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スマホ大手、続々値上げ。なぜ値下げ競争から一転?

スマホ大手、続々値上げ。なぜ値下げ競争から一転?

2025年09月08日 00:17

第1章 何が起きている?——主要キャリアの“広義の値上げ”年

ドコモ:新料金の導入と手数料改定

ドコモは2025年6月5日から「ドコモ MAX/mini」など新料金を提供開始。長期割やプライム特典などの**“お得感演出”がある一方、条件や閾値の変更で実質負担が増えたと受け取られる要素も指摘されています。ドコモマイナビニュース


さらに
9月5日以降、事務手数料を“加算手数料を含む形”へと改定**。WEB完結の一部を除き、店頭・窓口経由の各種手続きに見えやすいコストが伴うようになります。ドコモ



KDDI(au):“フラッグシップ=付加価値バンドル”

KDDIは6月3日から「auバリューリンクプラン」を開始。衛星直結(Starlink Direct)、混雑時でも優先されやすいFast Lane、海外データ使い放題(15日分/月)など、“圏外・混雑・海外”の不安を丸ごと解くバンドルに振っています。料金の印象は上がるものの、付加価値で納得感を高める狙いです。KDDI ニュースルームau.com
また8月1日付で既存プランの月額と内容を改定し、“安さ目的のUQ流出”を押し止めたと決算で示唆。下期のモバイル収入増を見込む構図です。au.comASCII.jp



UQ mobile:11月から月額+データ増量

UQは2025年11月1日から「コミコミ+/トクトク/くりこしM/L+5G」などを**+220円で2GB増量**、「ミニミニ/くりこしS+5G」を**+110円で1GB増量に改定。“小幅値上げ×小幅増量”**の設計です。KDDI ニュースルームUQ WiMAXケータイ Watch



ソフトバンク:まずは“周辺コスト”の増額から

ソフトバンクは各種手数料の改定を発表。オンラインの有料化や金額の見直しなど、本体料金に触れずに総負担を引き上げるアプローチを進めています。ソフトバンクケータイ Watchカカクマグ



楽天モバイル:基本料は“守る”、制度料は上がる

一方、楽天モバイルは基本料の値上げはしない姿勢を強調。7月末で908万回線と契約数を伸ばしつつ、経済圏シナジーで収益を補う戦略が報じられています。ただし、ユニバーサルサービス料は全国一律の見直しで2.2円→3.3円に。ここは“値上げ回避”の例外です。ITmedia楽天モバイル+1



第2章 なぜ値下げ競争から一転したのか(背景)

1)インフレと運営コスト上昇

24時間稼働の基地局網は、電力費・保守費の上昇に直撃されます。人件費も右肩上がり。さらに店頭サポートを含むオフライン対応の“人手コスト”は強靭化・高度化の要請で軽くはなりません。KDDIの決算説明でもプラン改定で収入増を見込む姿勢が読み取れ、コスト環境の変化を価格で回収する動きが裏付けられます。ASCII.jp



2)5G高度化・衛星直結など“新しい品質”への投資

5Gは“つながる”から“つながり続ける”へ。衛星直結(Starlink Direct)対応、混雑時の優先レーン(Fast Lane)、海外使い放題など、“不便が起こる瞬間”を潰す投資は安くありません。プレミアム体験の内製化は、プランのフラッグシップ化=高付加価値化を招き、結果として値上げ容認のムードをつくります。KDDI ニュースルーム



3)規制・制度の見直し(電波利用料/制度料)

2025年は電波法改正を含む制度見直しが進み、電波利用料制度の見直しが明記。ユニバーサルサービス料も3.3円へ改定され、制度面でも**“広義のコスト上昇”**が重なっています。内閣法制局エスエヌホキ楽天モバイル



第3章 “値上げの形”は5タイプ

  1. フラッグシップの高付加価値化:衛星直結・混雑時優先・海外使い放題などを束ね、価格は上へ、満足も上へ。auのケースが典型。KDDI ニュースルーム

  2. 既存プランの小幅改定+データ増量:UQの**+110/+220円に対し+1/+2GB**で“納得の対価”設計。KDDI ニュースルーム

  3. 手数料の引き上げ・有料化:ソフトバンク/ドコモの事務・各種手数料見直しで実質負担を押し上げ。ソフトバンクケータイ Watchドコモ

  4. 割引条件の再設計:ドコモ新料金の割引・特典の複雑化で“お得”の実体が削れるケース。マイナビニュース

  5. 制度料の上昇:ユニバーサルサービス料など、全国一律の制度ドリブンな負担増。楽天モバイル



第4章 ユーザー負担はどれくらい増える?(ざっくり試算)

