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1/1スケールのW杯トロフィー、レゴで完全再現 ─ 中にはミニスタジアム!? レゴの等身大W杯トロフィーがサッカーファンの心を揺らす

1/1スケールのW杯トロフィー、レゴで完全再現 ─ 中にはミニスタジアム!? レゴの等身大W杯トロフィーがサッカーファンの心を揺らす

2025年12月05日 09:13

金のトロフィーが、プラスチックの“夢”になった日

サッカーファンなら、一度はテレビ越しに見つめたことがあるだろう。
地球を抱くようなフォルムの、あの黄金のカップ──FIFAワールドカップトロフィー。


そのトロフィーを「ほぼ本物サイズ」で自宅に迎えられる日がやってくる。
デンマーク発の玩具メーカー・レゴが、FIFAとパートナーシップを結び、等身大スケールの公式トロフィーセットを発売すると発表したのだ。The Independent


1:1スケール、2842ピース。スペックは完全に“大人向け”

今回登場するのは「LEGO Editions 43020 FIFA World Cup Official Trophy」というセット。実物のトロフィーと同じ約36.8cmの高さで、使用パーツ数は2842ピースに達する本格ディスプレイモデルだ。The Independent


価格は米国で約200ドル、欧州では179.99ユーロ前後。発売日は2026年W杯の開幕を数か月後に控えた2026年3月1日とされており、すでにレゴ公式オンラインショップなどで予約受付が始まっている。HOTH BRICKS


公式ショップでは一人3個までという購入制限も設けられており、レゴ側が「コレクターズアイテム」としての需要をかなり意識していることがうかがえる。The Independent


本物との違いと共通点

オリジナルのワールドカップトロフィーは、18金とマラカイトで作られた重厚な芸術品で、重さは約6.2kg。優勝チームは手にすることはできても、トロフィーそのものはFIFAがスイス・チューリヒで厳重に保管している。The Independent


対してレゴ版はもちろんプラスチック製。だが、1:1スケールのプロポーションにこだわり、ベース部分のグリーンやロゴ、表面の凹凸まで、ブロックで可能な限り“本物らしさ”が追求されている。さらに今回は、金色パーツの質感を高めるために、塗装ブロックと成形色ブロックの2種類を組み合わせ、大量のゴールドパーツを投入しているという。zusammengebaut.com


「本物は永遠に手に入らないけれど、レゴなら自分の手で組み上げて、ずっと眺めていられる」。そんな“届きそうで届かない憧れ”を現実に変えるのが、このセットの最大の魅力だ。


ただ飾るだけじゃない、“中身”がすごい

このトロフィーには、もうひとつ分かりやすいフックがある。
──中に“秘密のシーン”が隠れているのだ。

上部の地球部分をスライドさせると、内部から小さなジオラマが現れる仕掛けになっており、スタンドやスタジアムを思わせるカラフルな空間が飛び出す。そこには、FIFAワールドカップ2026のロゴと、ミニサイズの優勝トロフィーを掲げた独自デザインのミニフィグ(ミニフィギュア)が配置されている。zusammengebaut.com


さらに、台座には1974年以降の歴代優勝国が刻まれたプレートが付属し、単なるブロック玩具ではなく「サッカー史の立体年表」としての側面も併せ持つ。zusammengebaut.com


2026年W杯の“前祝い”グッズとしての位置づけ

今回のトロフィーセットは、2026年に米国・カナダ・メキシコの3か国共催で行われる史上初の48チーム制ワールドカップと連動した、レゴ初の本格“W杯レンジ”の先陣を切る商品だ。The Independent


拡大された大会フォーマットでは、12グループ×4チームという新しいグループステージが採用され、32チームが決勝トーナメントへ進出する。2026年6月11日の開幕を前に、レゴはこのトロフィーを皮切りに、サッカーとブロック遊びを組み合わせたさまざまな商品を展開していくとみられている。The Independent


SNSとファンコミュニティの反応:デザイン絶賛vs価格ショック

発表直後から、X(旧Twitter)、Instagram、レゴファンサイトのコメント欄には、世界中のファンの声が次々と投稿されている。


レゴニュースサイト「Hoth Bricks」やドイツのファンサイト「Zusammengebaut」では、トロフィーの公式画像と合わせてセット情報が紹介され、コメント欄には80件以上の書き込みが集まった。HOTH BRICKS


ざっくり整理すると、リアクションの傾向はだいたいこんな感じだ。

ポジティブな声

  • 「金パーツの使い方が最高。W杯イヤーの目玉ディスプレイにぴったり」

  • 「サッカーもレゴも好きな自分にとって、これは反則級のコラボ」

  • 「1:1スケールでこのディテールなら、値段もまあ納得できる」


デザイン面では、「写真で見るより実物は迫力ありそう」「ベース部分のカーブがよく再現されている」といった評価が多く、特に“ごつごつしたブロックの積層感で、あの有機的な形を再現している”点がファンの琴線に触れているようだ。


