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『鬼滅の刃』興収280億円突破――『タイタニック』超えで国内歴代興収3位に

『鬼滅の刃』興収280億円突破――『タイタニック』超えで国内歴代興収3位に

2025年08月25日 15:01

1. 何が起きたのか――「280億」を読み解く

2025年8月25日、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は公開38日間で興収280億8769万4600円/動員1982万5555人に到達した。公式Xの発表をうけ、オリコン、日刊スポーツ、シネマトゥデイ、ABEMA TIMESなど主要媒体が「『タイタニック』(277.7億円)超え→国内歴代興収3位」と速報。前週の31日間時点では257.8億円だったため、この7日間で約23億円の伸びとなる。オリコンシネマトゥデイABEMA TIMESアニメハック


数値面で重要なのは、基準値として各社が**『タイタニック』の国内最終277.7億円を採用している点だ。これを上回ったことで、ランキングは1位:無限列車編(407.5億)/2位:千と千尋(316.8億)/3位:無限城編 第一章(280.9億)/4位:タイタニック(277.7億)**という並びに更新された。ENCOUNT



2. “最速”連発の背景――初動から継続動員へ

本作は公開直後からオープニング成績・初日成績・単日成績の3項目で日本歴代1位を樹立し、公開8日間で100億円突破という最速記録を更新。以降もお盆需要、舞台挨拶や“じゃぱんつあー”などの施策が波状的に奏功し、リピーターと新規層を重ね合わせて“伸びの第2波”を形成した。31日目で257.8億円を記録し『アナ雪』(255億円)を抜いて歴代4位、そこから一週間で『タイタニック』を逆転して3位に浮上している。ENCOUNTアニメハック



3. ランキングの座標――『無限列車編』と『千と千尋』の壁

歴代興収の上位は、無限列車編 407.5億円(2020年)と千と千尋 316.8億円(2001年)が盤石だ。今回、無限城編 第一章は277.7億円の『タイタニック』を越えて3位に座したが、千と千尋までの差は約36億円。作品勢いと上映環境の継続次第では、2位浮上の現実味すら帯びる。さらに、三部作の“第一章”である点も含め、シリーズ合算での文化的・経済的インパクトは、2020年の“無限列車現象”と並ぶか、それに匹敵する可能性がある。ENCOUNT



4. 時系列で振り返る“38日間”

  • 公開初週末(3日間):日本歴代NO.1のスタート。各日ベースの記録も更新。ENCOUNT

  • 公開8日目:最速で100億円を突破。ENCOUNT

  • 公開31日目:257.8億円/動員1827万人。歴代4位に。アニメハック

  • 公開38日目(8/25):280.9億円/動員1982万人。『タイタニック』超えで歴代3位。オリコン



5. 無限城編(第一章)の作品位置づけ

無限城編は、原作最終盤のクライマックスを映画三部作で描く大型プロジェクト。その第一章・猗窩座再来が現在公開中であり、公式サイトでもニュースや関連施策の更新が続く。TVシリーズからの連続視聴性、上弦の鬼たちとの決戦の期待感、映像体験(音響・4D・大画面フォーマット)まで、映画館での“理由”がそろった総力戦といえる。鬼滅の刃公式サイト



6. “数字”だけでは語れない現象性

ファン同士の共有体験(SNS・ネタバレ配慮の文脈を含む)、親子/友人同伴の複数回鑑賞、舞台挨拶・地方巡回イベントなど、コミュニティを核にした“連鎖”が動員の底面を支えた。2020年の無限列車編が切り開いた「アニメ映画の社会現象化」という地平は、2025年の無限城編でさらに多様化したと言える。海外メディアも連日、興行推移を報じており、英語圏の情報環境でも“早期からの話題化→公開前売の増勢”という好循環が見える。GamesRadar+



7. 国際公開と越境効果

無限城編(第一章)は9月12日に米英で劇場公開が予定され、9月9日にはCrunchyroll会員向けの先行上映も案内されている。日本での記録更新が英語圏に伝播し、事前販売が歴代アニメ最高水準に達したとの報道も。国内の快進撃が、そのままグローバル興収の初速を押し上げる構図が予測される。GamesRadar+



8. ビジネスへの射程――映画館・配給・周辺市場

  • 映画館側:長期興行の座組み(スクリーン配分・深夜回・4D・IMAXの稼働)により、平日も高稼働率。

  • 配給プロモーション:**“じゃぱんつあー”**を含む全国横断施策で、地方のファン接点を増幅。ENCOUNT

  • パッケージ/配信:将来的な4K/IMAX Enhanced素材の展開が二次収益を押し上げる可能性。

  • 周辺市場:公式書籍・グッズの新規需要に加え、第2章・第3章への“待機需要”が中長期の消費を牽引。



9. データでみる勢い――“加速する第2波”

公開31日目の257.8億円から38日目の280.9億円までの約23億円増は、単なるロングテールでは説明しにくい伸び。お盆明けの通常週でありながら、話題の再燃(新キービジュアル、舞台挨拶、各社の相次ぐ記事化)が“第2波”を形成した。媒体は数字の根拠として公式Xを参照し、『タイタニック』277.7億円の公的基準で比較したことも、報道の一貫性を生んだ。シネマトゥデイオリコン



10. 記録更新の可能性――2位“千と千尋”の背中

残り約36億円という差は、大型連休や特典追加などのテコ入れがあれば1〜2か月スパンで射程圏に入る可能性がある。もちろん上映環境(新作の競合、スクリーン確保、フォーマット再配置)に左右されるため、短期的には週当たりの減衰率が焦点となる。仮に**“第2章”の公開前後での再上映・拡大施策が重ねられれば、シリーズ合算での社会的存在感**はさらに増すだろう。



11. “三部作”の価値――物語の完結へ

無限城編は三部作。第一章の成功そのものが、第2章・第3章を確実に“映画館で観たい体験”として位置づけた。クオリティの裏づけは、TVシリーズからの一貫した演出作法と映像美、そして大画面での音響設計にある。公式発信は連日の更新が続き、今後の情報解禁にも期待が高まる。鬼滅の刃公式サイト



12. 2020年からの連続性――“無限列車”が開いた道

無限列車編(2020)は、国内407.5億円という空前の記録を樹立し、日本の映画興行におけるアニメのポジションを一変させた。2025年の**無限城編(第一章)**は、その経験則と観客学習を前提に、より速い初動/より厚い中盤という新たな最適解を示した形だ。海外でも“日本初の記録が、英語圏の前売増に直結する”というダイナミクスは継続している。Vanity FairGamesRadar+

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