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休暇中のSIMカード詐欺に要注意――空港や街角の売り場で「パスポート情報」が抜かれる仕組みと守り方【保存版】

休暇中のSIMカード詐欺に要注意――空港や街角の売り場で「パスポート情報」が抜かれる仕組みと守り方【保存版】

2025年08月06日 20:25

1. いま何が起きているのか:SIM登録が“身分証の抜き取り口”に

近年、多くの国・地域で通信・治安対策として、SIMカード購入時の本人確認(パスポート登録)が義務化されています。旅行者が空港や街角の売り場で「安い・すぐ使える」と勧められるまま購入すると、店員が登録のためにパスポートを撮影。そのまま個人情報がコピーされ、転売や犯罪に悪用される――これが典型的な被害シナリオです。COMPUTER BILDは、観光客が集まる空港周辺の“非正規売り場”や偽ショップで盗取が横行していると警鐘を鳴らしています。COMPUTER BILD


代表的な“標的”エリア

報道では、タイ、フランス、スペイン、イタリア、ケニア、モロッコ、メキシコ、コロンビア、アルゼンチン、オーストラリアなど、旅行者がSIMを買うことの多い国々でのリスクが強調されています。COMPUTER BILD



2. 手口の実態:その売り場、本当に正規?

手口A:パスポートを“登録”と称して撮影・複写

登録の名目でパスポートの顔写真ページを撮影し、画像データを保存・転売。氏名、生年月日、国籍、旅券番号などの“完全な本人情報セット”は、なりすまし犯罪に最適な“素材”になります。luxurytravelmagazine.comforumbusinesstravel.com


手口B:他人名義で“事前登録済みSIM”を販売

「登録不要・すぐ使える」として、既に誰かの身分で登録済みのSIMを販売。利用者は知らぬ間に第三者名義のSIMを使うことになり、犯罪や不正行為に絡め取られるリスクを負います。COMPUTER BILD


手口C:偽装ショップ/無許可の露店

空港や観光地の“それっぽい”売り場で売買。レシートや利用規約が曖昧で、トラブル時に連絡不能というケースが散見されます。地元メディアや旅行ニュースでも警戒喚起が続いています。eTurboNews | eTN



3. 何が危ない?――被害が及ぶ範囲

  • 口座・クレジット不正:フルネーム+生年月日+旅券番号は、口座開設申請や与信審査、オンライン本人確認(KYC)の“突破口”。詐欺師はクレジット発行や融資申請、アカウント回復手続きに悪用します。luxurytravelmagazine.comforumbusinesstravel.com

  • 本人確認書類の闇市場流通:IDスキャンは加工・再利用され、各種アカウントの回復フロー(本人確認画像の提出)にも使われます。Comparitech

  • 2要素認証(SMS)乗っ取り:SIMに紐づくSMSが乗っ取られると、ワンタイムコードが詐欺犯に届き、各種サービスの乗っ取りが連鎖します(いわゆるSIMスワップ)。FreeCodeCampSaily

  • 刑事リスク:前述の“他人名義の事前登録SIM”を使って犯罪が行われると、購入者が捜査線上に浮かぶ恐れがあります。COMPUTER BILD



4. 典型的な詐欺フロー(購入~被害発覚まで)

  1. 空港到着直後:案内カウンター“風”の売り場で勧誘。

  2. 登録名目の撮影:パスポートと顔をスマホで撮影、“規約”は口頭。

  3. 即時開通/プロファイル設定:SIMまたはQR(eSIM)を受け取って開通。

  4. 静かな悪用:裏側ではID画像がコピー・販売。別の場所で金融申請やアカウント回復に利用。luxurytravelmagazine.comforumbusinesstravel.com

  5. 帰国後に発覚:クレジット照会で身に覚えのない申請や、SMS認証の不審通知、警察・事業者からの照会で気づく。FreeCodeCamp



5. まず“買い方”を変える:安全な取得チャネル

推奨1:正規のキャリアショップ/公式販売拠点のみ

空港のキャリア直営店、街中の正規代理店、キャリア公式オンラインを利用。レシート・利用規約・サポート窓口が明確です。COMPUTER BILDeTurboNews | eTN


推奨2:信頼できる旅行者向けeSIM

事前に日本で設定してから出発すると、現地での身分証提出や物理受け渡しが不要になり、安全性・透明性が高まります。主要な旅行eSIM事業者の活用が推奨されています。COMPUTER BILD


