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すべての小包に関税時代:Etsy、eBay、Sheinに激震!新関税で最大50%の追加料金が消費者を直撃

すべての小包に関税時代:Etsy、eBay、Sheinに激震!新関税で最大50%の追加料金が消費者を直撃

2025年08月31日 11:17

導入——「安い」「早い」を支えた“見えない配管”が閉まった

米国で長年続いた「デ・ミニミス(de minimis)」——$800以下の小口輸入に関税をかけない特例——が、2025年8月29日に世界一律で終了した。免税の終焉は、SHEINやTemuのような超低価格直販だけでなく、EtsyやeBayで海外から材料や部品を調達してきた中小セラー、さらには米国外の出品者にも等しくのしかかる。政府の狙いは偽造品や薬物流入の抑止、そして歳入確保。だが現場では、手続きの複雑化と“関税の前払い”という新ルールが、配送の遅延や注文キャンセルを引き起こしている。 The Washington PostReuters


何が変わったのか:ルールの骨子

  • 免税の全面停止:$800以下でも原則課税。国・品目ごとの関税率(概ね10~50%)が適用される。移行の6ヶ月は郵便ルートに限り$80~$200の定額関税を選べる暫定措置が導入された。 WIREDThe Washington Post

  • “通関前課金”が必須:外国の郵便・配送事業者は、米国に送る前に関税・税を計算し、受取人から徴収してから発送する必要がある。対応できない事業者は一時的に対米配送を停止。 Reuters

  • 例外のごく小さな穴:$100以下の贈答品は免税の余地が残るが、商用利用は違法リスク。 WIREDABC News


米税関・国境警備局(CBP)は、5月に中国・香港向けで先行停止したのち、大統領令に基づき8月29日に全球停止へ移行したと説明。目的は「フェンタニル等の違法物品、偽造品の流入封じ」と「取引の公正さ回復」。歳入は年100億ドル規模を見込む。 U.S. Customs and Border Protection


物流の“瞬間冷凍”——各国の郵便が相次ぎ停止

制度の要は「発送前に関税を確定・徴収する仕組み」だ。ところがこれを即日で実装できる事業者は多くない。日本郵便、DHL、豪州ポスト、欧州の複数郵便が対米小包の停止・制限を発表。国際郵便に依存してきた小規模セラーほど打撃が大きい。 Reuters


ワシントン・ポストは、注文キャンセルや広範な遅延が発生していると報じ、平準化まで時間がかかる見通しを示した。 The Washington Post


プラットフォームへの衝撃:Etsy・eBay・SHEINの“計算”

この制度変更は、越境ECのコスト構造を根底から変える。低価格で数を捌くモデルは、小口・多頻度発送に強みを持つが、**1件ごとの固定費(定額関税)**が乗ると採算が急速に悪化する。SHEIN/Temuの値付け、Etsy/eBayの海外仕入れ・販売の双方が再設計を迫られる。株式市場は敏感に反応し、**Etsy -14%、eBay -6%**と報じられた。 マーケットウォッチ


一方で、市場全体への影響は「価格の上振れと配送リードタイムの延伸」。アナリストは、消費者が衝動買いを抑制する行動変化を指摘する。 WIRED


データで見る“デ・ミニミスの時代”

米CBPによれば、デ・ミニミス申告は10年で600%増、2024年度は**13.6億件(1日約400万件)**に達した。制度は「越境ECの見えないインフラ」だったことがわかる。 ABC News


利害の交錯:政策の大義と現場の痛み

  • 政府の論理:薬物・偽造品の流入抑止、公平な関税徴収、国内産業の競争条件を整える——こうした公共目的が前面に出る。 U.S. Customs and Border Protection

  • 現場の実相:中小セラーは価格転嫁が難しい。材料・部品の輸入に関税が乗れば、完成品の原価も上がる。買い手は**“想定外の追加請求”**を避けるため、事前課金の明示を求めるようになる。 The Washington Post


