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iPhone新機種が牽引、アップル7〜9月期は売上高15.8兆円規模――4四半期連続の「増収増益」とサービス過去最高で盤石の収益基盤

iPhone新機種が牽引、アップル7〜9月期は売上高15.8兆円規模――4四半期連続の「増収増益」とサービス過去最高で盤石の収益基盤

2025年10月31日 16:45

1. 何が起きたのか:9月期としての“トリプル記録”

アップルの2025年7〜9月期(会計Q4)は、売上高1,025億ドルで前年同期比+8%、EPSは調整後+13%。同社は「9月期としての総売上・iPhone売上・EPSで過去最高」を発表しました。中核は発売直後のiPhone 17シリーズで、9月の発売期間が短いにもかかわらず牽引役となりました。 Apple

ドル建ての公式数値は1,025億ドル。日本の主要メディア換算では約15.7〜15.8兆円と整理されています(記事時点の為替前提による概算)。 GIGAZINE



2. 4四半期連続の増収増益という連続性

FY2025の各四半期は、Q1(売上+4%)、Q2(+5%)、Q3(+10%)、Q4(+8%)と連続して前年超え。EPSもQ1(+10%)、Q2(+8%)、Q3(+12%)、Q4(調整後+13%)と、増益が並びました。2024年のスローダウンから完全に「増収基調」へ復帰したことがデータで確認できます。 Apple+3Apple+3Apple+3



3. 部門別:iPhoneとサービスが“双発エンジン”

  • iPhone:9月期としての売上が記録更新。四半期iPhone売上は前年から約+6%の伸び。17世代の立ち上がりが堅調でした。 MacRumors

  • サービス:通期で1000億ドル超えに到達する勢い。高マージンの定期収益源として、全社の利益体質を押し上げる構図がさらに強化。 ft.com+1

  • Mac / iPad / Wearables:今期はMacが+12.7%と好調、iPadは概ね横ばい、ウェアラブルは小幅減。製品サイクルに応じたブレはあるものの、iPhone・サービスの強さが全体をカバーしました。 MacRumors



4. 地域別の実像:日本と海外のコントラスト

地域別売上では、**米州+6.1%、欧州+15.2%、日本+12.0%、アジア太平洋(除く中華圏)+14.4%と、主要地域で広く拡大。唯一の弱点はグレーターチャイナ-3.6%**でした。 MacRumors



日本の特徴

  • 円安の翻訳効果:ドル建て開示(本社ベース)では成長が見えやすく、四半期+12%。ただし実購買側の負担(端末価格・サブスク)が増すため、中長期の需要弾力性が注視点です。 MacRumors

  • キャリア販売と下取り:国内はキャリア販路・下取りの条件次第で販売速度が変動。ホリデー期は買い替えサイクルに加え、分割・下取り施策の強弱が台数に波及します(一般論)。



海外の対比

  • 米欧・インドは強い:米国・西欧・南アジアなどで9月期レコード。特にインドは店舗網の拡充と製造移転が相まって、持続的に最高売上更新を続けています。 The Economic Times

  • 中国は逆風:競争・規制・マクロの三重苦で相対的に弱含み。ただしiPhoneの新機種供給正常化や年末需要期での巻き返し余地は残ります。 ウォール・ストリート・ジャーナル



5. 9月発売なのに強い理由:製品・供給・価格の三点

  • 製品魅力:表示・ストレージ・プロセッサなどの底上げが“体感差”を作りやすい。初期需要の厚みと上位機種ミックス改善が収益率を押し上げました。 ft.com

  • 供給面:一部地域で遅延はあったものの、概ね立ち上がりは良好。年末に向けて供給が追いつけば、ガイダンスの10〜12%増収も視野。 ザ・タイムズ

  • 価格・為替:ドル高・円安下で値付けの“重さ”はある一方、上位モデルの価値訴求が効き、ミックス改善効果が顕在化。



6. サービスは“第二の主役”:粗利の厚い収益基盤

App Store、iCloud、AppleCare、Apple TV+、FinTech系などで“積み上げ型”の収益循環が確立。2025年度は年1000億ドル超が視野で、全社利益への寄与が一段と高まりました。プラットフォーム規制や係争リスクは続くものの、収益分散と安定度の観点から投資家評価は一貫して高い領域です。 ft.com



7. リスクと論点:規制、競争、関税、AI

  • 規制:アプリ配信や決済を巡る審査は厳格化の方向。欧米での係争・開放義務付けは収益性に影響し得るため、サービス粗利の一部は下押し余地も。 ft.com

  • 競争(中国):現地メーカーの攻勢により、ハイエンドでも価格・機能競争が先鋭化。期中の中国減速は今後の最大変数。 ウォール・ストリート・ジャーナル

  • 関税・サプライチェーン:関税コストは依然注視点。インド・ベトナム等への生産シフトで緩和を狙うが、短期のコスト増は残る可能性。 Reuters

  • AIロードマップ:生成AIの表舞台では保守的との見方もあるが、R&D増強とSiri刷新計画が示唆され、26年にかけて体験の変化が見込まれる。 ft.com



8. 年末商戦(10〜12月期)の見通し:二桁成長ガイダンス

経営陣は**売上+10〜12%**のガイダンスを示し、ホリデー商戦で“記録的”な四半期を狙うとしています。iPhoneの供給正常化・上位モデル構成比上昇・サービスの継続成長が支え。市場コンセンサス(+6%程度)を上回る強気トーンです。 ft.com



9. 日本の読者向けポイント整理(海外との比較を含む)

  1. 日本は+12%(ドル換算)。円安でドル建て成長が見えやすいが、家計の負担感は増しやすい。下取り・分割販売の条件が台数に直結。 MacRumors

  2. 米欧・インドは広範に強い。とりわけインドは“最高売上の連続更新”で重要市場化。 The Economic Times

  3. 中国は選別的な戦い。規制・競争・マクロの影響で伸び悩み、他地域の伸びで全社成長を確保。 ウォール・ストリート・ジャーナル

  4. サービスが伸びの土台。端末サイクルの波を平準化し、利益率を底上げ。 ft.com

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