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大谷人気狙い撃ち…ネトフリ26年WBC日本での独占配信の衝撃 米国ではテレビ放送で見られるのに

大谷人気狙い撃ち…ネトフリ26年WBC日本での独占配信の衝撃 米国ではテレビ放送で見られるのに

2025年08月28日 18:42

1. 何が起きたのか——「WBCはNetflixで」

2025年8月25日(米国時間)、World Baseball Classic, Inc.(WBCI)とNetflixが、日本国内における2026年WBCの独占パートナーシップを発表した。これにより、全47試合がNetflixでライブ配信・オンデマンド配信される。Netflixが日本市場でライブ競技を配信するのは初。発表はNetflix公式ニュースルーム(日本語版・英語版)とMLB.comでも確認できる。Netflixについて+1MLB.com


**今回の独占は「テレビ放送なし」**を意味する。Netflix広報は国内報道に対し、他の配信・放送予定はない旨を明言。日本の視聴動線はNetflix一本化される。ケータイ Watch



2. 一方、米国はテレビ中継継続へ——日米で分かれる視聴環境

米国の権利はFOX系(FOX/FS1など)による放送継続が見込まれている。ロイターや業界メディアは、Netflixの日本独占と併せて、米国ではテレビ中心の体制が続く見通しを報じた。つまり**「米国=テレビ中心」対「日本=配信独占」**という構図だ。ReutersWhat's on Netflix



3. 大会の基本情報——日程・開催地・見どころ

大会は2026年3月5〜17日にかけて、**東京、マイアミ、ヒューストン、サンフアン(プエルトリコ)**の4都市で行われる。侍ジャパンは2023年王者として連覇に挑む。オオタニ vs 世界という構図はもちろん、MLBで躍動する日本勢の戦いぶりも最大の注目点だ。MLB.com



4. なぜNetflixなのか——「権利料の上昇」と「ライブ戦略」

2023年大会は日本で40%超の世帯視聴率を連発、決勝の対米国戦は42.4%に。準々決勝イタリア戦は48.0%まで跳ね上がった。WBCは明らかに“国民的イベント”になった。この熱狂は放映権料の高騰に直結し、資本力とライブ配信の実績を積み上げるNetflixが日本独占を射止めたとみられる。株式会社ビデオリサーチ+1Reuters


Netflixは近年、NFLのクリスマスゲームやボクシング興行などでライブ配信を拡大。スポーツ×サブスクの顧客獲得力を実証しつつある。WBC独占は、その日本市場版の“本丸”と言える。マーケットウォッチ



5. 「大谷人気」狙い撃ちの合理性

2023年決勝の大谷翔平がトラウトを三振に斬って優勝を決めた場面は、世界的バイラルとなった。以後も大谷の影響力は桁違いで、2024年ワールドシリーズは日本で平均1290万人視聴の過去最高を記録(大谷・山本登板効果)。**WBC=「大谷コンテンツ」**という強固な認識は、加入促進の最強トリガーとして機能する。ガーディアンAP News



6. どのプランで見られる?——料金と視聴条件

Netflix発表によれば、全プランでライブ/オンデマンド視聴が可能。広告つきスタンダード(月額¥890)、スタンダード(¥1,590)、**プレミアム(¥2,290)という日本の現行3プランの枠内でWBCを視聴できる見込みだ。加入障壁は相対的に低く、「大会期間だけ入って解約」**というサブスク的使い方も現実的だ。ケータイ WatchRentio



7. どれだけ見られるのか——到達可能世帯の試算

Netflixの日本会員は1,000万世帯超と報じられている。日本の有料配信市場全体も拡大傾向にあり、価格重視層の広告つきプランも一般化。WBCのために一時的に加入する層をどこまで取り込めるかが、視聴規模の鍵を握る。ReutersNetflixについてICT総研〖ICTマーケティング・コンサルティング・市場調査はICT総研〗



8. 「地上波なし」の功罪

功:

  • 全試合の一元配信(テレビ編成によらない網羅性)

  • 見逃し・マルチデバイスで行動様式にフィット

  • 加入促進による制作投資拡大(スポーツ・ドキュメンタリー含む)



罪:

  • テレビ中心層・高齢層に視聴ハードル

  • 公共の場でのパブリックビューイング文化への影響(回線・契約要件などコスト構造が変化)

  • 「みんなが同じチャンネルを同じ時間に見る」同時性・公共性の希薄化

発表直後から、**「盛り上がりを壊す」vs「¥890なら加入する」の賛否がネットで噴出。「なぜ地上波が取れなかったのか」**というメディア論も強い関心を集めている。東洋経済オンライン



9. 2023年からの“地殻変動”——配信とテレビの再配置

2023年大会は、**地上波(テレ朝/TBS)と配信(Prime VideoやJ SPORTS Channel)が併存する“ハイブリッド視聴”だった。2026年は「配信プライオリティ」**が明確化。権利料の上昇、配信プラットフォームの資金力、ユーザーのオンデマンド志向がかみ合い、スポーツ権利のグローバル流通が再編されている。株式会社ビデオリサーチAmazon Japan



10. 視聴準備チェックリスト(日本)

  • 対応デバイス:スマートTV、STB、PC、モバイル等(Netflix標準対応)

  • 帯域:FHD視聴で5Mbps程度が目安(一般的指標)。家庭内の同時利用を考慮し、有線orメッシュWi-Fi推奨

  • プラン:広告つき¥890でも視聴可(作品により制限があることがあるが、WBCは全プラン対象と発表)。家族同時視聴は視聴台数上限に注意

  • 見逃し:オンデマンド提供(公式発表)で夜勤・通学・出張でも追いつける

  • 外出先:モバイル回線ではデータ量に注意しWi-Fi活用を

(プラン・提供条件の最終仕様は大会前の公式案内を必ず確認のこと)Netflixについてケータイ Watch



11. ビジネスインパクト——広告とサブスクの交点

広告つきプランの普及は、ブランドにとって大会タイミングの大型リーチ機会。一方、テレビの瞬間最大風速に比べ、配信はセグメント配信・見逃し長尾で**“総合到達”**を積み上げるモデルだ。WBC×Netflixは、スポーツの“放送”から“配信”への主戦場シフトを、日本市場において決定的に印象づける出来事になる。



12. 日米比較で見えるもの——「国民的イベント」の定義が変わる

米国はテレビ網×配信の併用で広域到達を維持、日本は配信独占で網羅性と利便性を押し出す。「テレビで誰でも見られる」公共性は薄れる一方、「全試合・あらゆる時間に見られる」個別最適が最大化。“国民的イベント”の条件が、同時視聴率から総合エンゲージメントへ移りつつある。



13. 期待と課題——2026年3月に向けて

  • 期待:大谷・山本らメガスターの牽引/ライブ×ドキュメンタリーの相乗(舞台裏コンテンツ)/新規会員の一括獲得

  • 課題:高齢層・ライト層の視聴導線/パブリックビューイングや学校・職場での集団視聴ニーズ/権利とSNSクリップの運用

結論:2026年WBCの日本は、“テレビから配信へ”の分水嶺になる。大谷人気という圧倒的な牽引力を、Netflixという配信装置がどこまで社会的熱狂へ変換できるか——この実験の成否が、日本のスポーツメディア史を更新する。ReutersNetflixについて

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