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35光年先の新たな居住可能星発見!地球外生命の可能性に迫る : ハビタブル・ゾーンの新星 ― 5つ目のスーパー・アースが示す宇宙の多様性

35光年先の新たな居住可能星発見!地球外生命の可能性に迫る : ハビタブル・ゾーンの新星 ― 5つ目のスーパー・アースが示す宇宙の多様性

2025年08月02日 00:22

1. 発見の概要――“35光年先”という近さのインパクト

2025年7月31日、ブラジルのニュースサイトUOL Tiltが「地球に近い潜在的居住惑星を発見」と報じ、世界中の天文ファンが色めき立った。主役は赤色矮星 L 98-59 系の第5惑星 L 98-59 f。地球から35光年という距離は、銀河規模ではほぼ「隣町」だ。


2. L 98-59 システムとは

L 98-59 はうお座方向に位置する質量0.3太陽質量のM3型矮星で、2019年にTESSが最初の3惑星を発見。その後2021年に第4惑星が追加され、今回5惑星体制が確定した。特筆すべきは四つの惑星が火山性や水世界と多様である点だ。アーススカイ


3. 観測手法――「データの掘り起こし」が切り拓いた新世界

チームはHARPS・ESPRESSOの旧データを独自アルゴリズムで再解析し、恒星の速度変動から非トランジット惑星を抽出した。精度は従来の2倍に向上し、質量と公転周期23日を導出。過去データへのAI的アプローチは、観測コストを抑えつつ成果を最大化するモデルケースだ。


4. 科学的意義――「液体の水」可能性とスーパーヴィーナスの懸念

L 98-59 f が受け取る恒星光は地球比1.02倍。理論温度は273–300 Kで、もし大気圧が適度なら海洋保持が可能。しかし質量が大きく火山活動が強い場合“スーパー・ヴィーナス”となる恐れもある。ウェッブ望遠鏡の透過分光で水蒸気やCO₂を検出できれば、生命可能性の一次判定が一気に進む。WIREDSpace


5. SNSの反応――熱狂と冷静が交錯

 


  • X (旧Twitter)

    • WIRED Science 公式アカウントは「地球外生命探査のゲームチェンジャー」と速報。X (formerly Twitter)

    • 宇宙系インフルエンサー @345_space は「#NextEarth が現実味を帯びた」と投稿、短時間で1万「いいね」を獲得した。X (formerly Twitter)

  • Reddit /r/space

    • 「興味深いが“潜在的居住”は誇張」(DreamChaserSt)

    • 「ヘッドラインのための言葉遊びだ」と冷ややかな声も(YsoL8)Reddit

  • Instagram

    • 科学系アカウント hellopakistan は「“挨拶しよう、L 98-59 f!”」と紹介し650以上の❤️。Instagram

    • ビジュアル系投稿では「静かな赤色矮星に浮かぶ“青く輝く点”」と幻想的なCGがバズった。Instagram

こうした温度差は“生命かもしれない”という言葉の魅惑と科学的慎重さのせめぎ合いを映し出す。


6. 今後のロードマップ――ウェッブ、ELT、そして探査機

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡はすでに目標リストに同星系を追加。加えて2030年代初頭運用予定の欧州超大型望遠鏡(ELT)は直接撮像を狙う。さらに「ライフ・ファインダー」計画では、近傍系へ超小型探査機をレーザー帆で送る構想も検討中。35光年先への片道20年級ミッションが現実味を帯びてきた。


7. 結語――“隣人”は本当にいるのか

L 98-59 f は「第二の地球」たり得るのか、それとも高温酸性の地獄か。答えはまだ闇の中だが、今回の成果は“データ再利用”と“多波長連携”が拓く新しい惑星科学の姿を示した。SNS上の歓喜と懐疑は、科学リテラシーを鍛える格好の教材でもある。真の決着は、次世代望遠鏡と私たち自身の辛抱強い観測に委ねられている。


参考記事

地球に「近い」場所で生命が存在する可能性のある新しい惑星が発見される - UOL
出典: https://www.uol.com.br/tilt/noticias/redacao/2025/07/31/planeta-com-condicoes-para-vida-e-descoberto-perto-da-terra.htm

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