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Apple Fitness+、ついに日本上陸へ──2026年早々にスタート

Apple Fitness+、ついに日本上陸へ──2026年早々にスタート

2025年12月11日 19:12

1. 5年越しでついに日本へ──Apple Fitness+とは何か

Apple Fitness+は、Apple Watchを中心に設計されたフィットネス&ウェルネス向けサブスクリプションサービスです。
ユーザーはiPhone・iPad・Apple TVの画面でトレーナー主導のビデオワークアウトやメディテーションを再生し、その間の心拍数・消費カロリー・アクティビティリングの進捗をリアルタイムで確認できます。Apple+1


2020年9月、Apple Watch Series 6などと同時に発表され、当初は英語圏を中心とした限られた国・地域のみで展開が始まりました。その後少しずつ市場が広がり、現在はオーストラリア、イギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、ブラジルなど21の国と地域で利用可能。2025年12月15日には、インド、シンガポール、香港、台湾、オランダ、ノルウェーなどを含む28の新市場へ拡大し、合計49市場で使えるようになります。Apple+2Apple+2

その流れの「最後のひとつ」として、Appleは2025年12月8日付けのニュースリリースで、日本でのサービス開始を「来年早々(=2026年初頭)」と発表しました。Apple+1


日本は、iPhone・Apple Watchの普及率が高く、健康志向も強い市場でありながら、長らくFitness+が利用できない「空白地帯」でした。そのため、5年越しの日本上陸は、国内ユーザーにとって待望のニュースであり、同時にAppleのグローバル戦略の仕上げともいえるタイミングです。



2. 日本でのスタートはいつ? どんな形で始まるのか

2-1. 提供開始時期

Appleの公式発表によれば、Apple Fitness+は**2026年早々(early next year)**に日本で利用可能になる予定です。具体的な日付は現時点で明示されていませんが、他国のローンチ事例から見ると、1〜3月のいずれかのタイミングで開始される可能性が高いと考えられます。Apple+1

なお、同じ拡大発表で、チリやインド、シンガポール、台湾など多くの国・地域は2025年12月15日に一斉スタート、日本だけが少し遅れて2026年初頭という扱いになっています。このため、配信インフラやローカライズ、法規制対応など、日本向けに追加で調整すべき要素があると推測されます。Apple+1



2-2. どんな言語で使える?

日本での提供開始に合わせて、数百本のワークアウトとメディテーションが日本語のデジタル翻訳音声で楽しめます。音声は、Fitness+に出演する28人のトレーナーそれぞれの実際の声を元に生成AIで合成したもので、単なる機械音声ではなく「本人が日本語で話している」かのような自然な表現を目指しています。字幕も用意されるため、音声+字幕の両方でトレーニングをサポートする設計です。Apple+1


Appleはすでにスペイン語・ドイツ語向けのデジタル翻訳音声を2025年12月15日から提供する予定で、日本語はそれに続く形で2026年初頭に追加されるとしています。Apple+1



3. サービスの中身:12種類のワークアウトとメディテーション

Apple Fitness+のコンテンツは、大きく分けて「ビデオワークアウト」と「メディテーション(瞑想)」の2本柱です。公式情報によると、以下の12カテゴリーのワークアウトが用意されています。Apple+1


  • 筋力トレーニング

  • ヨガ

  • HIIT(高強度インターバルトレーニング)

  • ピラティス

  • ダンス

  • サイクリング

  • トレッドミル(ランニング/ウォーキング)

  • ローイング

  • キックボクシング

  • コアトレーニング

  • マインドフル・クールダウン

  • そのほか特別プログラム

ワークアウトはだいたい5〜45分のエピソードとして提供され、ユーザーは「今日は5分だけ」「週末は45分しっかり」など、時間と体力に合わせて柔軟に選べます。Apple+1


メディテーションは、「落ち着き」「睡眠」「音浴」「感謝」「集中」など12種類のテーマがあり、日々のストレスケアや睡眠の質向上、集中力アップなど、メンタル面のケアもサポートする構成。日本のユーザーにとっては、いわゆる「マインドフルネスアプリ」とフィットネスアプリを一体化したような体験になるでしょう。Apple



4. Apple Watchと連携した「数字が見える」フィットネス体験

Apple Fitness+最大の特徴は、Apple Watchとの深い連携です。


対応するApple Watch(Series 3以降)を装着してワークアウトを開始すると、

  • 心拍数

  • 消費カロリー

  • アクティビティリング(ムーブ/エクササイズ/スタンド)

  • 他のユーザーとの「カロリー消費バー」での比較

といった指標が、iPhone・iPad・Apple TVの画面上にリアルタイム表示されます。Apple+1

これにより、単にインストラクターの動きを真似するだけでなく、「今どれくらい心拍数が上がっているか」「リングをどこまで閉じられているか」を見ながら強度を調整できます。


