ画面) 関西テレビ放送 カンテレ+1

  • 公開範囲を見直す(“全体公開”が必要か?) INTERNET Watch

投稿前の30秒が、年末年始の安心を作ります。安全に、気持ちよく、最高の思い出を残しましょう。


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