推奨3:“その場の格安・即開通”に飛びつかない

「登録不要」「事前登録済み」「現金のみ」「領収書なし」は危険信号。COMPUTER BILD



6. 安全に使うための実践チェックリスト

  • ① 店舗の正当性:看板・領収書・事業者登録番号・公式ロゴ(キャリア名)・契約条件を確認。eTurboNews | eTN

  • ② 自分名義で登録:登録氏名・番号・プランを店頭またはアプリ画面でその場で確認し、スクリーンショットを保管。COMPUTER BILD

  • ③ パスポート画像の扱い:コピー・撮影は最小限。写しを求められた場合は保存目的・保管期間・削除方法を確認。luxurytravelmagazine.com

  • ④ 支払痕跡を残す:現金のみは避け、カード決済や明細を保存。

  • ⑤ 開通後のモニタリング:銀行・カード・モバイル料金の明細とSMSの受信履歴を毎日確認。COMPUTER BILD

  • ⑥ eSIM活用:帰国後にプロファイルを削除。必要時のみ有効化。COMPUTER BILDAirhub App



7. eSIMは本当に安全か?メリットと留意点

メリット

  • 物理的な受け渡し・身分証撮影の場面が減る。

  • 渡航前に日本で公式アプリ経由で設定でき、販売者と対面せずに済む。COMPUTER BILD

  • 物理SIM盗難によるSIMスワップの一部リスクを低減。Airhub App

留意点

  • 非正規のeSIM販売サイト(レビューや運営実態が不明)も存在。購入先の信頼性確認と直前購入が推奨されます。FreeCodeCamp



8. 万一、やられたかも?――発見から72時間の対応手順

  1. パスポート画像がコピーされた疑い

    • 銀行・カード・携帯キャリアの不正検知アラートを強化(Web・アプリ設定)。

    • 主要サービスの2要素認証をアプリ型(Authenticator等)へ移行。SMS依存を減らす。FreeCodeCamp

  2. SMSがおかしい/圏外→SIMスワップ疑い

    • 直ちにキャリアへ連絡しSIM停止と再発行。主要アカウントのパスワードを総入れ替え。FreeCodeCamp

  3. 身に覚えのない審査・申請の通知

    • カード会社・金融機関になりすましフラグ設定を依頼。照会が届いた組織に対して否認を記録。luxurytravelmagazine.com

  4. 現地でトラブル発生

    • レシート・登録画面のキャプチャ・売り場の写真を保存。警察の被害届と観光警察(ある場合)へ相談。

  5. 帰国後

    • 警察庁のサイバー犯罪相談窓口や外務省「たびレジ」情報を参照し、再発防止と情報共有を。



9. 日本の旅行者が特に気を付けたいポイント

  • 家族分まとめ買いで管理が煩雑に:登録名義・番号・滞在国・開通日を一覧化し、帰国後に確実に解約/プロファイル削除。COMPUTER BILD

  • “現地で安く買う”神話の見直し:近年は旅行eSIMの価格競争が進み、正規チャネルでも十分安価。無許可露店の“特価”と大差ないことも。COMPUTER BILD

  • 写真共有の慎重化:SNSやホテルWi-Fi経由で旅券画像を送らない。



10. ケーススタディ:3つの“ありがちな”落とし穴

  • ケース1:空港の“案内カウンター風”売り場
    レシートなし、現金のみ、登録画面を見せない。→ 回避:キャリアロゴ・店舗名・領収書・登録確認を必ず要求。eTurboNews | eTN

  • ケース2:“登録不要・即使える”SIM
    実は他人名義。→ 回避:自分名義であることの証憑(SMSやアプリ上の契約者名表示)を確認。COMPUTER BILD

  • ケース3:非正規eSIMサイト
    返金不可、サポート不在。→ 回避:評判・運営会社・決済手段(チャージバック可否)を必ず確認。FreeCodeCamp



11. よくある質問(FAQ)

Q. 現地キャリアの公式店舗ならパスポート撮影は安全?
A. 法令に基づいた登録なら原則適切に管理されます。ただし、登録内容の確認とレシート保管は必須。COMPUTER BILD


Q. eSIMなら身分証の提出は不要?
A. 旅行者向けeSIMでは多くの場合、アプリ内購入で追加の対面提示は不要。ただし販売元の信頼性確認は不可欠。COMPUTER BILD


Q. “圏外になった”“SMSが届かない”ときは?
A. SIMスワップの兆候の可能性。即キャリア連絡・停止・再発行、主要アカウントの2要素認証をアプリ方式へ。FreeCodeCamp




12. まとめ:通信準備も“旅行保険”の一部

  • 買う場所:公式だけ。

  • 登録:必ず自分名義を確認。

  • 支払:痕跡を残す。

  • 監視:開通後72時間は明細・SMSを毎日チェック。

  • eSIM:信頼できる事業者で、渡航前に設定。
    これで、休暇を“身元盗用リスク”から守れます。COMPUTER BILD



参考記事

「休暇中のSIMカード詐欺!犯罪者が観光客のパスポート情報を盗む」
出典: https://www.computerbild.de/artikel/News-Handy-Abzocke-mit-SIM-Karten-im-Urlaub-Kriminelle-klauen-Passdaten-von-Touristen-40222503.html

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