特に在宅ワークが増え、ジムに通う時間が限られている人にとっては、「自宅にいながらパーソナルトレーニングのようなフィードバックが得られる」ことが大きなメリットになります。



5. 料金体系・対応デバイス・無料トライアル

5-1. 料金(米国)と日本での見通し

Apple Fitness+の料金は、米国では以下のように発表されています。Apple+1

  • 月額:9.99ドル

  • 年額:79.99ドル

  • ファミリー共有:自分を含む最大6人まで(ファミリー共有グループ)


日本での正式価格はまだ公表されていません。ただし、これまでApple MusicやApple TV+など、Appleのサブスクリプションサービスは各国の物価や為替を加味したローカル価格が設定されているため、Fitness+も同様に「日本円建ての独自価格」が発表されると見られます。ゴリミー



5-2. 対応デバイス・OS

Appleのニュースリリースによると、Fitness+利用には以下が必要です。Apple+1


  • iPhone 8以降(iOS 16.1以降)

  • または、iPhone 6s以降(iOS 14.3以降)とペアリングしたApple Watch Series 3以降(watchOS 7.2以降)

  • iPad(対応iPadOS)

  • Apple TV(対応tvOS)


さらに、

  • スペイン語・ドイツ語のデジタル翻訳音声は iOS / iPadOS / tvOS 26.1 以降

  • 日本語のデジタル翻訳音声も、同様に最新OSが必要になると明記されています。Apple+1



5-3. 3カ月無料トライアル

新たに以下のデバイスをAppleまたは正規販売店から購入したユーザーには、Apple Fitness+の3カ月無料トライアルが提供されます。Apple+2Apple+2


  • 最新OSが動作するApple Watch

  • iPhone

  • iPad

  • Apple TV

  • AirPods Pro 3

  • Powerbeats Pro 2


日本上陸時にも同様のキャンペーンが適用される予定であり、Apple Watchを新調するタイミングとしても注目されています。



6. 音楽との強力な連携──K-PopとJ-PopがFitness+にやって来る

Apple Fitness+では、音楽が体験のコア要素と位置付けられています。

Apple Musicとの深い統合により、ヒップホップやR&B、ラテン、ポップスなど幅広いジャンルのプレイリストがワークアウトに組み込まれ、ユーザーはワークアウト後にApple Musicでそのプレイリストをそのまま楽しむことも可能です。Apple


今回のサービス拡大に合わせて、

  • 新たな音楽ジャンルとしてK-Popが追加

  • 追ってJ-Popもラインナップに加わる

ことが発表されています。Apple+2音楽業界総合情報サイト | Musicman+2


これにより、世界中のユーザーが韓国・日本のトップアーティストの楽曲でトレーニングできるようになり、K-カルチャー/J-カルチャーのグローバル人気を、フィットネスの文脈でもさらに広げることが期待されます。


日本のユーザーにとっては、「好きなK-PopやJ-Popで運動できる」というモチベーションは非常に大きく、普段はジムが続かない人でも「この曲のサビまでは頑張ろう」といった形でゲーム感覚のトレーニングがしやすくなるでしょう。



7. 生成AIによる「デジタル翻訳音声」が持つ意味

Apple Fitness+の日本上陸で特に注目されているのが、生成AIによるデジタル翻訳音声というアプローチです。

  • 各トレーナーの実際の声を収録

  • その声をベースにAIで多言語音声を生成

  • 英語オリジナルのトーンやテンションを保ったまま、スペイン語・ドイツ語・日本語などに「吹き替え」

という仕組みになっています。Apple+2Apple+2


これにより、

  1. ローカライズのスピードが上がる

    • 従来のようにトレーナーごとに多言語の声優を手配する必要がない

    • 新しいエピソードを毎週、複数言語で同時に配信しやすい

  2. 本人らしさを保ったまま多言語展開できる

    • 声優吹き替えではなく、トレーナー本人の声質・話し方のニュアンスを残せる

    • ユーザーは「このトレーナーのキャラクターが好き」というエモーショナルなつながりを、多言語でも維持できる

  3. アクセシビリティの向上

    • 音声だけでなく字幕も提供されるため、難聴ユーザーや、静かな環境での視聴にも対応可能

というメリットが考えられます。


一方で、「AI音声と明示した上での透明性は十分か」「トレーナーの権利保護はどうなっているか」など、今後議論されるべき論点もあります。Appleは公式リリースの中で、「トレーナー本人の実際の声に基づく生成音声である」ことを強調しており、クリエイターのコントロールを尊重しつつ技術を活用する姿勢を示しています。Apple+1



