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富士フイルムが米国でカメラ価格を再び引き上げへ——8月30日から。背景に関税と市場の不確実性

富士フイルムが米国でカメラ価格を再び引き上げへ——8月30日から。背景に関税と市場の不確実性

2025年08月19日 12:08

1. 速報ポイント(何が起きたか)

  • 富士フイルムが米国での価格を8月30日から再引き上げ。詳細(対象モデル・上げ幅)は未公表。The Vergeデジタルカメラレビュー

  • すでに8月1日に最大800ドルの値上げが実施済み(X100VI+200ドル、X-T5+200ドル、GFX100 II+800ドル ほか)。The Verge

  • 例外として**“X half”とX-E5は発売時価格を維持**。デジタルカメラレビュー

  • 背景に、米日合意に基づく日本からの輸入品への15%関税と、調達・生産の再編。The White HouseThe Verge



2. 値上げの経緯と時系列

  • 2025年8月1日:米国でFujifilm製品の広範な値上げが反映。主要モデルが数百ドル上昇し、レンズは+50〜150ドル程度。The Verge

  • 2025年8月18日:「再値上げを実施する」と複数メディアが報道。実施は8月30日予定。詳細未公表だが大半のラインアップが対象と伝えられる。The Vergeデジタルカメラレビュー

  • この間、富士フイルムは米国で一部機種の予約受付を一時停止するなど、関税や需給への対応を進めてきた。対象にはX100VIやGFX100RF、X-M5(ブラック)が含まれたと報じられている。デジタルカメラレビュー



3. どのモデルがどの程度上がったのか(8/1時点の実績)

  • X100VI:$1,599 → $1,799(+$200)。

  • X-T5:$1,699 → $1,899(+$200)。

  • GFX100 II:$7,499 → $8,299(+$800)。
    いずれも米国小売価格で、B&HやAdoramaなどの価格に反映済み。レンズは+50〜150ドルの上げ幅が目立つ。The Verge


注:8月30日からの再値上げの具体的な上げ幅・対象モデルは、執筆時点では未公表。ただし**「前回の調整幅に沿う形」**との観測もある。PetaPixel



4. 例外:新機種“X half”とX-E5は据え置き

  • 富士フイルムはDPReviewに対し、“X half”(ハーフサイズ志向の新コンパクト、$849)とX-E5($1,699)の発売価格は据え置くと説明。予約済みユーザーの不意打ちを避けるため、価格設定を初めから調整していたという。デジタルカメラレビュー+1The Verge

  • 一方、X100VIなど既存の人気機種は再値上げの影響を受ける可能性がある。デジタルカメラレビュー



5. 背景:関税とサプライチェーン再編

  • 米国—日本の貿易合意(2025年7月発表)では、日本からの輸入に一律15%の基準関税が示された。カメラ・レンズは直接の対象となり、価格転嫁圧力が強まっている。The White House

  • 富士フイルムは対米向け生産の一部を中国→日本へ戻す動きも取ってきたが、なおコスト上昇は避けがたい状況。The Verge

  • さらに、米国では小額輸入免税(de minimis)撤廃に向けた動きが進み、海外通販由来の低価格流入抑制が価格上昇要因として加わるとの見方もある。GQ



6. 市場への波及:日本のユーザーにとっての意味

  • 国内希望小売価格は米国の価格と即時に連動するわけではない。ただし、

    • 並行輸入品:米国側の上振れで日本の並行相場も高止まりしやすい。

    • 中古市場:人気機種(例:X100VI)の中古プレミアが再燃するリスク。

    • レンタル料金:事業者側コスト増により料金改定が生じうる。

    • 販売店の在庫政策:仕入れコストや為替次第で小売価格の微調整があり得る。
      (いずれも一般的な価格形成メカニズムからの示唆)



7. クリエイター/事業者の実務インパクト

  • 予算編成:期中の機材調達費を**+10〜15%**程度見直す前提で、案件見積もり・利益率を再計算。

  • 減価償却:ハイエンド機(GFX/シネ系)では保有期間の延伸やレンタル併用でキャッシュフロー平準化。

  • 保守・保証:米国購入→日本使用のケースは国際保証の適用範囲や修理窓口を再確認。

  • 在庫戦略:サブ機や標準ズームなど代替容易な機材は後回し、唯一無二の焦点距離・機能は前倒し調達。



8. 購入戦略(一般消費者)

  • 8/30前に米国での購入を検討する場合:

    • 小売の返品・価格保証ポリシー確認(予約価格からの差額請求有無)。デジタルカメラレビュー

    • 為替(USD/JPY)と配送・関税コストの合算比較。

    • 並行輸入の注意:保証・修理が国内正規品と異なる点に留意。

  • 日本国内で買う場合:

    • 値上げの連鎖が及ぶかは不透明。在庫・為替・仕入れ先で差が出るため、複数店舗で比較。

    • 中古・委託は価格が動きやすい。需要ピーク時の買い急ぎに注意。



9. Q&A:よくある疑問

Q1. 今回の再値上げはどのくらい?
A. 未公表。ただし「前回調整に沿う」水準との見方もある。公式発表や主要小売の更新を注視。PetaPixel


Q2. 日本の店頭価格も上がる?
A. 直結はしないが、並行・中古・レンタルなどで間接的な影響が出やすい。為替・在庫・仕入れ条件による。


Q3. どのモデルが影響を受けにくい?
A. 現時点で**“X half”、X-E5**は据え置き見込み。デジタルカメラレビュー


Q4. X100VIの納期待ち(バックオーダー)は?
A. 価格変更の影響を受けうる。小売各社の対応(予約時価格の扱い)は店舗ごとに異なる可能性。デジタルカメラレビュー


Q5. なぜ今こんなに動く?
A. 15%の対日関税を含む通商環境の変化と、供給網の再編・コスト上昇が重なったため。The White HouseThe Verge



10. 技術・製品面の補足

  • X-E5($1,699):40MPセンサー、IBIS、6.2K/30pなどを搭載するプレミアム“E”系。価格ポジションは過去世代より大幅に上がった。The Verge

  • “X half”($849):JPEG専用・縦型センサー志向の**“遊べる”ハーフ感覚コンパクト**。価格は中堅ミラーレスのレンズ1本分に匹敵する。デジタルカメラレビュー



11. 今後の見通し

関税率や適用範囲は政策進展で変動し得るが、主要メーカー(Leica、Canon 含む)の値上げドミノも既に確認されている。富士フイルムは短期対応(価格)と中長期対応(生産地・供給網・コスト最適化)を併走させるだろう。消費者とプロは、価格改定のサイクル短縮を前提に、買い時の再設計(必要機材の優先順位付け、レンタル活用、下取り計画)を進めたい。The Verge



参考記事

富士フイルムがカメラの価格を再び引き上げます
出典: https://www.theverge.com/news/760707/fujifilm-price-increase-cameras-tariffs

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