ネガティブ・慎重派の声

一方で、価格に対しては辛口のコメントも目立つ。
Hoth Bricksのコメント欄には、「最近のレゴは高すぎると言われてきたけど、これはさすがに高すぎでは?」といった書き込みや、「180ユーロなら、別の大型セットを買う」という声が並ぶ。HOTH BRICKS


また、「サッカーに興味がないレゴファン」からは、

  • 「パーツ数の割に汎用性は低いのでスルー」

  • 「トロフィーよりもスタジアムセットの方が欲しい」

といった、テーマ選択そのものに対する微妙な反応も見られる。


逆にサッカーファン側からは、「レゴは普段買わないけど、これは記念に欲しい」という層も一定数いるようで、レゴコミュニティとフットボールコミュニティが“半歩ずつ歩み寄っている”構図が浮かび上がる。


情報拡散のハブになったSNS投稿

情報の初出としては、レゴ系ニュースアカウント「Brick Blogs」などがX上でセット番号や価格、発売日、ピース数を添えて「FIFA World Cup Official Trophy first look」と画像付きで紹介したことをきっかけに、一気に拡散した。X (formerly Twitter)

 



その投稿を起点に、サッカー系メディアやファンアカウントが引用リポストし、「ワールドカップを自分で組み立てる時代か」「優勝しなくてもトロフィーを掲げられる」といったネタ混じりのコメントが飛び交っている。


※上記の具体的なコメント内容は、各種SNSやファンサイトの書き込み傾向を要約・再構成したイメージであり、特定のユーザーの実際の発言をそのまま引用したものではありません。


“大人レゴ”とスポーツビジネスが合流する地点

ここ数年、レゴは「大人向けディスプレイモデル」に力を入れている。スター・ウォーズの大型モデルや、植物シリーズ、名建築シリーズなど、完成後はインテリアとして飾ることを前提としたラインナップは、いまやレゴの柱のひとつだ。


そこに今回、「世界最大級のスポーツイベント」であるW杯が正式ライセンスで乗ってきた。FIFAとのパートナーシップを軸にした一連のプロダクトは、サッカーという“感情移入しやすい物語”を、大人レゴのディスプレイ文化に接続する試みだと言える。zusammengebaut.com


優勝チームのサポーターはもちろん、「自国は出場できないけれど大会全体が好き」というファンにとっても、このトロフィーは“大会そのものの象徴”として機能する。結果に関係なく、「W杯の夏の記憶」を物理的なオブジェとして残せるわけだ。


自宅観戦の“センターピース”としての楽しみ方

このトロフィーをどう楽しむかを想像してみよう。

  • 大会期間中はテレビの横に置いて「今日の試合のMVP」を家族会議で決め、ミニフィグにミニトロフィーを渡す

  • 中のジオラマに、手持ちのサッカーミニフィグを並べて“自分だけの決勝戦”を再現する

  • 歴代優勝国プレートを眺めながら、「この年の決勝は…」とサッカー談義に花を咲かせる


とくに日本のファンにとっては、深夜・早朝キックオフの試合を“観戦会”として楽しむ際の、象徴的なセンターピースになりそうだ。W杯のたびに押し入れから出してきて、家族や友人と再び組み立てながら大会モードに入る──そんなルーティンを作るのも面白い。


値段は高い。でも“ストーリー”がついてくる

約200ドルという価格は、確かに安くはない。
しかし、単に「2842ピースのブロックセット」という数字以上に、この商品は“ストーリーへの参加券”としてデザインされている。

  • 実物と同じサイズというロマン

  • 2026年大会というタイミング

  • 隠しジオラマや限定ミニフィグといった遊び心

  • 歴代優勝国を刻んだプレートが持つ、サッカー史の重み

これらをすべて含めて、「あの夏を象徴する記念碑を、自分の手で組み上げる体験」に値段をつけている、と考えることもできる。


まとめ:レゴは“結果”ではなく“プロセス”のW杯を売ろうとしている

ワールドカップのトロフィーといえば、通常は「優勝したチームだけが触れられる究極の報酬」だ。しかしレゴ版トロフィーは、その前段階──予選から本大会、応援、議論、期待と不安──といった、ファンが共有する長いプロセスそのものを形にしている。


組み立てに何時間もかけてブロックを積み上げ、最後に黄金のカップが姿を現したとき、多くのファンはこう感じるはずだ。

「これは、あの大会の全部が詰まった、自分だけのトロフィーだ」と。


2026年の夏、世界中のリビングやゲーム部屋で、このレゴトロフィーがテレビ画面の隣に並ぶ光景は、決して珍しいものではなくなるかもしれない。



参考記事

レゴが実物大のワールドカップトロフィーを発売、その中には秘密が隠されている
出典: https://www.independent.co.uk/sport/football/world-cup/lego-world-cup-trophy-fifa-range-b2877433.html

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