8. 世界49市場に広がるFitness+と、日本市場の位置づけ

今回の拡大により、Apple Fitness+は合計49の国と地域で利用できるようになります。Apple+1

アジア太平洋地域に目を向けると、

  • 既存:オーストラリア、インドネシア、マレーシア、ニュージーランドなど

  • 2025年12月追加:インド、シンガポール、台湾、ベトナムなど

  • 2026年初頭追加:日本

という構図になり、東アジア・東南アジアの主要マーケットの多くがFitness+の対象になります。Apple+1


日本は、

  • iPhoneのシェアが高い成熟市場

  • Apple Watchの普及率も世界的に見て上位

  • ジム通いよりも「ウォーキング」「自宅トレーニング」「宅トレ動画視聴」が好まれる傾向

といった特徴を持つため、Fitness+にとってはハードウェアとの親和性が高い市場です。一方で、既に多くの国産/海外発のフィットネスアプリやYouTubeチャンネルが存在し、競争は激しいとも言えます。


しかし、Apple Watch・iPhone・Apple TVとの統合、Apple Musicとの連携など、**「Appleエコシステムで完結する体験」**を求めるユーザーにとって、Fitness+は非常に強力な選択肢になるでしょう。



9. 日本のユーザーにとってのメリット

日本上陸によって、国内ユーザーは次のようなメリットを享受できます。

  1. 本格的な自宅フィットネスが簡単に始められる

    • ジムに通わず、自宅のリビングや狭いスペースでもトレーニング可能

    • 雨の日や猛暑・寒波の日でも運動習慣を途切れさせない

  2. 「スキマ時間」を有効活用できる

    • 5〜10分のショートワークアウトが豊富で、在宅ワークの合間や家事の合間にさっと動ける

  3. データドリブンな運動管理

    • Apple Watchのリング・心拍数・消費カロリーが一目で分かるため、「なんとなく頑張った」ではなく「今日はこれだけ動いた」と可視化できる

  4. 日本語音声・字幕でストレスなく参加できる

    • 英語が苦手なユーザーでも、指示の細かいニュアンスを理解しやすく、安全に動きやフォームを真似できる

  5. K-Pop/J-Popとの相性が良い

    • 好きなアーティストの楽曲に合わせて動くことで、モチベーションが維持しやすい



10. グローバルな視点:世界のユーザーにとっての日本ローンチの意味

今回の発表は、日本国内向けのニュースであると同時に、「グローバルなフィットネス・エンタメ市場」にとっても意味を持ちます。


  • J-PopがFitness+の音楽ジャンルとして追加されることで、世界中のユーザーが日本のアーティスト楽曲に自然な形で触れるきっかけが増える

  • 日本語デジタル翻訳音声の導入は、今後他のアジア言語(韓国語、中国語など)への展開の「テストケース」として機能する可能性がある

  • 東京や京都など、日本の街を舞台にした「Time to Walk」「Time to Run」コンテンツが将来追加されれば、バーチャルな“観光ラン/観光ウォーク”として海外ユーザーにも魅力的

といった拡張への期待が生まれます。Apple+1


Appleはヘルスケアとウェルネスを重要な事業領域として位置付けており、Apple Watchやヘルスケアアプリと連動したサービスを継続的に拡充しています。Fitness+の日本上陸は、そのビジョンが「よりグローバルで、多言語で、文化横断的な体験」へと進化している象徴だと言えるでしょう。



11. 日本ユーザーが今準備しておきたいこと

2026年初頭のローンチに向けて、日本のユーザーが今からできる準備を整理しておきます。

  1. 対応デバイスの確認とアップデート

    • iPhone 8以降、または対応するApple Watchを持っているかチェック

    • iOS / watchOS / tvOS を最新バージョンにアップデート

  2. Apple Watchの活用に慣れておく

    • アクティビティリングを毎日閉じる習慣をつける

    • ワークアウトアプリでウォーキングやランニングを記録してみる

  3. Apple Musicやイヤホン環境の整備

    • Apple Musicを使うとFitness+との連携がスムーズ

    • AirPodsやその他Bluetoothイヤホンもトレーニングの没入感を高めてくれる

  4. 居住環境での「動けるスペース」を確保

    • マット一枚分程度のスペースを片付けておく

    • 下の階に音が響きにくいヨガマットやクッションを用意する

  5. 初期費用を抑えたい場合は、デバイス購入タイミングを検討

    • 新しいApple WatchやiPhone購入時に付いてくる3カ月無料トライアルを活用すると、実質的な初期コストを抑えられる



12. まとめ:日本上陸は「Apple流フィットネス」の完成形に近づく一歩

Apple Fitness+の日本上陸は、

  • Apple Watchを中心としたハードウェア

  • Apple MusicやiCloudなどのサービス

  • 生成AIによるデジタル翻訳音声と多言語コンテンツ

といった要素が一体となった、Appleエコシステムのフィナーレに近い一手ともいえる動きです。


5年越しの日本上陸によって、国内ユーザーもようやく「Appleが描くフィットネス/ウェルネス体験」をフルセットで味わえるようになります。

2026年、Apple Watchユーザーにとって「今年こそ運動を習慣化する」年になるのか──。日本発の利用スタイルや口コミが、再び世界に波及していく可能性も十分にありそうです。


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