  • UQのS系(+110円):年1,320円の増。データ+1GBで月1GBあたり約110円の“保険料”と捉えるかがポイント。KDDI ニュースルーム

  • M/L系(+220円):年2,640円の増。+2GBなのでGB単価は110円でS系と同じ思想。KDDI ニュースルーム

  • ドコモ/ソフトバンクの手数料:機種変更や再発行等のタイミングでジワっと効く。頻度が低い人は影響限定、高頻度ユーザーは年1回の見直しで数千円差。ドコモソフトバンク



第5章 “値上げ時代”の賢い立ち回り方(実践ガイド)

A. 「自分の不便」を言語化して、付加価値の要不要を判定

  • 圏外が怖い/山間・海辺で使う→ 衛星直結のあるフラッグシップは実利大。auの新プランが候補。KDDI ニュースルーム

  • 通勤ラッシュやイベントで詰まる→ Fast Lane等の混雑時優先は体感差が出やすい。KDDI ニュースルーム

  • 海外出張・旅行が多い→ 海外使い放題内包は、1回の渡航で元を取る場面も。KDDI ニュースルーム

  • どれにも当てはまらないなら、UQ/Rakuten/MVNO中心に“合理価格”を再検討。KDDI ニュースルーム楽天モバイル



B. 回線の役割分担(メイン/サブ)

  • メインは“安心の全国網”、サブはeSIMの従量系で月末の駆け込みGBを吸収。

  • eSIM切り替えの手数料や所要時間も、各社の改定で変わり得るため手順を事前確認。ドコモ



C. 店舗→オンライン移行で“周辺コスト”を避ける

  • 店頭は**サポート付きの“有料”**と考える。初期設定は自力の時代設計に。ケータイ Watch



D. 家族・光回線・決済・ポイントの横断最適化

  • ドコモはプライム/長期割、KDDIはPonta連携、楽天は経済圏で総額を圧縮。通信費だけで見ない。ドコモKDDI ニュースルーム楽天モバイル



E. 買い替えは“ミドル機”ד型落ちiPhone”が鉄板

  • 本体価格の高止まりが続く中、ミドルレンジや型落ちの割安キャンペーンを活用。月額総額の最適化に効く。SAKIDORI(サキドリ) | ほしいが見つかるモノメディアセレクトラ



第6章 企業目線で読み解く“値上げの論理”

料金引き上げは短期の収益確保だけではありません。低遅延・高信頼の次世代網に投資し続けるための長期キャッシュフローの再設計です。電波利用料の見直しや災害時の強靭化への公的要請も強く、「安さ一辺倒」から「品質・冗長性・国際対応」への構造転換が起きています。エスエヌホキ


KDDIが示すように、プラン改定を収益シフトの起点に据える企業は増えるでしょう。**付加価値が“価格の言い訳”ではなく“選ばれる理由”**に変わるかが、競争の分かれ目です。ASCII.jp



第7章 Q&A:よくある疑問

Q1. 値上げはいつまで続く?
A. 制度料(ユニバーサルサービス料等)や電力費など外生要因が安定するまで、**“広義の値上げ”**は断続的に予想されます。一方で、キャンペーンや端末割引は相変わらず循環するため、乗り換えの機微で総額はまだ下げられます。楽天モバイルセレクトラ


Q2. どの会社が一番お得?
A. 使い方次第です。海外・山間地・混雑耐性など“困りごと”があるならauのバンドル、シンプルに安くなら楽天やUQ、ドコモは長期・エンタメ連携に妙味。家族構成・決済圏・光回線まで含めて世帯最適で判断を。KDDI ニュースルーム+1楽天モバイルドコモ


Q3. それでも節約したい
A. オンライン手続き+eSIM運用+サブ回線の従量制+型落ち端末で削るのが定石。店頭手数料は意外と効きます。ケータイ Watch



まとめ

2025年のスマホ市場は、「安さ」から「体験」へ。表面上の値上げだけを嘆くより、自分の不便を言葉にして、そこにだけお金を払う。これが“値上げ時代”の勝ち筋です。


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