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北米で歴代No.1のアニメ初週!『鬼滅の刃 無限城編(Infinity Castle)』がオープニング興収7,000万ドルで首位発進

北米で歴代No.1のアニメ初週!『鬼滅の刃 無限城編(Infinity Castle)』がオープニング興収7,000万ドルで首位発進

2025年09月15日 22:01

1) 何が起きた?―数字で読む“歴代最高”の初動

北米週末興収は7,000万ドル(推定)。週末ランキングは堂々の第1位。この額は、北米アニメ映画のオープニング記録を26年ぶりに更新したもので、これまでの最多だった**『ポケモン/ミュウツーの逆襲』の3,100万ドル(1999年)を倍以上で上回る快挙となった。上映は3,315館**。配給はSony傘下のCrunchyrollで、近年のアニメ興行をけん引する同社の戦略がここでも威力を発揮した。AP News+2ウィキペディア+2


加えて、世界49市場での同週末推定1億3,210万ドルを合わせた世界興収は1億7,780万ドル。公開直後からグローバルで一斉に“イベント化”する劇場展開が機能した格好だ。AP News+1


※AP(Associated Press)などが日曜時点で出したComscore推定に基づく速報値。確定値は翌週以降に更新される。AP News



2) “無限城編(Infinity Castle)”とは?―三部作で描く最終章の第1作

『無限城編』は、三部作構成のフィナーレの第1章。原作(吾峠呼世晴)におけるクライマックス「無限城」での総力戦が本格的に幕を開ける。物語詳細のネタバレは避けるが、シリーズの根幹に関わる戦いとキャラクターの覚悟が重層的に描かれるため、長年のファンにとって“見逃せない章”であることは間違いない。EW.com+1


英語表記は “Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba – Infinity Castle”。日本公開は先行しており、北米は2025年9月12日(金)公開。上映フォーマットはIMAXを含む。Crunchyroll+1



3) なぜ北米でここまで刺さったのか?—ヒット要因の分解

(a) イベント化(IMAX/PLF×同時多言語)
プレミアムスクリーン(IMAXなど)での体験価値を前面に出し、字幕版と英語吹替版の同時展開で観客層を広げた。Crunchyrollが得意とする“世界同時期リリース”は、SNS上のネタバレを最小化し、初週に需要を集中させる設計。IMAX+1


(b) シリーズの蓄積と“最終章”の引力
TVシリーズや『無限列車編』劇場版を通じてファンダムが拡大。**“最終章の第1作”**という希少性が“今、劇場で見ないと置いていかれる”感覚を生み、初動の爆発につながった。EW.com


(c) コロナ禍以降に加速したアニメの主流化
2021年の『無限列車編』は北米オープニング2,114万ドル(3日間)という異例の数字で道を切り拓いた。今回の7,000万ドルは、その“地ならし”の上に成立した“ジャンプ”である。Crunchyroll


(d) 時期と競合
公開週はホラー大作や英国ドラマ映画など競合があるなかで、若年層中心の初動が強烈。一方で、9月中旬はハリウッド大作の谷間になりやすく、コンテンツの“鮮度”を高めやすいウィンドウでもあった。AP News+1



4) 前作・過去作との比較

  • 『無限列車編』(2021)北米

    • オープニング:約2,114万ドル/1,605館

    • 最終:約4,938万ドル
      → パンデミック下という逆風のなかでの大健闘が、今回の“主流化”の前提を作った。The Numbers

  • 『ポケモン/ミュウツーの逆襲』(1999)北米

    • オープニング:3,100万ドル(当時)
      → 長らく“アニメ初動の金字塔”とされたが、『無限城編』が26年ぶりに更新。ウィキペディア

  • 『無限城編』(2025)北米

    • オープニング:7,000万ドル/3,315館

    • 9月オープニングとしても上位に入り、年内アニメ最大の初動の一つとなった。Box Office Mojo+1



5) ビジネス的インパクト—日米メジャーにとっての意味

Crunchyroll×Sonyの分配モデル
Crunchyrollの配給は、日本発アニメIPを“ハリウッド級のイベント”として扱う点に特徴がある。プレミアムシート、IMAX、F&B(飲食)連動、上映回転率の最適化……これらは従来の“ファン向け限定上映”の枠を超え、一般層も巻き込む収益設計だ。TheWrap


シーズン戦略の最適化
9月中旬の“隙間”へ大型アニメを据える動きは、年末の洋画大作に先んじて市場を活性化する効果がある。実際、北米の同週末は全作品合計でも前年同週比で大幅増となった。Animation Magazine



6) 海外市場の現在地―49市場で1億3,210万ドル

北米外の49市場で1億3,210万ドルという数字は、**“アジア中心+欧米同時期”**という配置の強さを示す。国・地域ごとの公開時差が小さいため、海賊版対策にも効果的。グローバル興収の“初速”を最大化する、現代的な公開モデルだ。Yahoo!



7) 作品ガイド

  • タイトル表記:

    • 日本語:『鬼滅の刃 無限城編』

    • 英語:Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba – Infinity Castle

    • 読み方:Kimetsu no Yaiba(キメツノヤイバ)

  • 時系列での視聴順(簡易):

    1. TVシリーズ「竈門炭治郎 立志編」(Season 1)

    2. 劇場版『無限列車編』

    3. TV「遊郭編」→「刀鍛冶の里編」

    4. 『無限城編』三部作(今回の映画は“第1作”) EW.com

  • 上映フォーマット:IMAXなどのプレミアム・ラージ・フォーマットあり。大画面×高音響での没入感が特に推されている。IMAX

  • レーティング/上映時間:北米R指定/2時間35分(Box Office Mojo掲載ベース)。Box Office Mojo



8) 今後の見通し—興収の持続力と配信のタイムライン

アニメ映画は初動が強くフロントロード(前倒し型)になりがちだが、口コミの強さとプレミアム上映で“2週目以降の粘り”が期待される。配信は現時点で正式発表なし。過去例からみて、Crunchyrollでの配信は年末〜年明けという見立てもあるが、大ヒットのため長期の劇場走行も予想される。最新情報は公式発表を待ちたい。GamesRadar+



9) マーケット視点のキーポイント(まとめ)

  1. 北米アニメ史上最大のオープニング:7,000万ドルで26年ぶりの更新。AP News

  2. 館数3,315/IMAX対応:プレミアム体験を前面化。Box Office Mojo+1

  3. グローバル“一斉イベント”:49市場で同時期公開、世界週末1億7,780万ドル。Yahoo!

  4. 三部作の第1作:最終章の入口という“希少性”が初動を押し上げ。EW.com

  5. シリーズの地ならし効果:『無限列車編』の北米初動2,114万ドル→今回7,000万ドルへ。The Numbers

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