SNSの反応——“誰のための公平さか”

 


制度の発表前後から、XやRedditでは賛否が沸騰した。以下は代表的な声だ(要旨)。

  • 「デ・ミニミスは中国優遇の穴じゃない。日常の国際商取引を支えてきた配管だった」(X) X (formerly Twitter)

  • 「米向けの注文の8割が蒸発しかねない。ハンドメイドの輸出はどうしろというのか」(英国の小規模セラー、Reddit) RedditReason.com

  • 「**対米発送が“一時停止”**された。いつ再開するの?」(Etsyコミュニティ) Reddit

  • 「数ヶ月で運用は安定する。まずはHSコードと原産国を正確に。定額の間に体制を整えよう」(セラー助言スレ) Reddit


SNSの空気感を一言でまとめるなら、**“小規模が最も痛むが、価格の正常化は必要だった”**という割れた評価だ。


ショッパー(買い手)が直面すること

  1. 総額の上振れ:商品価格+送料に加え、関税・税の前払いが上乗せ。小口でも定額の負担感が強く、安さ目当ての越境衝動買いは減る。 WIRED

  2. 配送遅延:制度の周知・システム改修の遅れでリードタイムは最大20日まで伸び得る。重要な用途は早めの手配が無難。 ABC News

  3. ギフトの余地:$100以下の贈答品は免税の可能性。ただし、商用転用はNG。 WIRED


セラー(売り手)に必要な“新しい標準装備”

  • HSコードと原産国の厳密化:誤りは課税過大・遅延の原因。各プラットフォームの関税計算ツールや事前徴収機能に合わせて商品登録を更新。 Etsy

  • 価格体系の再設計:関税は商品ごとではなく送達単位で効く。セット化や最小注文額の見直しで、1件当たりの固定費を相殺。

  • 返品ポリシーの刷新:再輸入時の関税や返送料の負担を明記。

  • 物流ルートの多様化:郵便・宅配の複線化、通関前課金に対応した認定ブローカーの活用。 Reuters


プラットフォームの役回り

ShopifyやEtsyは、制度変更へのガイダンス強化と決済画面での関税前払いの標準化を急ぐだろう。ユーザー体験上は、「総額の見える化」が鍵になる。ワシントン・ポストはキャンセルの増加を伝えたが、注文前に最終支払い額が確定できれば離脱は抑制できる。 The Washington Post


それでも“越境”は終わらない

BloombergやReutersは、短期の混乱を認めつつも、システムの追随で物流は収斂すると見る。結局は新コストの最適配置(誰がどれだけ負担するか)の争いだ。サプライヤー値引き、出品手数料調整、まとめ買いインセンティブ、ローカル在庫化——各社の解は分かれる。 ブルームバーグReuters


日本の買い手・売り手への実務メモ

  • 米向け発送:当面は対米郵便の停止・制限に注意。国際宅配(DHL/UPS/FedEx)や転送サービスの通関前課金対応を確認。 Reuters

  • Etsy出品者:商品ページに関税等前払いを明示。米国バイヤー向けに納期の幅を広めに提示。Etsyのセラーハンドブック更新も随時チェック。 Etsy

  • 購買側:必要品は余裕を持って手配。ギフトは**$100以下**なら免税余地。 WIRED


結語——“見えないコスト”が見える世界へ

小口免税という「見えない恩恵」がなくなった今、越境ECは真のトータルコストが可視化される局面に入った。短期は痛みだが、長期は価格の透明性と品質の信頼が市場を育てる。プラットフォーム、物流、セラー、そして買い手——それぞれが新ルールで“誰が何を負担するか”を丁寧にデザインできるかが、次の勝敗を決めるだろう。 The Washington Post


参考記事

Etsy、eBay、Sheinが「デ・ミニミス」関税免除の終了により打撃を受け、最大50%の高額な料金が追加される
出典: https://fortune.com/2025/08/29/etsy-ebay-shein-de-minimis-tariff-exemption-ends-adding-charges/

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